【ユリの花言葉】怖い意味もある?贈り物に避けるべき色とは?
2023/4/7
ユリの花言葉
Photo by クロクマさん@GreenSnapユリの花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」です。ユリは古くからキリスト教において「聖母マリアの象徴」として大切に扱われてきました。中でも白ユリは「マドンナ・リリー」と呼ばれ、聖母マリアの「純潔」の象徴とされています。ギリシャ神話では、ゼウスの妻であるヘラの乳が地上に落ちたことでユリが咲いたともいわれています。
ユリの花言葉には怖い意味もある?
ユリに共通する花言葉に怖い意味はありません。しかし、黒い花をつける黒百合には「復讐」「呪い」といった怖い花言葉がついています。
これらは遡ること戦国時代がルーツとされています。昔、佐々成政という一人の武将がいました。彼の側室であった早百合は、お腹に新しい命を宿すものの、浮気相手の子といった噂が流れてしまいます。 噂を信じ込んだ成政は怒り狂い、早百合を殺害します。このとき、早百合は「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」と呪いの言葉を残しました。このような逸話から、黒百合には怖い花言葉がつきました。
ユリの色別の花言葉
ユリは花のいろごとに花言葉がついています。ここでは5色の花言葉をご紹介します。白いユリ
白いユリの花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」のほか、「無邪気」「高貴」「自尊心」「栄華」です。先述したように、白ユリは聖母マリアの象徴であることが花言葉の由来とされています。オレンジのユリ
オレンジのユリの花言葉は「華麗」「愉快」です。由来について詳しい記載はありませんが、オレンジ色から華麗さやポップな印象を受けたことからつけられたのかも知れませんね。黄色のユリ
黄色のユリの花言葉は「陽気」です。こちらも詳しい記載はありませんが、黄色といったビタミンカラーから、陽気さを連想してつけられたのかも知れませんね。ピンクのユリ
ピンクのユリの花言葉は「虚栄心」です。由来について詳しい記載はないものの、エレガントなユリの様子とピンクの華やかさから、高嶺の花ともてはやされ、見栄っ張りな性格になってしまった女性を連想したのかも知れませんね。黒いユリ
黒いユリの花言葉は「復讐」「呪い」です。これらは江戸時代の武将とその側室の間で起きた悲劇が由来です。ユリとはどんな花?
Photo by サファイヤさん@GreenSnapユリはユリ科ユリ属に属する多年草の植物です。草丈は30~100cmほどに成長し、3~6月に開花します。
ユリの自生種は非常に多く、現在でも100種類ほど世界に自生するとされています。日本ではその中でも15品種が自生すると言われ、各地でさまざまなユリを楽しめます。
園芸品種も多く、野生種にはない美しさやエレガントさをもっています。交配によって生まれた品種を大きく分類すると、「オリエンタル系」と「スカシユリ系」の2つあります。
ユリはお祝いのプレゼントにおすすめ
麗しい花の特徴やそのみずみずしさから、ユリはお祝いのプレゼントにもぴったりです。ここではプレゼントに特におすすめのお祝いシーンを2つご紹介します。母の日
キリスト教では聖母マリアを象徴とした花であることから、母性や威厳などを連想させる母の日のプレゼントにぴったりです。 なお、母親の性格をイメージしながら花の色を選ぶことで、母親にマッチした素敵な贈り物になるでしょう。誕生日
ユリは誕生日プレゼントにもぴったりです。ユリに共通する誕生花は7月22日なので、7月生まれの方に贈るプレゼントに選んでも良いでしょう。
なお、ヤマユリであれば8月11日、12月31日はカサブランカの誕生花なので、ユリの品種にこだわるのもおすすめですよ。
ユリの花言葉を贈ろう♪
ユリは古くからキリスト教において「聖母マリアの象徴」として大切に扱われてきました。そのため、聖母マリアを連想させる花言葉が多くついており、母の日や母性にあふれる友人へのプレゼントに合わせやすい植物です。
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