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【エリカの花言葉】裏切りなどの怖い意味がある?色別の意味は?

2023/12/8

エリカは、スズランに似た小さなベル状の可愛らしい花を、木を覆い尽くすようにして咲かせる美しい低木です。ヨーロッパでは荒れた荒野に咲く強い花として有名で、様々な文学作品にも登場します。

多様な品種があり、花色や花姿もたくさんのエリカには、どんな花言葉があるのでしょうか。今回は、エリカの花言葉についてご紹介します。

エリカの花言葉

Photo by ぴのこさん@GreenSnap

エリカには、「孤独」「寂しさ」「博愛」という花言葉がつけられています。エリカはヨーロッパ、北アフリカ、南アフリカなどさまざまな土地に自生しており、イギリスでは「ヒース」、ドイツでは「ハイデ」と呼ばれています。

どちらも日本語で「荒野」という意味を持ち、エリカが荒野でも強く咲く花であることが伺えます。 ヨーロッパ文学では、度々エリカが作中に登場し、代表的なものに、エミリー・ブロンデの「嵐が丘」があります。

嵐が丘の舞台は、ヒース(エリカ)が咲き乱れるイングランドの荒野、天涯孤独の主人公の名前にもヒース(エリカ)という言葉が使われています。また、シェイクスピアの戯曲「マクベス」にもエリカが咲き乱れる荒野のシーンが登場します。

美しい花を持ちながらも、荒れた荒野に咲き乱れるエリカのイメージから、「孤独」「寂しい」という花言葉がつけられたと考えられます。

また、「博愛」という花言葉は、少し寂しい花言葉とは一転して、荒野に美しく咲き乱れる姿が人々を癒すことからつけられたとされています。

エリカの花言葉には怖い意味がある?

エリカ全体の花言葉には怖い意味はありませんが、品種によってはあまりよくない意味を持つものもあります。日本で一番ポピュラーな品種のジャノメエリカには「裏切り」という花言葉がつけられているため、注意が必要です。

エリカの種類別の花言葉

エリカには多種多様な種類と花色があり、それぞれに花言葉を持っています。

エリカ・クリスマスパレード

エリカ・クリスマスパレードは、長い筒状の赤桃色の花を咲かせる品種です。その名前の通り、クリスマスに花を咲かせますが、花期が長く春遅くまで咲き続けます。寒さには弱いため、注意が必要です。

エリカ・クリスマスパレードの花言葉は、「博愛」「心地良い」「謙遜」です。

クリスマスエリカ

クリスマスエリカは、クリスマス前に開花するよう管理された山梨県のブランドフラワーです。雪が積もったクリスマスツリーのように花を咲かせることから、昨今人気の品種です。

クリスマスエリカの花言葉は、「幸せな愛」「幸福」です。クリスマスにぴったりの花言葉ですね。

エリカ・メランセラ

エリカ・メランセラは、エリカの中でも特に耐寒性が強く育てやすいのが特徴の園芸品種です。高温多湿に強いため、様々な場所に活用できます。

エリカ・メランセラの花言葉は、「前向きな恋」「博愛」です。

ホワイトデライト

エリカ・ホワイトデライトは、まっすぐ伸びる品種のエリカで、細長いベルのような白い花をたくさんつけるのが特徴です。花が満開になると、ほんのりとしたピンク色に変わるのが特徴です。育てやすく、寄せ植えにぴったりの品種です。

エリカ・ホワイトデライトの花言葉は、「幸運」「博愛」です。

エリカの色別の花言葉

白いエリカの花言葉

白い花を咲かせるエリカは、「幸福な愛」という花言葉を持ちます。白いエリカには、スズランエリカや、ホワイトデライト、クリスマスエリカなどがあります。

紫のエリカの花言葉

紫の花を咲かせるエリカは、「閑静」「静寂」という花言葉を持ちます。シックな花色の紫色のエリカは、上品なイメージがありますね。

エリカはどんな花?

エリカは、ツツジ科エリカ属の花です。南アメリカやヨーロッパを中心に自生し、荒れた土地でも美しい花を咲かせます。

ヨーロッパでは、燃料やホウキ、屋根の材料、飼料やハーブとしても古くから利用されている植物です。

エリカの花言葉を知って楽しもう♪

少し切ない花言葉を持つエリカですが、荒地にも強く咲き誇るとても美しい花です。贈り物やプレゼントとして贈るには花言葉に注意が必要ですが、様々な園芸品種が出ているため、庭木や寄せ植えとしてぜひ楽しんでくださいね。

海外文学にもよく登場する花ですので、エリカの花言葉と共に作品を読んでみるのも素敵です。