地方から声優を目指した三者三様の事例を高井舞香・山下七海・江原裕理が語る

「高校生から声優目指して上京～応援してくれる皆さんと地方から声優を目指す皆さんへ～」と題して、徳島県出身の高井舞香さん、山下七海さん、山口県出身の江原裕理さんが、それぞれどのようにして声優になったのかを語る「デジタルクリエイター人材発掘セミナー」がマチ★アソビ vol.22の中で開催されました。

マチ★アソビ vol.22 2019.05.4~5.6開催
http://www.machiasobi.com/

会場はあわぎんホールの4階・大会議室。

司会進行はアニプレックス・高橋祐馬さんが担当。中央左から高井さん、山下さん、江原さん。

「デジタルクリエイター人材発掘セミナーとは銘打たれているものの、かしこまった雰囲気ではなく、盛り上がっていきたい」ということで、セミナーなのに乾杯でスタート。

セミナーは大きく分けると「声優になるまで」「声優を仕事に」の二部。「声優になるまで」では、「それぞれの学生時代」「声優になろうと思ったきっかけ」「声優前夜」「新人時代」「上京に向けて・上京後」「今後していきたい活動」の6つのテーマでトークが行われました。

たとえば、高井さんの場合、子どものころはサッカーなどをする子どもで、夢は「ガンダムのパイロット」でした。ところがあるとき、耳にした歌を歌っていた人を調べたことで「声優」の存在を知り、「ガンダムが開発される可能性」と「自分が声優になってガンダムのパイロット役をする可能性」を天秤にかけて、声優を目指すようになり、演劇を始めたとのこと。その後、マチ★アソビが始まったころは「来場者」側でしたが、「みのりスクランブル！」の公開オーディションで晃役に選ばれて、声優としての道を歩き始めます。

山下さんは、セミナーの会場となったあわぎんホールでかつてフルートを吹いたことがあるという吹奏楽部出身。クラシックバレエの発表会で来たこともあるそうです。転機は高校2年生のときに開催された、エイベックスと81プロデュースによる「アニソン・ヴォーカルオーディション」への参加。別の職業を目指していたものの、人前で歌ってみたいという夢もあった山下さんは「一度オーディションを受けてみて、ダメなら諦めよう」と挑戦し、見事に合格、デビューすることに。

一方で、声優ではないものの演劇に興味があったというのが江原さんで、出身地の山口県から海を越えて北九州にある演劇の学校に通っていました。バイトを探す中で友人から紹介されたのがマチ★アソビカフェのオープニングスタッフ募集で、このスタッフを経て、「おへんろ。」ちわ役として声優デビューしました。

3人に共通するのは「地方出身で声優を目指して上京した」という点のほかに、声優になるための専門学校などに通わなかったという点があります。そのため、最初は「マイク前にはどう立つべき？」「台本はどう持つ？」という「基本的な作法」がわからず大変だったそうです。

後半の「声優を仕事に」では、「役作り」「日頃のトレーニングや習慣」「仕事に活きた経験」「楽しいこと・大変なこと」「収録現場」「やりがい」についてのトークが繰り広げられました。

声優になる道は「これ」という1つがあるわけではなく、都市部出身で専門の学校や養成所に行っていなければダメというものでもありません。3人それぞれ、声優を目指すまでの経験もキャリアの中に生きているので、声優になろうと考えている人は、視野を狭めずにいろいろなことにチャレンジしてみてください。

イベントを終えての3ショットが3人それぞれの公式SNSで公開されています。

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 徳島から更新しています、山下七海です????????‍♀️????   「デジタルクリエイター人材発掘セミナー 高校生から声優目指して上京 ～応援してくれる皆さんと地方から声優を目指す皆さんへ～」  無事に終わりました????    「しんどい道と楽な道があるならば、しんどい方を選びなさいね」とよくお母さんに言われました????✨  たしかに、、しんどくても乗り越えられた経験は、時間が経っても覚えているし胸を張って話せるものだなぁ????????   聞いてくださったみなさま、本当にありがとうございました????????   #マチアソビ #声優 #高井舞香さん #江原裕理ちゃん #山下七海 #しんどい道にウインクあげた???????? #初めて、経験がものを言った日✏️

山下七海さん(@aishite773)がシェアした投稿 - 2019年 5月月4日午前4時24分PDT