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【ブロッコリーの育て方・基本情報】

2023/6/18

ブロッコリーの栽培情報

科・属 アブラナ科アブラナ属
タイプ 一年草
植える時期 種まき:2月(春まき)、6月~7月(夏まき)苗植え:3月(春まき)、8月~9月(夏まき)
栽培場所 日当たりと風通しのよい場所、やや酸性の土を好む
水やり 土が乾いたらたっぷりと
肥料 定植時に元肥、苗が根付いた頃と花蕾が見え始めた頃に追肥。
収穫時期 5月(春まき)、10月~翌2月(夏まき、品種による)

ブロッコリーとは

ブロッコリーPhoto by ミントとアンナさん@GreenSnap

ブロッコリーは、栄養豊富な緑黄色野菜で、ゆでるだけで手軽に食べることができ、食卓やお弁当の彩りにも欠かせない野菜です。

ブロッコリーは、スーパーなどでよく見かける大きなブロッコリーを収穫したあとも、わき芽を育てて小さなブロッコリーを収穫できます。基本的に、畑に植えて育てますが、大きなプランターで栽培することもできます。

ブロッコリーの育て方

ブロッコリーの育て方のポイントは、水やりです。加湿に弱いので、乾燥気味に育てましょう

1. 苗を植え付ける1週間前までに元肥を混ぜて土を耕し、畝を作る。

2. 春まきは3月、夏まきは8月~9月に苗を植え付け、たっぷりと水をやる。

3. 植え付け後、すぐに防虫網トンネルを設置する

4. 苗が根付いて新しい葉が出てきたら一回目の追肥し、花蕾が見え始めたら2回目の追肥を行う。

5. 花蕾が直径15cmほどに成長したら収穫する。

ブロッコリーのプランターでの育て方

ブロッコリーをプランターで育てるには、深さ・直径ともに30cm以上あるプランターを用意してください。こんもりと広がって育つ野菜なので、1つのプランターには1株だけ植えましょう。

土は市販の野菜の培養土を使うと簡単です。苗を植え付ける時期や方法、基本的な育て方は地植えと同じです。プランター栽培は地植えと比較して、土が乾燥しやすいです。水切れに注意し、土の表面が乾いたら、涼しい時間に鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりしてください。

コンクリートの上やベランダなど、土が乾きやすく、プランターが高温になりやすい環境では、人工芝を敷いた上にすのこを置き、その上にプランターを置くとよいでしょう。

ブロッコリーの育て方についてよくある質問

ブロッコリーを種まきから栽培するのはむずかしい?

春まきで種から育てる場合は、保温が必要なので家庭での栽培はむずかしいかもしれません。夏まきであれば保温が必要ないので、初心者の方でもチャレンジしやすいですよ。ブロッコリーの発芽適温は20~25℃。地域にもよりますが、6~7月に種まきすれば、保温せずに栽培できます。

苗づくりは3号の育苗ポットを使い、1つのポットに3~4粒ずつ種をまきます。発芽して葉と葉が触れ合うようになったら間引き、大きく丈夫な苗を残してください。本葉が5~6枚になったら畑やプランターに植え付けましょう。

ブロッコリーの株間はどれくらい必要ですか?

ブロッコリーはこんもりと横に広がって育つので、40~45cmくらいの株間が必要です。ブロッコリーは日当たりと風通しのよい場所で大きく育ちます。密集させると株間の日当たりや風通しが悪くなり、うまく育たないだけでなく、病虫害の原因にもなってしまいます。

ブロッコリーの収穫タイミングを見極める方法は?

ブロッコリーの収穫時期は、春まきで5月頃、夏まきは品種によりますが、10月~翌2月頃です。

花蕾が直径15cmほどに成長し、形が整ったら収穫のタイミング。花が咲くと味が落ちるので、つぼみが固くしまっているうちに収穫しましょう。収穫には、包丁を使い、茎を地面から10cmくらい残して収穫します。このとき、切り口を斜めにするのがコツ。切り口が乾きやすく、病害を防げます。

収穫後に、追肥をしてさらに育てると、わき芽から育つ小さなブロッコリー「側花蕾」も収穫できます。側花蕾は、直径3~5cm程度になったら収穫のタイミングです。

ブロッコリーの栽培適温は15~20℃。この気温が続くうちはどんどん側花蕾が育ち、小さなブロッコリーを収穫できますよ。肥料不足にならないよう、2週間~1か月に1回程度、有機肥料を追肥しましょう。

ブロッコリーを自宅で栽培してみよう!

ブロッコリーPhoto by じゅん坊さん@GreenSnap

ブロッコリーはやせた土地でもよく育ち、丈夫で育てやすい野菜です。家庭菜園を始めたばかりの筆者の家の庭でも、たくましく育ってくれていますが、欠点はアオムシがつきやすいこと。苗を植えたらすぐに防虫網を設置してくださいね。

大きなブロッコリーもおいしいですが、小さな側花蕾もおいしくて使い勝手抜群です。メイン料理の付け合わせや、お弁当のちょっとした隙間にも、手軽に使いやすいですよ。ぜひ自宅でブロッコリーを育てて、収穫したての味を楽しんでくださいね。