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【アザレアの育て方】剪定のやり方や咲かせるコツを紹介

2023/12/15

アザレアの基本情報

科・属 ツツジ科ツツジ属
分類 常緑性低木
植え替え時期 5〜6月
開花時期 4〜5月
剪定時期 5〜6月
置き場所 日当たりのよい場所
肥料 元肥:不要/追肥:必要

アザレアとは

アザレアPhoto by らりるん♪さん@GreenSnap

アザレアとは、ツツジ科ツツジ属の常緑性低木で、日本や中国が原産のツツジをヨーロッパで鉢物として品種改良されたツツジの総称です。別名オランダツツジや西洋ツツジと呼ばれ、開花時期は4〜5月で、花は大輪の八重咲きや一重咲きがあります。花色もピンクや赤、白、オレンジ、複色など豊富にそろっています。

アザレアは、もともと日本にも自生するツツジが改良されたもののため、育てやすいですが、ツツジと比べて寒さには弱いです。

アザレアの育て方

日当たり

アザレアは、耐寒性が弱く、基本的に鉢植えで育てます。春〜秋の間は、戸外の日当たりと風通しのよい場所に置きます。ただし、真夏の直射日光は避け半日陰に置き、冬は強い寒さには当たらないように管理します。

早く開花させたい場合には、12月上旬頃まで霜のつかない軒下などの戸外において、寒さを感じさせてから室内の日当たりのよい場所に移すとよいです。

植え付け

アザレアは鉢植えで育てる花木のため、基本的に植え付けはしません。

用土

アザレアは、水はけのよい酸性の土を好みます。鹿沼土小粒7:ピートモス3の配合土がおすすめですが、市販の庭木専用培養土でも問題なく育ちます。

肥料

花後に、固形の油カスなど緩効性肥料をお礼肥として与えます。また、9月頃にリン酸が多めの緩効性化成肥料を与えることで、花つきをよくします。

水やり

用土の水はけがよく乾燥しやすいので、基本的に毎日水やりをします。とくに夏は朝夕の2回水をやります。一方で、冬は土の表面が乾いたら水やりを行います。

切り戻し・剪定

アザレアの剪定は、5〜6月頃が適期で、開花後のなるべく早い時期に行います。7月頃から花芽をつけ始めるので、剪定が遅れると花芽を落としてしまい、翌年の花が咲かなくなってしまいます。

剪定のやり方は、長く伸びた枝を1/3ほど切り戻し、丸い樹形になるように全体をそろえます。また、細い枝や余分な枝は付け根から切り落とします。

夏越し・冬越し

アザレアは耐暑性があるので、夏は直射日光の当たらない半日陰に移して管理します。

一方で耐寒性は弱いため、冬は室内の日当たりのよい場所で育てましょう。暖房の風が直接当たると、花や株が痛むので当たらない場所に置いてください。

病気・害虫

病気は、褐斑病や疫病などに注意します。褐斑病は葉に褐色の斑点ができる病気で、疫病は葉が黒くなって枯れ落ちる病気です。どちらもカビによって引き起こされるため、日当たりと風通しをよくして予防しましょう。

害虫は、ハダニやグンバイムシ、ベニモンアオリンガの幼虫に注意します。見つけ次第、取り除くようにしましょう。

植え替え

アザレアの植え替えは、花後の5〜6月が適期で2年に1度行います。また、購入したアザレアは鉢いっぱいに根を張っており、用土もとても乾燥しやすいものが使われていることが多いため、植え替えましょう。

よくある質問

アザレアの寿命はどのくらい?

アザレアは4〜5月頃に花を咲かせ、その花もちはだいたい5〜7日ほどです。花がらは早めに摘み取りましょう。

またアザレアの樹齢については、世界一長寿と言われる樹齢約100年のアザレアが群馬県の植物園にあり、ツツジ科の植物のため環境が整えば数百年以上生きていけるのかもしれません。

アザレアの育て方まとめ

アザレアは、鮮やかな花をたくさん咲かせてくれるヨーロッパで品種改良され逆輸入されたツツジ科の植物です。温室栽培されたものであれば冬にも花を楽しむことができますよ。

今記事を参考にぜひアザレアを育ててみてくださいね。