鷹宮紫織を気の毒に思う「ガラスの仮面」

読者からはものすごく嫌われている鷹宮紫織ですが、マヤに嫌がらせをするようになってからは更に拍車がかかったように思います。

でもね、最初からきちんと冷静になって考えてみれば紫織さんって被害者なんですよね、速水家からもちかけられたお見合い話しに鷹宮家が承諾して２人は出会ったわけですから。
お見合いするという事は、もちろん結婚前提という事なので本気だったわけです。
一見冷たく見える速水真澄という男性に実は心優しいという部分も見抜いていて、紫織さんはますます速水さんにのめり込んでいくわけですが・・・

マヤに嫌がらせをするようになったのは、婚約までしている相手にはもうずっと前から好きな女性がいたという事を知ったからです、その女性が北島マヤなのですが。

紫のバラの人が自分の婚約者（速水真澄）なのでは❓と気づく紫織さん🔽

でも自分が鷹宮紫織の立場になって考えてみれば、屈辱的だなって私は思うんですよ、お見合い相手に好きな女性がいて、何年も前からあしながおじさんとなって高校に進学させたり、金銭的な援助もしてサポートしてきた。
気持ちここにあらずの男性と自分が結婚するの❓って不安になると思うし、紫織さんのつらい気持ちもよく分かるんですよね。

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「ガラスの仮面」の読者でやたら鷹宮紫織を毛嫌いしている人は、もし自分が紫織さんの立場だったら平静でいられるの❓って思うのですが、私だったら耐えられないなって思う。
紫織さんは男性とお付き合いした事がない箱入り娘で、速水真澄の上辺だけの優しさに夢中になってしまったわけです。

そう、一番悪いのは速水真澄なんです、散々その気にさせておいて、ずっと嫌われていると思っていたマヤと実は両思いだったと知ると

「僕との結婚を考え直してくれませんか❓紫織さん」

と婚約解消宣言❌

私もマヤと速水さんが一緒になってほしいと思っているから、これで構わないと思っているのですが、紫織さんからしたらたまったもんじゃないわけですよ。
そちらからお見合い話しもってきてその気にさせて、一体私は何だったの❓ってなりますよね。
紫織さんはショックのあまり自殺未遂をおこします

意識を取り戻した紫織さんは、自分が誰なのかも分からないくらいに精神を病んでしまいます。