大鹿村観光 湯元山塩館

8月7日

南アルプス遠征を終えて、我々が向かったのは、長野県にある、日本一美しい村…大鹿村

道の駅歌舞伎の里へ行き、レンタサイクルを借りて、大鹿村をぶらっと一走りしてきました。

 

 

大西公園

1961年昭和36年)に発生した「三六災害」で崩落した大西山の崩落跡地に、犠牲者の慰霊と村の復興を願って築かれた。赤石岳を望む約5万平方メートルの敷地には1967年(昭和42年)頃から村人によって植えられた130種類・3,000本におよぶがあり、春には「さくら祭」が、夏には「大鹿夏祭り」が催される。

また、三六災害30周年を記念して1991年平成3年)に建立された大西観世音菩薩像が、大西山を背に公園を見下ろす様に立つ。

正面は大西山の崩落地帯です。公園がきれいに整備されていました。

 

今晩のお宿は【湯元山塩館

女将さんらしき方から地元の歴史や鹿のお話などたくさん聞けました。

ロビーにはツキノワグマのはく製のほか、色々な展示物がありどれも興味深く拝見させて頂きました。本棚の本を4冊借りてきて部屋で読みました。

温泉は男湯、女湯で分かれていて一日交代なので一泊すると両方楽しめます。写真上のヒノキ風呂と写真下の石のお風呂。おそらく同じ大きさで作りも変わりません。

塩の湯

古くから愛される名湯として知られる「鹿塩温泉」には、古事記にも登場する建御名方神が「鹿狩りをしている際に鹿が塩水を舐めているのを見て発見した」とか、平安時代の僧であり真言宗の祖である弘法大師大鹿村を訪れた際に村人が塩に困窮していることを憂い、持っていた杖で地面を突いたところ、そこから塩水が湧出したといった開湯伝説が残されています。

自家源泉は地底7000mの極深地から湧き上がり、その塩泉は少なくとも2万年以上前の塩水と考えられています。遙かなる時を越え、枯れることなく渾渾と湧き出る不思議な塩の泉。大いなる地球の営みより誕生する浪漫の泉、それが鹿塩温泉です

二万年前の地球とはどのような世界だったのでしょうか?海洋汚染や産業排出ガスなど、人間社会によってもたらせた汚染とは縁のない世界。その時代のけがれ無き源泉、まるでタイムスリップしたようなピュアで浪漫溢れる「鹿塩の湯」をどうぞご堪能ください。

この塩湯ですが、通常海水は肌に触れるとベトベトしますが、ここのお湯はしょっぱいですがべとべとしません。驚きです。神秘的な温泉ですよね。

 

温泉のあとは楽しみにしていた夕食です。生ビールで乾杯


上から 鯉の煮物(甘めの味付けにボリューム満点でした)ゴマ豆腐、キャラブキ、小皿(川魚の佃煮、桃の漬物、らっきょうの漬物(ここのおかみさん作)

鹿肉のカルパッチョ

ジャガイモのポタージュ

茄子の田楽

イワナの塩焼き 塩はもちろん山塩です。