【イベント】『アナザーエデン』6周年記念生放送で外史の完結を発表! 大きな区切りを迎えて第3部に向けて歩みだす

Wright Flyer Studiosはシングルプレイ専用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』で、48日に6周年直前公開生放送「アナデンまつり2023春」を開催した。近日ゲーム内で開催される6周年記念のイベントやアップデート各種の情報が初公開された生放送の内容を、現場の様子とともにレポートしていく。

出演者は全員会社員の一風変わったリアルイベント

48日、Wright Flyer Studiosは品川のザ・グランドホールにて、リリース6周年を迎えるシングルプレイ専用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』の、公開生放送を開催した。当日は生憎の空模様ではあったが、会場には多くのファンが駆け付け満席となった。

今回の催し「アナデンまつり2023春」は、ゲーム内に登場する主人公の故郷・バルオキー村で行われる建国祭をイメージしており、会場内に設置されたフォトスペースにも、バルオキー村を背景にした巨大パネルが設置されていた。


▲本イベントのメインビジュアル。最初はアシュティアが入っていなかったそうだが、平澤氏の要望で追加されてこのデザインになった。

場内では、特設ショップも展開しており、6周年記念オフィシャルグッズの販売も行われた。これらのグッズは、Wright Flyer Studios の公式WEBショップであるWRIGHT FLYER STOREhttps://wfstore.net/)でも販売されている。

予定通り、21時に生放送はスタート。久しぶりに声出しOKということで、大きな歓声と拍手とともに幕開けとなった。



今回の出演者は、MCを務めるニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏と、Wright Flyer Studiosからは栗山知也氏、平澤信之介氏、大永康敬氏、チェー・シンウ氏、井上幹氏の5名が出演し、計6名が登壇した。


▲吉田尚記氏


▲栗山知也氏


▲平澤信之介氏


▲大永康敬氏


▲チェー・シンウ氏


▲井上幹氏

ここで、出演者の挨拶を兼ねながら、スタッフの役職変更についての説明も実施された。これまでプロデューサーを務めてきた栗山氏は、『アナザーエデン』制作部署の部長となり、新たに平澤氏がプロデューサーに就任した。

さらに、大永氏がディレクターとなったことで、竹嶋大輔氏と大永氏のダブルディレクター体制になったことも明かされた。現在、『アナザーエデン』チームは100人を超える大所帯になってきたため、ディレクターを増やすことを決定したそうだ。



自己紹介もおわったところで、まずは6周年記念の特別ムービーが披露される。これまでのストーリーのなかでも、外史にあたるムービーを中心にまとめつつ、前半と後半には描き下ろしの新規映像とボイスもついた豪華な内容になっている。



また、今回の生放送用に特別なイベントシーンも作成されていた。セリフもボイスもすべて専用のものになっており、本当にゲーム内にそんなイベントがあるかのような仕上がり。Wright Flyer Studiosがこの「アナデンまつり2023春」に、かなり力を入れていることが伺える。



次に、周年記念イベントでは恒例となっている人気投票の結果発表に移った。エニ、ミナルカなど、2022年に登場した新規キャラクターもランクインしてくるなか、主人公のアルドが堂々の1位。会場からも納得の声があがり、これには平澤氏も「主人公が人気のあるゲームは良いゲームだと思っている」と思わずにっこり。





事前にユーザーから作品を公募していた「アートコンテスト」の結果発表では、大賞2名および特別賞11名が発表された。イラストに限ったものではなく、フィギュア、服飾、シナリオ、音楽など様々なクリエイティビティが紹介された。

今回、特別賞と対象のどちらにも音楽が選出されており、ユーザーから寄せられた作品のレベルの高さには、サウンドディレクターの石川氏も驚いていた。

大賞、特別賞に選ばれた作品は、アートコンテスト特設サイト(https://another-eden.jp/art-contest_4/)で閲覧できる。Twitterで「#4回アナデンアートコンテスト」のハッシュタグを使えば、応募作品の検索も可能なので、じっくりと見てみたい人はそちらも参照してほしい。

ここからは、生放送内で発表されたゲームの最新情報をまとめていく。まず、直近のアップデートが412日リリースであることが発表された。このアップデートで、バージョンは3.1.50となり、ノーナの物語の完結編となる外伝「彷徨える少女と白夜の綴糸」が追加される。




これまで、ノーナの物語は複数の物語を束ねた「外史」という枠組みで実装されてきたが、今回は、ひとつの「外伝」という形で実装される。ノーナが生まれたコクレア王国、未来人の拠点となっているシェルターシップなど、これまでのストーリーの中でのみ登場した各所が新エリアとして登場する。





外伝のあらすじについては、出演者たちもネタバレを回避するため、多くは語れない様子ではあったが「外史の第一弾PVを見直しておくといいかも。大事なことを言っている」といった発言していた。

そして、ノーナには女神のような姿をしたアナザースタイルが追加されることも発表された。デザインが佐藤氏であることと、ゲーム内に登場するあるキャラクターをオマージュしているといったことは明かされたが、性能についてはまだ伏せられている。



もうひとり、新キャラクターとして公開された「セスタ」は、外史で登場した大狼が姿を変えたらしい女性。こちらは、すでにアビリティの内容も判明している。戦闘開始時に風属性の味方が4人いることで発動するものがある。




このアビリティの実装のため、今回のアップデートからキャラクターに属性が明確に設定されるようになるとのこと。今後、キャラクターの属性を参照するアビリティや装備が登場していくことも期待できる。

■セスタ紹介動画
https://twitter.com/rpg_AE/status/1645260316924686337?s=20

また、戦闘開始時アビリティにかんする補足情報として、ユーザーの間で演出が長いという意見が多かった「閃撃陣」について、演出を短くしたことを平澤氏が明言している。



さらに、今回の外伝から新たなコンテンツ「総力戦」も追加されると発表された。このコンテンツでは、味方パーティを複数使用して、シミュレーションマップを進行していくというものになっている。



敵のパーティを味方パーティで囲むとボーナスが得られたり、戦闘を仕掛けた側が先制攻撃できるなど、独自の要素はふんだんに盛り込まれているが、シミュレーションゲームとして難易度が上がりすぎることがないように調整を施している点は念を押していた。

また、総力戦においては外史で登場したキャラクターたちのみ必殺技が使用できたり、外史キャラクター同士の会話イベントが発生するといった特殊な要素も搭載されている。外史キャラクターを持っていない場合は、お助けキャラとして一時的に外史キャラクターを参戦させられるため、未所持でもこれらの要素は楽しめる設計になっている。



『アナザーエデン』といえば、サウンドへのクオリティの高さも忘れてはならない要素。クラシックの著名人である鈴木優人氏をチェンバロ、動画サイトでの活動から「ピアニート公爵」の名でも知られる森下唯氏をピアノに迎えて制作された、新規BGMにも注目してほしい。




ノーナの物語完結に向け、『アナザーエデン』では現在「外史一気プレイキャンペーン」が開催されている。4月30日の23:59までに外史の第1弾~第3弾をクリアすることで★5キャラクターひとり、第4弾~第6弾をクリアすることでさらに★5キャラクターひとりと出会える。



以上が、外伝にまつわるアップデート情報となる。

外伝だけでは終わらないVer3.1.50

Ver3.1.50では、外伝関係以外のアップデート内容も豊富に用意されており、トゥーヴァのエクストラスタイルの追加も決定している。トゥーヴァも非常に人気の高いキャラクターであり、会場ではもはや悲鳴ともいえるような声をあげて喜ぶファンの姿もあった。




新キャラクターの追加に合わせて、10人目にセスタとトゥーヴァエクストラスタイルがピックアップされる「運命の出逢い 6th Anniversary」が開催される。



そのほかにも、10人目でフラムラピス、ツバメアナザースタイル、ラディアスアナザースタイル、エヴァのいずれかが確定で登場する「運命の出逢い 快刀乱麻編」。10人目にメリナ、ツキハ、ナギ、イスカ、ジュゼットいずれかのエクストラスタイルが確定登場する「運命の出逢い エクストラスタイル編」が開催される。




また、最新の★5キャラクターのうち、選択したひとりと出逢える「星の夢の出逢い」も開催される。これらの価格は、どれも有償のクロノスの石1000個となっている。



クロノスの石のプレゼントキャンペーンも同時に開催されている。412日から511日の期間中にログインすると、1度だけクロノスの石1000個がプレゼントされ、Ver3.1.50で追加される「彷徨える少女と白夜の綴糸」を開始することで、さらに1000個がプレゼントされる。

ログインボーナスとして配布される「本日の一品」も増量され、最大でクロノスの石4000個が入手可能だ。



「時の囁きのひとひら&しずく」も6周年記念のキャンペーンとして、412日から511日の期間は、11回キャラとの出逢いができ、10回目には★5クラスが確定する。1ヶ月の間に10回でいいので、かなりお手軽に高レアリティのキャラクターを入手するチャンスとなる。



人気キャラクターのアナザースタイルが続々登場

ここからは、Ver3.1.50よりも先のアップデートに関する情報をまとめる。

まず、ユーザーからの期待の声も多いメインストーリー第3部は現在開発中であることが明かされた。これについては、今後詳細な情報が公開されるのを心待ちにしてほしい。



現在、制作が進行しているキャラクターとして、ピチカのアナザースタイル、異時層イルルゥ、プレメアのアナザースタイルといったキャラクターのビジュアルが公開された。また、今回ビジュアルの発表はなかったが、ルイナアナザースタイルの顕現も決定しているようだ。





今後追加予定の新システムとして公開されたのは、ミッションをクリアして追加報酬を得ていく「星詠みの書架」というものだった。これは、特定の条件を満たした状態でバトルに勝利することで書が修復されていき、報酬が得られるというもの。

初心者にとっては、より多くの報酬を獲得する救済となり、ベテランプレイヤーにとってはやり込み要素として貴重なアイテムを手に入れる場となるように作られているそう。書の修復が進んでいくと強化されたボスに挑戦可能になり、この強化ボスとの戦いもゆくゆくは上級者向けのものが追加されていく予定のようだ。





既存のキャラクターのストーリーを掘り下げていく「群像」についても、新たなストーリーが登場することが示唆された。現状はシルエットのみの発表になっているが、ベテランユーザーであればすぐに察しもつくようで、会場は待ってましたと言わんばかりの歓声に包まれた。



機能改善としては、キャラクタークエストの読み返し機能の追加、防具画面を回収してアビリティ内容を確認しやすくすることが発表された。

驚きなのは、これらの機能改善の発表時は、新キャラクターの発表にも負けない大歓声が起きているという点。改修内容がユーザーが求めたものと合致するからこその反応であり、ユーザーの声をしっかりと拾っている証拠でもある。こうしたところに長年続く秘訣があるのだろう。




 

2023年はファン待望のイベント盛りだくさん

ここからはゲーム外での展開に関する情報となる。まずは、本稿冒頭でも記載したように、WRIGHT FLYER STOREにて6周年記念オフィシャルグッズの予約販売が開始されている。




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28日には、サウンドトラック第5弾「ANOTHER EDEN ORIGINAL SOUNDTRACK5」の販売と配信が決定したことも発表された。5枚組で全94曲が収録されて、税別6,500円で発売される。




そして、71日には『アナザーエデン』初のオーケストラコンサートの開催が決定! 新BGM制作にも携わっている鈴木優人氏、森下唯氏の出演も決定している。場所は調布市グリーンホール。オーケストラはパシフィックフィルハーモニア東京が担当する。






そのほかにも、都内28駅にて全41種のポスターを使った広告の掲載決定しており、掲載期間は417日から430日であると発表された。これについては、広告掲載が始まってから『アナザーエデン』公式Twitterアカウントから告知があるため、そちらも参照してほしい。



最後に発表されたのがコラボカフェ開催だ。外出を控えなくてはいけない時期も続いたところで、満を持しての開催ということもあってか、この日一番と言っても過言ではないほどの盛り上がりを見せた。

ゲーム中に登場したIDAスクールの学食をイメージした6周年記念コラボカフェは、すでに東京、大阪の2か所での開催が決定している。511日から611日は東京で628日から86日までは大阪での開催となり、412日の正午から予約開始となる。






以上で、公式生放送での発表はすべてとなる。今後のアップデートや、リアルイベント開催情報の詳細については、後日公開されるものもあるため、気になったものは今後も公式のアナウンスに注意しておこう。

時勢的にリアルイベントも開催を見送られたり小規模になりつつあるなか、久しぶりに声出しもできる活気あるイベントとなった「アナデンまつり2023春」。これを機にゲーム内外問わず、さらなる活気にあふれるタイトルとなってほしい。



■『アナザーエデン 時空を超える猫』


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株式会社WFS
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会社情報

会社名
株式会社WFS
設立
2014年2月
代表者
代表取締役社長 柳原 陽太
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