高橋朱里が『PRODUCE 48』で痛感した「日本と韓国の違い」

最終回の心境、そして将来について

AKB48グループの39人が挑んだK-POPサバイバル番組『PRODUCE 48』(現在、AbemaTVでも放送中)。

AKB48の高橋朱里は、デビューメンバーを決める最後の20人にまで残った。惜しくもデビューは逃した高橋は、番組終了から5ヵ月経ったいまなにを思うのか。

前編(「『PRODUCE 48』最終回でデビューを逃した高橋朱里がいま思うこと」)に続き、インタビュー後編では30人に絞られた以降のコンセプト評価とデビュー評価、そして将来について話してもらった。

(取材・文:松谷創一郎、写真:飯本貴子)

高橋朱里さん

日韓の練習生、考え方の違い

──57人から30人となったコンセプト評価の段階では、精鋭しか残っていない状況でした。そこで高橋さんは「I AM」のチームに入ります。

私のグループは、その前までに結果を残していたり、1位争いしたりしているひとしかいなかったので、最強だなって思いました。

イ・カウンちゃん、チェ・イェナ、アン・ユジンとか、メンバーがすごく良かった。逆に、みんなすごすぎて最初はどうしようって感じでした。

 

でも、会場での評価はボロボロでしたよね。たぶん、コンセプトがハッキリしていなかったんです。セクシーだし、かっこいいし、ちょっとキュートだし──みたいのって、あのミッションではあまりプラスにはならなかった。

やっぱり思いっきりかわいい「Rollin 'Rollin'」とか、めちゃくちゃかっこいい「Rumor」とかが高い評価になっていました。

──カウンさんは、当初から番組で注目されていて、多くのひとに慕われていたのが印象的です。

もう女神です。撮影中、カウンちゃんが通訳もやっていました。あと、たぶんフィーリングが日本人寄りなんだと思います。

韓国の女の子と日本の女の子は、けっこう違うところがあるんですけど、カウンちゃんは日本人寄りだったんです。中学時代を和歌山県で過ごしていたからだと思いますが、日本人の気持ちをわかってくれてて。いちばん寄り添ってくれました。

しかもリーダーとして、ずっといろんなグループを引っ張っていたから「みんな大好きカウンちゃん!」って感じでした。絶対デビューすると思ってたから、最後にいちばんみんな泣きました。

──チェ・イェナさんとは、次のデビュー評価のときも同じグループで仲良さそうでしたよね。

すごく仲良くなりました。いまもずっと連絡を取り合ってます。めっちゃ可愛いんですよ。

ものすごいお調子者に見えるけど、トレーナーに披露するときはもう怖い怖いってずっと朱里に言ってきて。それで仲良くなったんです。

韓国の練習生はトレーナーに慣れてるから、日本人だけが怯えていたんですけど、イェナも怖がってて。

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