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suibokuさんの おぼえた日記 - 2017年3月25日(土)

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おぼえた日記

2017年3月25日(土)のおぼえた日記

・・・・・・・・My Diary(ウソ発見器とピノキオの鼻)・・・・・・・・

一昨日の森友学園問題での証人喚問では、事実関係についてどちらかがウソをついていることが間違いないのだが、闇は深まったままで終わった。
まさに芥川龍之介の短編「藪の中」の世界である。ここでは検非違使の取り調べに対し関係者が全く異なる証言をする。それぞれに全く本当らしい。真相はわからず闇のままで短編は終わる。芥川らしい問題提起である。

ウソ発見器と呼ばれるものがある。
うそ発見器は、血圧や心拍数の変化から「うそ」を見抜こうとするものであるが、これはウソをついているかどうかを科学的に判別する装置ではなく、法廷での証拠能力は否定されている。

これは、恐ろしげな装置を被疑者につないで尋問することによって、心理的圧迫感を与えて、自白を促すための尋問道具に過ぎないといわれている。
しかし、うそ発見器では、強度の妄想や思い込みの人物の場合、どんなにウソをついてもまったく反応しないという。政治家諸先生のなかにも、全く反応の出ない方もいらっしゃると思う。

反面、私のような気の弱い人間の場合、うそ発見器にかけられただけで、血圧は上がり、動悸ははげしくなり、しどろもどろになり、極度の異常反応を示し、なにをしゃべってもすべてウソとみなされ、結局、犯罪者にされてしまうだろう。

ウソ発見で思い出すのは、ピノキオの鼻である。
ピノキオの物語の原作は、19世紀のイタリアの作家によるが、ウオルト・ディズニイの映画で一気に有名になった。
ピノキオは、ウソをつくと鼻がぐんと伸びる。道で会う人から木の人形と言われ、「ボクは人間だよ」とウソをつくたびに鼻はぐんぐん伸びていった。

森友学園問題では、果たして誰の鼻がピノキオのように伸びるのだろうか。それとも芥川の「藪の中」の結末のように、闇のままで終わってしまうのだろうか。


I watched the summons of a witness about the issue of Moritomo Gakuenn in the Diet on TV.
It was obvious only that either person concerned told a lie.
However the truth is still wrapped with darkness.
I remembered a famous novel of Ryunosuke Akutagawa “In the bush(藪の中)”
The story of the novel is as follows
A man was killed. 検非違使(a police and judicial chief) investigated all concerned. However, each witness gave totally different testimony. The investigation of truth has been over in darkness after all

Polygraph is a machine used to measure the change of the electric current of a living body, called “lie detector”
The lie detector cannot distinguish a lie scientifically. Moreover, the lie detector test does not show the reaction for the person characterized delusion or fanaticism.
I think some people of the politician to be similar.

I remembered a story of Pinoccho.
Pinoccho is a 1940 American animated film produced by Walt Disney. It was based on the story of the 1883 children’s novel “the Adventure of Pinoccho” by Carlo Collodi an Italian writer.
When Pinoccho told a lie, his nose grew remarkably suddenly.
Somebody said, “You are a wooden doll”.
Pinoccho answered, “No! I am a human boy”
Suddenly, Pinoccho’s nose grew long.

Whose nose will grow like Pinocchio about the problem of Moritomo Gakuen?
Will it become like the ending of Akutagawa’s novel”藪の中”?

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siratama さん
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ウソ発見器の話は私の英会話教室の中で出てきました。
日本では採用していないようですが、外国では使っているらしい?です。
ホントかなあと思って聞きましたが。
2017年3月25日 22時58分
shaberitai さん
0人
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ピノキオの話 とても面白く読みました。
ピノキオの鼻つけたい人多いです!
2017年3月25日 15時2分
Mちゃん さん
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藪の中、羅生門、それぞれの人間の証言の違い。真実は?疑わしきは罰せずになるのだろうか?
2017年3月25日 7時33分
Salad さん
0人
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今朝もユニークなお話に、吹き出してしまいました😃。森友学園問題 はウソ発見器よりもピノキオの鼻の方が事実が明らかになりそうですね。両者にピノキオの鼻をつけてあげたいです。
2017年3月25日 5時57分
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