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木村多江は貞子だった? 「懐かしい」「知らなかった」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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俳優として活躍している木村多江(きむら・たえ)さん。

高い演技力と儚く優しげなビジュアルで、多くの人から支持されています。

そんな木村多江さんが過去にテレビドラマ『リング』シリーズに登場する『貞子』を演じていたことや、若い頃の姿、最近の活躍など、さまざまな情報をご紹介します!

木村多江は『貞子』を演じていた!?

木村多江さんは1999年に放送されたテレビドラマ『リング~最終章~』、『らせん』(フジテレビ系)で、怨霊・山村貞子役と貞子の母・山村志津子役の2役を演じていました。

貞子を演じたことで一躍注目を集めた木村多江さんは、2020年2月に放送されたラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に出演した際に「当たり役かどうかは分からないけど、みなさんに認識していただけたのが貞子だったと思います」と話しています。

そして、「貞子を演じて役に向き合う時間が楽しくなった」といい、「そこからお芝居をすることを楽しめるようになった」と明かしています。

また、貞子役を演じるにあたって「単純に怖いというイメージがあるが、ただ怖いというだけじゃなくてなぜこうなってしまったのかと考えた」と役作りの過程を説明。

「役の悲しみとかいろんなものを表現したいと思って臨んだので。お芝居をつくることはすごく楽しかったですね」と懐かしそうに当時を振り返っています。

この話を聞いていたパーソナリティの伊集院光さんは「そんなふうに役作りをしていたんだ」とびっくり。

「単純にどうやったら怖く、不気味に見えるだろうかということを考えてお芝居しているのかと思っていた」とコメントしていました。

演技中は役の心情や背景などを考察しているため、恐怖を感じないという木村多江さん。ラジオでは「オンエアを見て『うわっ、私怖っ』てあとから自分で驚く」とお茶目に語り、笑いを誘っていました。

木村多江の若い頃はどんな感じだった?

木村多江さんは昭和音楽芸術学院ミュージカル科を卒業し、舞台俳優として俳優人生をスタートさせました。

1996年頃からはテレビドラマや映画などにも活動の幅を広げるように。

そして、1999年に出演したテレビドラマ『リング』シリーズで貞子役を演じ、多くの人にその存在を知られるようになります。

その後もテレビドラマ『氷の世界』(フジテレビ系)や映画『笑の大学』、『電車男』、『大奥』などに出演し、さらに知名度を向上させています。

2008年には映画『ぐるりのこと。』で初主演を務め、素晴らしい演技を披露。同作で『第32回日本アカデミー賞』最優秀主演女優賞や『第51回ブルーリボン賞』主演女優賞などの賞を総なめにしました。

以降も主演・助演問わず、数多くの作品に出演。日本を代表する名俳優の一人として活躍しています。

木村多江の現在・これからは?

木村多江さんは2021年に公開された映画『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』に出演しました。

映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』予告

同年には『あなたの番です 劇場版』にも出演。大ヒットしたドラマ版と同じく、榎本早苗役を演じ、鬼気迫る演技で観客を魅了しています。

【大ヒット上映中!】『あなたの番です 劇場版』TVCM ≪ネタバレ厳禁篇≫

2021年11月から放送がスタートしたテレビドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)では、お笑いコンビ『阿佐ヶ谷姉妹』の姉・渡辺江里子さん役を演じ、話題に。

本人たちと並んだ写真をインスタグラムで公開すると「そっくりすぎる」「さすが俳優さん」「完成度が高い!」とその役作りを絶賛されていました。

そして、2022年3月より放送が始まるプレミアムドラマ『しずかちゃんとパパ』(NHK BSプレミアム)にもメインキャストとして出演。

同作は吉岡里帆さん演じる主人公・野々村静と耳が聞こえない父親の生活を描いたハートフルなコメディ作品です。

野々村静(吉岡里帆)は地方の商店街で写真館を営む父の純介(笑福亭鶴瓶)と二人暮らし。純介は生まれつき聴覚障害を抱え、同じくろう者だった母は静が幼い頃に他界している。

耳の聞こえる静は、幼い頃から純介の耳代わり口代わりを務めてきた。そのため、静には相手をジッと見つめたり、身ぶり手ぶりで話すクセがある。

父との会話には視覚情報が重要だからだ。

だが、そのクセは「こび」とか「ガサツ」と受け止められ、バイト先のファミレスでは同僚からは嫌われ、店長からは好意を持っていると勘違いされ、傷つくことの多い毎日。

ある時、静はファミレスの客として面識のある道永圭一(中島裕翔)がケバブの出店でつるし上げられている場面に出会う。現金の持ち合わせがないのに注文してしまい、言葉の分からない店主相手に立往生していたのだ。

静の助け船で難を逃れた圭一も、空気を読むことが苦手な男だった。

いわゆる“普通の”コミュニケーションが苦手な2人は、互いにひかれあっていくが…。

NHK ーより引用

また、多彩な美について紹介する番組『美の壺』(NHK BSプレミアム)では、ナレーションを担当。

日本古来から伝わる美術品や食、文化、建築などの魅力を優しい語り口で紹介しています。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

これからも木村多江さんの活躍に注目です!


[文・構成/grape編集部]

出典
伊集院光とらじおと映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』予告【大ヒット上映中!】『あなたの番です 劇場版』TVCM ≪ネタバレ厳禁篇≫taekimura_official@nhk_dramasNHK

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