2021/6/18
子供達の国と郷土を愛する心を養うためには、「新しい歴史教科書をつくる会」が推進する自由社の歴史教科書が最適と考えます。
令和元年度検定で405箇所の検定意見を付け、「基準を29箇所上回る」として「一発不合格」制度により、文科省はこの教科書を抹殺。
「つくる会」は昨年、100箇所に限定して、この「不正検定」の実態を告発しました。
同時期に検定合格した他社の教科書と比較した時、
「他社は合格、自由社だから不合格」
という「ダブルスタンダード検定」の事例が31件も見つかったのです。
これは、完全に違法行為です。
公務員による重大な憲法違反の犯罪的行為です。
抗議の意思を示すべく、文科省「不正検定」を正す会(代表 加瀬英明氏)による先月31日の新聞意見広告に、私も参加させて頂きました。
この度、同会より、ご丁寧な御礼状と市販本『検定合格 新しい歴史教科書』(自由社)、及び藤岡信勝氏著『教科書検定崩壊!』(飛鳥新社)をお贈りいただきました。
ありがとうございます。
この場を借りて、ご高配に厚く御礼申し上げます。
さて、今月9日には、杉並区議会 文教委員会がありました。
私からは、概略下記のような質問・要望を行いました。
【以下引用】
問(ゆうたろう):
昨年度の再申請で検定に合格した自由社の歴史の教科書について、採択の事務を要望する陳情が上がっている。
採択事務にかけるとすれば、遅くとも8月末までには結論を出さなければならないが、この件について、一昨日、教育委員会で議論があったと仄聞している。概要をお聞きする。
答(済美教育センター所長):
令和4年度使用の中学校の教科書について、昨年度、新たに採択された一社の歴史の教科書について、国からの通知があった。
その内容としては、
「採択替えができる新たに発行されることになった教科書の種目は、中学の歴史のみで、その他の種目の教科書について採択替えができないこと」
「採択替えを行うか否かについては、採択権者の判断によるべきこと」
などが示されていた。
一昨日、教育委員会内で協議し、今回、この採択替えを行うか否かについて教育委員で協議して頂き、今回は採択替えは行わないとの結論になった。
問(ゆうたろう):
その理由をお聞きする。
答(済美教育センター所長):
委員の中で様々な意見が出たが、何点か紹介させて頂くと、
「今回、歴史のみ変更することになった場合、学校現場が混乱するのではないか」
「今使っている教科書について、学校から特段の声は頂いていない」
といった声があった。
問(ゆうたろう):
公平性を担保していくのも行政の重要な仕事だし、機会の均等は憲法の求めるところでもある。
今紹介された教育委員のご見解は、その憲法の保障する機会の均等には触れられていない。陳情も上げられているし、再度検討の余地はないか?
答(済美教育センター所長):
今回、教育委員の定例会で協議したのは、国の通知に基いて適切に実施したもの。
採択替えを行うか否かについては、採択権者の判断によるということで、今回の結論になったと認識している。
要望(ゆうたろう):
最終的には採択権者の意向ということだろうが、「不正検定」とまで言われる国の問題のある検定の結果について、各自治体の教育委員会で是正することは非常に重要。
本陳情について、脇坂たつや委員長(杉並区議会自由民主党)におかれては、ぜひ早い段階で取り上げて頂きたいと要望する。
【引用以上】
元民主党の田中良 杉並区長は、かつて、自民党東京都連のHPに掲載されていた23区の区長名簿の備考欄に、保坂展人 世田谷区長と並んで
「革新系」
と明記されていたほどの、左翼政治家です。
(石原伸晃 衆院議員と選挙協力を確認した頃から、この記載はいつの間にか削除されていますが。)
田中区長は現在も、石原議員のみならず、元中核派や生活者ネットワークらの支援まで受けています。
そして、教育長も教育委員も、失礼ながら結局は区長への忖度屋が多いために、上記のような協議結果に至ったものと推察します。
教科書問題の要諦は、最終的には、区長を変えること以外にないと考えます。
なお、今月1日から28日まで、杉並区の済美教育センターで「教科書展示会場」が設けられ、各社の教科書が(もちろん自由社の中学校歴史教科書も)、区民の閲覧に供されています。
アンケートも行われています。
私も本日、会場に出向き、アンケートに答えて来ました。
一日も早く、杉並区の子供達にまともな歴史教科書を手渡せるよう、私はこれからも全力を尽くして参ります。
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ホーム>政党・政治家>田中 ゆうたろう (タナカ ユウタロウ)>国と郷土を愛する心を養うために、一日も早く、杉並区の子供達にまともな歴史教科書を手渡したい。