ウチワサボテンの種類図鑑|トゲなしや食用の品種もある?
2023/3/1
ウチワサボテンは、うちわのような平べったい楕円形の葉がかわいいサボテン。そんなウチワサボテンは、じつは、トゲがないものや食用として利用されるものまで数多くの種類があるんです。
そこで今回は、ウチワサボテンの種類について、人気品種から食用にもなる品種まで詳しくご紹介します。
ウチワサボテンはどんな植物?
ウチワサボテンはサボテンの一種で、アメリカ、タイ、イスラエルなどが原産です。
丸くて平べったい葉がうちわに似ていることから、名付けられました。
ウチワサボテンは生命力が強く耐寒性にも優れているため、とても育てやすい植物なんです。そのため植物を育てたことのない方でも簡単に育てられ、特に小型のウチワサボテンは、ウサギの耳のように見えるかわいらしい見た目からインテリアとしても人気が高いですよ。
ちなみにウチワサボテンは、黄色、オレンジ、ピンクなど色鮮やかできれいな花を咲かせます。
ウチワサボテンにはどんな種類がある?
ウチワサボテンは、サボテン科オプンティア属に属しており、オプンティア属は約300種類あるといわれています。小型でかわいらしいものから、トゲなしのもの、食用にされる大型のものまで数多くの種類があるんです。
ちなみに海外ではウチワサボテンの実や茎は、食用としても利用されています。茎は栄養価が高く、野菜のように調理され、実は皮を剥いてフルーツのように食べられているそうですよ。
ここからは、ウチワサボテンについて種類ごとに詳しく紹介します。ウチワサボテンの特徴は種類によって変わるので、ぜひともお気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
ウチワサボテンの種類
金烏帽子(キンエボシ)
金烏帽子は、ウチワサボテンの中でも最もポピュラーな種類です。約10cmの小型サイズで、黄色いふわふわとした柔らかいトゲが特徴。ウサギの耳のように見える愛くるしい姿から、英語では「ラビットイヤー」とも呼ばれます。
墨烏帽子(スミエボシ)
Photo by NEO GREENさん@GreenSnap
墨烏帽子は、万歳しているような姿がおもしろい種類のウチワサボテンです。とても薄い細長い葉が特徴で、トゲが少なく安全に育てられるため、お子さんがいる方でも安心ですよ。
白桃扇(バニーカクタス)
白桃扇は、ふわふわとした白いトゲとウサギの耳に見える姿がキュートなウチワサボテン。比較的成長が早く、日当たりのいい場所で育てると次々にウサギの耳に似た葉を増やしていきますよ。大きさは15cm位ですが、60cmまで成長することもあり、春には黄色い花を咲かせます。
大丸盆(オプンティア・ロブスタ)
大丸盆は、名前の通り大きくてまん丸の葉が特徴的な大型のウチワサボテンです。小判のような葉は厚みがあり、大きさは1mから3mまで成長します。茎全体がやや青みがかったシルバーグリーンで、落ち着いたおしゃれな雰囲気ですよ。
仙人サボテン(センニンサボテン)
仙人サボテンは、とても繁殖力が強いことで有名なウチワサボテンです。世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれているため、枯れても外に捨てないように注意してくださいね。
姫ウチワ
姫ウチワは、平べったい葉を枝分かれするように生えて成長していくウチワサボテンです。葉っぱが小さくトゲも少ないため、インテリアとして人気がありますが、成長が早く環境が良ければ1年で1mも成長することも。
バーバンクウチワ
バーバンクウチワは、とても大きくなる種類のサボテンで、食用としても利用されているウチワサボテンです。トゲが少なくスタイリッシュで存在感があるため、インテリアとして飾ればおしゃれな雰囲気が演出できますよ。
ウチワサボテンの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ウチワサボテンは、ユニークでかわいらしい姿が特徴で、その見た目からインテリアとしても人気です。種類によって大きさや見た目の雰囲気も違い、食用やトゲがない安全な種類のウチワサボテンもありますよ。
GreenSnapSTOREでは、さまざまな種類のウチワサボテンを取りそろえています。
初めての方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。