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「火球」か、西日本各地で相次ぎ目撃

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3日の夜、強い光を放ちながら上空を通過する物体が

九州や四国など西日本各地で目撃されました。

流れ星の中でも特に明るい「火球」とみられています。

「火球」.jpg

強い光を放ちながら、画面左上から一直線に落ちていく物体。

3日夜、大分県国東市で撮影されたドライブレコーダーの映像です。

撮影されたのは、午後5時54分頃。光は南西の空に向かいながらその姿を消しました。

「ぱっとみたら流れてくる物が見えて、そうしたら目の前でぱっと割れたような感じで光が消えた」

(光を撮影した渡部伸一さん)

「上空を横切る物体」の目撃情報は西日本各地で相次ぎました。

「急に光が強くなって、何回か爆発を繰り返しながら、最後は分裂して消えたように見えました。

ミサイルじゃないかと思って家族で大騒ぎしてたんです。しばらく爆発でもするんじゃないかと

思いながら、びくびくしながら運転していたんですけど」(光を撮影した柴田祐樹さん)

各地で物体が目撃されたのは、3日午後6時前。

福岡や大分など九州各地のほか、岡山など中国地方でも目撃が相次ぎました。

国立天文台によりますと、この物体は流れ星の中でも特に明るい「火球」とみられるということです。

鹿児島県垂水市から桜島のある北西方向に向けたカメラが捉えた映像。

画面左上から右下に流れた福岡県とは反対に、鹿児島県では画面右上から左下に流れていきました。

「火球」は、北東から九州上空を南西に通過したとみられます。

流れ星は、宇宙空間のチリや岩石などが地球の大気圏に突入した際、燃えて光ったもの。

国立天文台によりますと、通常の流れ星は数ミリ程度のチリですが、

「火球」はそれよりも大きいということです。

「せいぜい数センチから十数センチ程度と推測される。途中で燃え尽きたと考える方が一般的」

(国立天文台・縣秀彦准教授)

去年2月にロシアに落下した隕石。

この際は直径およそ17メートルの小惑星が大気圏に突入し、爆発したものの一部が地上に

落下したとみられています。

地上まで燃え尽きずに落下したものを「隕石」と呼びますが、3日に目撃された「火球」は、

高度数十キロの成層圏で燃え尽きたと見られています。

国立天文台によりますと、「火球」は月に数回の頻度で確認されているということですが、

3日は天気もよく、時間帯も早かったため多くの人に目撃されたということです。

「最後まで10秒もないんですね。娘は願い事をしておけば良かったと悔やんでいましたね」

(光を撮影した柴田祐樹さん)

3連休最終日の夜空に突然現れた光。

一瞬の天体ショーを楽しんだ家族も少なくなかったようです。




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