【スグリの花言葉】特徴や由来は？怖い意味はある？

かわいらしい小さな実をたくさんつけるスグリの実は、食べると強い酸味が楽しめます。スグリの実の収穫には、枝にあるトゲで怪我をしないように注意が必要です。このような特徴から、スグリには相反するような花言葉がついています。

今回は、そんなスグリの花言葉にあわせて、その由来やスグリの特徴についてご紹介します。

スグリの花言葉

Photo by たなかさん@GreenSnap

スグリの花言葉は「私はあなたを喜ばせる」「あなたの不機嫌が私を苦しめる」です。

「私はあなたを喜ばせる」は酸味の強い果実をつけることにちなんでいます。なお、海外では「感謝の気持ち」といった花言葉がついています。これは聖ヨハネの頃に食べ頃を迎えることが由来といわれています。

スグリに怖い花言葉はある？

スグリには「あなたの不機嫌が私を苦しめる」「あなたに嫌われたらわたしは死にます」といった怖い花言葉がついています。これらはすべてスグリの特徴にちなんでいます。

スグリの枝には無数のトゲがあり、実を収穫するときにそのトゲが刺さってケガをする人がたくさんいます。まるで実を取って欲しくないように感じられることから、このような花言葉がついたといわれています。 ポジティブな花言葉がある一方で、とてもネガティブな花言葉ももちあわせるスグリは、鉢花などでプレゼントするのではなく、実を収穫してから贈るのがおすすめです。

スグリの名前の由来

スグリの属名の学名である「Ribes（リベス）」は、アラビア語で酸味を表す「ribas」やデンマーク語の「ribs」などいくつかの説があるといわれています。また和名では「酸塊」と書き、実がとても酸っぱいことに由来しています。

スグリとはどんな花？

Photo by 無花果さん@GreenSnap

スグリはスグリ科スグリ属に属する落葉性果樹の植物です。樹高は0.4～1.5mほどに成長し、たくさんの実をつけるといった特徴があります。5～6月を中心にちいさな花を咲かせますが、その姿はとても控えめです。よく観察すると見つけられる程度なので、見つけたときはつい微笑んでしまいますね。スグリの実は、食用としても楽しめることから、アイスクリームやパンケーキなどのスイーツに用いられています。

スグリの花言葉を贈ろう♪

スグリには、ネガティブな花言葉もありますが、これはスグリの特徴にちなんでいるため、自宅に植えるときはそこまで深く気にする必要はないでしょう。

とはいえ、スグリの実を収穫するときは枝のトゲに刺さる恐れがあるので、収穫するときは、長袖を着用するなどするとよいでしょう。