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【サツキの花言葉】意味や由来は?いつの誕生花?

2023/5/17

私たちの最も身近にある花といえば、サツキ。道路脇にきれいに咲いた花が、私たちの生活に彩りを添えてくれています。そんなサツキの花言葉や意味を知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、サツキの花言葉の意味や由来、誕生花についてご紹介します。

サツキの花言葉

サツキ ピンク

Photo by houroumonoさん@GreenSnap

サツキの花言葉は「節約」「幸福」「節制」「貞淑」「協力を得られる」です。

サツキは、岩肌や渓流の傍らなど過酷な環境でも力強く育つことから、「節約」「節制」「貞淑」という花言葉がつけられました。「幸福」「協力を得られる」は、渓流に流されないよう岩や地面の土が支えてくれることに由来しているといわれています。

ちなみに、海外では「陽気」「情熱」「礼儀正しさ」という花言葉がつけられています。

「陽気」は、ピンクのサツキが明るくて美しい女性に見えたことが由来です。「情熱」は、赤いサツキの美しい姿からつけられています。欧米では美しい異性に愛を感じたら、赤いサツキを贈る風習があるようです。「礼儀正しさ」は、白いサツキが誠実でていねいな対応をする人のようにみえたことからつけられたといわれています。

サツキとはどんな花?

サツキ 白と紫

Photo by のっちさん@GreenSnap

サツキは、ツツジ科・ツツジ属に属する植物で、日本固有の花木。日本の関東から九州の屋久島まで広い範囲に分布しており、屋久島では多数の自生のサツキを見ることができます。じつは、サツキには1500種以上の品種があり、自然に自生しているものは絶滅の危機に瀕しています。園芸用の乱獲やダムの建設が原因で自然に自生しているサツキはどんどん数が減ってきています。

また、ツツジとサツキはよく似ており、間違えてしまうことも多い植物です。ただ、大きな違いとして、開花時期に違いがあり、サツキは、ツツジの開花に比べると1ヶ月ほど遅い5月下旬〜6月上旬に開花します。ツツジに比べると、全体的に小さく、花や葉も小さいことから盆栽などで古くから親しまれており、「花物盆栽の王様」と呼ばれています。

ツツジ同様、交通量の多い道路沿いにも植えられていることが多いため、誰もが1度は目にしたことがあるお花ですよね。赤やピンク、白のイメージが強いですが、黄色や緑などの色もあります。道路脇の過酷な環境でも育つサツキは、地植えや盆栽、ガーデニングが初めての方でも挑戦しやすいですよ。

 

サツキの名前の由来

サツキは、和名で「ツツジサツキ」「トケンカ」「映山紅(エイサンコウ)」と呼ばれています。

サツキは、5〜6月頃に咲くため、旧暦の5月 (皐月)から由来して「ツツジサツキ」と呼ばれており、ツツジを省略してサツキと呼ばれるようになりました。

また、和名の「トケンカ(杜鵑花)」は、サツキが咲くころに、ホトトギス(杜鵑)が鳴くのが由来です。トケンというのは、托卵をする鳥のことで、カッコウやホトトギスなどをトケン類と呼びます。

映山紅とは、真っ赤なサツキが山に自生している姿が映えるという意味から名付けられたといわれています。

サツキは何月何日の誕生花?

サツキの誕生花は、5月19日です。

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のこと。諸説ありますが、誕生花は、ギリシャ神話や各地の伝説、花の咲く時期によって決められたといわれています。ですが、正式な誕生花の日にちは決まっていないため、本やサイトによって誕生花が違うことがあります。

サツキの花言葉を楽しもう♪

サツキ 盆栽

Photo by プリンさん@GreenSnap

サツキの花言葉には、ポジティブなものが多くステキな花言葉のため、園芸やガーデニングにおすすめですよ。また、フリルのような花がきれいで、甘い香りがするサツキは鉢植えや地植え以外に盆栽などでも楽しめるので、ぜひ、この機会にチャレンジしてみてくださいね。