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TIMELESSPERSON

2023.02.02

梨花が生き方を変えたタイミング「ハワイの雨が教えてくれた」

東京とハワイに拠点を持ち、モデルとして、またビジネスパーソンとしても注目が集まる梨花さん。私たちの美のマインドセットを軽やかに変えていく、時代のキーウーマンの心の内とは――。

梨花

梨花が振り返る、迷って、悩んで、葛藤した日々

ビューティ分野に関する、梨花さんの造詣の深さはつとに知られている。何事も自分で体験、体感。それらを飾らない言葉で伝えてきたからこそ、彼女が発信するエトセトラは、健やかな美を求める人々の指針になっているのだ。著書『What I’m doing 私がしていること73こ』では、日々の習慣から愛用品、さらにホリスティック栄養学を基にした心身の知恵までが語られている。

その梨花さんが、ついに自身によるトータルセルフケアブランドをローンチ。それについて自分自身の言葉で語りたい、だから直接会いたいと編集部にアポイントメントが入ったほどの熱量。

ハワイから一時帰国していた某日、私たちの前に現れた彼女は、今なぜ? 何を? 何のために? というこちらの疑問をさらりと一掃してしまう説得力とあふれ出す情熱で、聞く者を魅了してしまう。思えばこの女性ほど、仕事、プライベート、すべてにおいて自分自身で革命を起こし続けてきた人もめずらしいのではないだろうか。

新プロジェクトについてはもちろん、生き方、考え方、働き方、暮らし方について、何を感じ、何を考えているのか、知りたくなった。

「結婚、妊娠、出産、ライフスタイルブランドの立ち上げと終了、その最中でのハワイ移住…。この十数年、ずっと走り続けてきました。そのなかで長きにわたって、自分のなかの変わらぬ軸として存在していたのが、モデルであるという自負。それもカバーモデルであることに、人一倍こだわって生きていた。その理由は、読んでくださる方の支持があってこそのポジションであり、ただ服を見せるだけではなく、生き様や人となりが求められるものだと考えてきたから。カバーモデルに見合う自分でいられるよう、懸命に努力を重ねてきたことは私の誇りで、今も大切な宝物です。

悩んで、迷って、考えて、苦しいけれど、ぜんぶが楽しくて全力疾走できた。ただ、自分の環境や価値観の変化、さらに40代を迎えてからの体調の揺れ…それらすべてがあいまって、表現したい理想の姿に、自分の心と体がどうしても追いつかない。そんな葛藤を抱えることも多くなりました」

梨花が気持ちを切り替えたきっかけ&タイミングは…

仕事のキャリアに加えて、子育て、移住、そしてコロナ禍。ライフステージも社会も激変するなか、迷い、悩んだ日々に、あるヒントをくれたものがあった。それが、ハワイの雨。

「雨、ずっと嫌いだったんです。でもハワイで暮らし始めてからは、『今日は頑張らなくていいよ』『ゆっくり休んだらいい』そう言われている気がして、嫌いから一転、心と体に潤いを与えてくれるものに変化しました。そこで気が付いたんです。これまで苦手だったことが、あるきっかけでwelcomeになることもある。ならばその反対で、ずっと『これしかない』と信じていたこだわりを手放したら、新しい風が入ってくるかもしれないと」

梨花さん自身、柔軟な性格ではなく、「〜すべき」というルールを自分に課してきたという。そろそろ、生き方を変えるタイミングかも…。

「そんなことに気付けたのは、やはり子育ての影響が大きいと思います。mustを前提に話すと必ず反発してくるのが子供。何より、幼い彼の自由奔放さを枠にはめてしまうのではなく、個性として伸ばしたいと願ったからこそ、日本を離れてハワイでの暮らしを始めたのだから」

思い込みやこだわりを手放すにつれて、「思ったことは言わずにはいられない」という自身のコミュニケーションのクセも冷静に見られるようになり、「あえて言わなくていいことが存在する」ことを美学として取り入れられるようになったそう。

「変わりたいけど変われないって苦しい。そこで、気持ちを切り替えました。『過去の価値観から自分を解放してあげよう』。――今までのNOはYESかもしれないし、逆も然り。変わりたい気持ちにフォーカスするより、思い込みを外してみる。ハワイの雨が教えてくれたのです」

そうやってアップデートを重ねるうち、梨花さんに新たなる思いが芽生え始める。

「もう一度自分を好きになって、年齢を重ねる美しさを慈しみたい」。

それが形になったのが、冒頭で触れた自身のトータルセルフケアブランド「AKNIR(アクニー)」。主軸アイテムは、意外にも薬用育毛剤。梨花さんは現代女性のBeautyのマインドセットを変えようとしている。この女性はまた、静かに革命を起こし始めたのだ。

▼あわせてチェック

梨花(りんか)
1973年5月21日生まれ。東京都出身。数多くの女性誌のカバーガールを務め、世代を超えた支持を得てファッションからライフスタイルまで注目される存在に。2014年よりハワイ在住。2022年夏に書籍『わたしのユリイカ』『What I’m doing 私がしていること73こ』(ともにSDP)を2冊同時刊行。同11月にトータルセルフケアブランド『AKNIR(アクニー)』をローンチ。

TEXT=本庄真穂

EDIT=GINGER編集部

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