「曲をパクって売れた」 ドリカム中村が告白 相手の愛情溢れる言葉に涙 By - grape編集部 公開:2016-02-19 更新:2018-05-22 DREAMS COME TRUE動画 Share Post LINE はてな コメント 出典:(C)ORICON NewS inc. 人気バンド「DREAMS COME TRUE(以下ドリカム)」28年間の活動を経てなお、色あせることの無いその音楽性。日本人ならほとんどの方がご存知だと思います。 そんなJ-POPの重鎮であるドリカムのメンバー中村正人さんが、音楽ナタリーのインタビューの中で、衝撃的な告白をしました。その告白とは、 私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます 音楽ナタリー ーより引用 堂々とパクリ宣言!まさかあのドリカムが曲をパクっていたとは…とても信じられない事実です。 パクられた相手とは そのパクった相手とは「Earth,Wind&Fire(以下EWF)」J-POPにも多大なる影響を与えた、伝説的なファンクミュージックバンドです。 2016年2月3日にボーカルである「モーリス・ホワイト」さんが亡くなったことが、世界中で大きな話題となりました。 出典:YouTube モーリスさんが作る曲が大好きだった中村さんは、EWFの曲のテイストをふんだんに取り入れ、自分の音楽としていきました。 初めてアースを聞いた時のことはもう一万回以上言ってるけど、本当に雷に打たれたようだった。風邪の熱にうなされながらベッドの中で聞いたアースの音は、僕の人生を変えてしまったと言っても過言ではない。 ドリブログ ーより引用 特に顕著なのが「決戦は金曜日」 聴き比べてみると、EWFの名曲「Let’s Groove」とかなり似ているのがわかります。 神に許してもらったかのように 人気が出て、大尊敬するモーリスさんと仕事をする機会に恵まれた中村さん。そのとき、モーリスさんに曲をパクったことを打ち明けました。 ミュージシャンにとって、曲は自分の子供のようなもの。怒り出すかと思いきや、モーリスさんはこう言いました。 それでいいんだ。 私もジョン・コルトレーンやFunkadelicやKool&the Gangからいろいろ盗んでる。そこにオリジナリティを足して次の世代に受け渡すのがお前たちの仕事だ。 音楽ナタリー ーより引用 かっこよすぎます! この言葉を受けた中村さん。大号泣してしまったそうです。 やっと父に許された息子のように、やっと神に許してもらったかのように、ロサンゼルスのスタジオで大泣きしちゃって 音楽ナタリー ーより引用 自らも様々なアーティストから影響を受けていること。ミュージックテイストを継承していくことの大切さ。このエピソードから、モーリスさんの大きな器と音楽への深い愛情を感じますね。 出典:(C)ORICON NewS inc. モーリスさんからお墨付きをもらった中村さんは、その時から曲をパクることはしなくなったそうです。 パクっていいぞってお墨付きが出た瞬間、ここからはオリジナリティを積み重ねないといけないんだって思い始めちゃったんだよね 音楽ナタリー ーより引用 これからも日本のミュージックシーンをリードしつづけるドリカム。多大な影響を与えたEWF。音楽の歴史を紐解くように、改めて聴き比べてみてはいかがでしょうか。 中村さんのインタビュー内容全文は、音楽ナタリーさんに掲載されています。興味のある方は、こちらからご確認ください。 中村正人×大森靖子「私とドリカム2」対談 – 音楽ナタリー Power Push 出典 Earth, Wind & Fire - September/Amazon/ドリブログ/Earth, Wind & Fire - Let's Groove/(C)ORICON NewS inc. Share Post LINE はてな コメント
人気バンド「DREAMS COME TRUE(以下ドリカム)」28年間の活動を経てなお、色あせることの無いその音楽性。日本人ならほとんどの方がご存知だと思います。
そんなJ-POPの重鎮であるドリカムのメンバー中村正人さんが、音楽ナタリーのインタビューの中で、衝撃的な告白をしました。その告白とは、
堂々とパクリ宣言!まさかあのドリカムが曲をパクっていたとは…とても信じられない事実です。
パクられた相手とは
そのパクった相手とは「Earth,Wind&Fire(以下EWF)」J-POPにも多大なる影響を与えた、伝説的なファンクミュージックバンドです。
2016年2月3日にボーカルである「モーリス・ホワイト」さんが亡くなったことが、世界中で大きな話題となりました。
出典:YouTube
モーリスさんが作る曲が大好きだった中村さんは、EWFの曲のテイストをふんだんに取り入れ、自分の音楽としていきました。
特に顕著なのが「決戦は金曜日」
聴き比べてみると、EWFの名曲「Let’s Groove」とかなり似ているのがわかります。
神に許してもらったかのように
人気が出て、大尊敬するモーリスさんと仕事をする機会に恵まれた中村さん。そのとき、モーリスさんに曲をパクったことを打ち明けました。
ミュージシャンにとって、曲は自分の子供のようなもの。怒り出すかと思いきや、モーリスさんはこう言いました。
かっこよすぎます!
この言葉を受けた中村さん。大号泣してしまったそうです。
自らも様々なアーティストから影響を受けていること。ミュージックテイストを継承していくことの大切さ。このエピソードから、モーリスさんの大きな器と音楽への深い愛情を感じますね。
出典:(C)ORICON NewS inc.
モーリスさんからお墨付きをもらった中村さんは、その時から曲をパクることはしなくなったそうです。
これからも日本のミュージックシーンをリードしつづけるドリカム。多大な影響を与えたEWF。音楽の歴史を紐解くように、改めて聴き比べてみてはいかがでしょうか。
中村さんのインタビュー内容全文は、音楽ナタリーさんに掲載されています。興味のある方は、こちらからご確認ください。
中村正人×大森靖子「私とドリカム2」対談 – 音楽ナタリー Power Push