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ラベンダーは植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/4/5

ラベンダーは、シソ科の多年草で、初夏から夏にかけて紫色の花を咲かせます。芳香性があり、ガーデニングや香りを楽しむハーブとして人気があります。しかし、そんなラベンダーですが「植えてはいけない」と言われることもあります。

今回は、ラベンダーを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。

ラベンダーを植えてはいけないといわれる理由は?

ラベンダー

Photo by みらのさん@GreenSnap

1. 大きくなりすぎる

ラベンダーは品種によっては、高さ・横幅ともに80〜100cm以上にまで成長します。せまい庭や通路近くに植えると、ほかの植物の日光を遮ったり、通行の邪魔になったりする場合があるため、植える場所には注意しましょう。

2. 木質化する

ラベンダーは低木に分類される植物で、年数が経つと株元から茎が固くなり、木質化が進みます。木質化した部分は元に戻らないため、柔らかな茎を維持するには挿し木で増やすか、新しい苗を植えて新しい株を育てる必要があります。

3. ほかの植物の成長を阻害する

ラベンダーの根は成長阻害物質を出すといわれており、ほかの植物との混植には向きません。とくに野菜の生育を阻害するとされ、近くに植えないようにしましょう。

また、寄植えをする場合は、この特性や生育環境を理解した上で、慎重に選ぶ必要があります。

ラベンダーの繁殖を抑えながら育てる方法

植える場所に注意する

ラベンダーを上手に育てるには、植える場所が重要です。基本的に高温多湿に弱いため、水はけのよい土壌を選び、乾燥気味に育てます。また、株が大きくなることを想定して、ほかの植物の邪魔にならないよう十分なスペースを確保してください。

ラベンダーには大きく分けて6つの系統があり、品種によって耐寒性や耐暑性、草丈、香りに違いがあります。購入したラベンダーの性質をまずは調べておきましょう。

定期的に剪定をする

ラベンダーを美しく保ち、木質化を遅らせるには、定期的な剪定が欠かせません。ラベンダーの剪定は、開花後の5〜7月に花穂を刈り取ります。2〜3年経った株は品種に応じて9〜10月、または2〜3月にも強剪定を行います。

剪定をすることで、風通しがよくなり、病害虫の予防にもつながります。

ラベンダーの性質を知って栽培を楽しもう!

ラベンダーはその心地よい香りと美しい花が人気のハーブですが、放っておくと大きくなりすぎたり、ほかの植物の成長を妨げる場合があります。今回紹介したポイントを抑えて、ラベンダーの魅力を存分に楽しみましょう。