御霊祭5月18日~神輿や牛車などの厳かなる巡行


沖縄の方では入梅の知らせも聞かれる最近。
今日の京都はうっすらとした曇り空です。

 
今回は次の日曜日に行われる祭のご紹介です。

和音の真東、『上御霊前(かみごりょうまえ)神社』
で行われる『御霊祭(ごりょうまつり)』が来る5月18日に行われます。

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当神社の歴史を少し紐解いてみますと。。。
神社の記述によると、その起源は延暦13年5月。
西暦にすると794年、正に新たな時代の始まった年に
その歴史はスタートしました。

 
桓武天皇が平安遷都にあたり、平安京の守り神として
崇道天皇の御神霊を祀られたのが当神社の起こりです。

当時の世の中は天変地異や疫病の流行が相次ぎ、
その原因が、高貴な人々の祟りにある
と言われたそうです。

 
そして、その災いをなくし鎮めるために
高貴な人々の御霊を丁重に祀る、
という『御霊信仰』が生まれました。

 
その『御霊信仰』のお祭りを『御霊会』といいます。
京都を始め、各地で多くの『御霊会』が行われますが、
西暦863年に始まった当神社の祭礼はその発祥だそうです。

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上記の記述のとおり、悪疫退散などを祈願する『御霊祭』。
社中での行事に始まり、やがて様々な衣装をまとった
人々や御所車(牛車)、神輿が市中を練り歩きます。

140514御霊祭

 
当日周辺では屋台の店も出るようです。

宿からは蘆山寺通り、そして上御霊前通りでずっと東へ。
烏丸通を越えた先にその舞台となる
『上御霊神社』がございます。

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