“閣僚未経験者が経験を積むためのポスト”
「解散か否か。増税か減税か」に関心が集まる秋の臨時国会だが、自民党のなかでは、今国会の「ある人事」が驚きとともに受け止められた。
「元官房長官で、厚労大臣を3度務めた加藤勝信さんが、衆院予算委員会の筆頭理事に就任するんです。予算についての審議日程などを管理する重要な役割ではあるが、本来は閣僚未経験者が経験を積むためのポストです」(全国紙政治部記者)
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そこに重鎮が就いたわけだから、その理由を巡って様々な憶測が飛び交った。
「茂木さん(茂木敏充・自民党幹事長)と小渕さん(小渕優子・選対委員長)の権力闘争に、加藤さんが巻き込まれたんですよ」と明かすのは自民党茂木派の議員。