【歴史を探求してみよう♪】織田信長と豊臣秀吉はどのように天下を目指したの?『中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本』 #Z世代Pick

かんき出版 デジタル・プロモーション部

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こんにちは。Z世代ブックピッカー・lunaです。
みなさんは歴史の授業どれだけ覚えていますか?

「覚えることが多くて嫌いだったけど、今なら歴史もおもしろいかも」という方も多いのではないでしょうか?

代々木ゼミナールで日本史の講師をしている重野 陽二郎氏は、歴史を学ぶことの意義をこう述べています。

歴史は、人々が暮らしてきたあゆみであり、行動の“あしあと”です。昔の人々が書き残した書物などを手がかりとして、それらをじっくりと読み解いていくのが、歴史という学問のおもしろいところです。

文明の発展、大衆に受け入れられてきた文化、国と国とのつながりなど、過去に起こった出来事は、私たちにいろいろなことを教えてくれます。歴史に学び、歴史を知ることで、未来を豊かにすることもできるのです。

そこで今回は重野 陽二郎氏の著書、『中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本』より一部抜粋して、歴史の面白さをお届けしたいと思います!

※本記事は重野 陽二郎著『改訂版 中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本』(かんき出版)より一部抜粋し、再編集したものです。

織田信長と豊臣秀吉は どのように天下を目指したの?

1.織田信長はどうやって天下を取ろうとしたの?

戦国時代が続くなか、16世紀の中ごろになると、全国を支配しようとする戦国大名が現れました。尾張の織田信長は、駿河の今川義元を桶狭間の戦いで破り、美濃の斎藤氏も破った後、室町幕府の将軍足利義昭を京都から追放し、室町幕府を倒しました。そして、近江に壮大な安土城を築いて城下町をつくり、ここを本拠地としました。
信長は、天下統一を進めながら、敵となった者に協力した延暦寺を焼き打ちにし、一向宗(浄土真宗)の信者による一向一揆を弾圧し、仏教勢力への対抗策としてキリスト教を保護しました。また、関所をなくし道路を整備し楽市・楽座という自由な商業を認めました。
天下統一に向かおうとした信長でしたが、中国地方の毛利氏を攻めるために派遣していた豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)の救援に向かう途中、家臣の明智光秀本能寺の変で攻められ、自害しました(本能寺の変)。

2.豊臣秀吉はどうやって天下を統一したの?

信長が滅んだ後、信長の家臣の豊臣秀吉は、山崎の戦いで明智光秀を倒して信長の後継者となり、その後に四国や九州、さらに関東・東北の大名を従えながら、大阪・京都・伏見に城を築きました。その間に、全国の金山や銀山を支配下に置きながら、関白太政大臣の地位に就ついて、天皇の伝統的な権威も利用しました。そして1590年に小田原の北条氏を滅ぼし、東北地方の伊達氏も従えて全国統一を果たしました。
織田信長が近江の安土に、豊臣秀吉が京都の伏見(その後桃の木が植えられて桃山と呼ばれました)に城を築いたことから、この2人の時代を安土桃山時代と呼んでいます。

■実際に読んでみた感想
この本は、まだ歴史を学んだことがない人やこれから学ぶ人におすすめしたい一冊です。見開き1ページで1つのトピック※(下記イメージ参照)について書かれている構成になっています。扱っている内容は、中学校で習う歴史の初歩的なもので、視覚的に覚えられるように関連したイラストや人物の肖像画が付いています。トピックの最初には、そのトピックの流れを大づかみするイラストがあります。これによって、文全体を読まなくても大まかな流れを理解することができます。

また、上の方に書かれている年表で、一目でどの時代に起こった出来事かということがわかります。そのため、自分の苦手なところなどやりたい単元から読んでいっても問題なく時代が把握できます。最後に「コレだけはおさえておこう!」という確認問題で自分の理解度を単元ごとに確認できるコーナーや、内容が簡単だと感じた人のための補足情報が書かれている「ひとことポイント!」を活用することで、より深く理解できるのかなと思います。(luna)

※見開き1ページ1トピック

改訂版 中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本
定価 : 1,375円(税込)
判型 : B5判
体裁 : 並製
頁数 : 152頁
ISBN : 978-4-7612-3038-8
発行日 : 2021年5月19日

■著者情報
重野 陽二郎( しげの・ようじろう)
◉─代々木ゼミナール日本史講師。神奈川県厚木市出身。
◉─大阪市立大学文学部卒業。大学卒業後より大学受験予備校の講師を務め、2001年から代々木 ゼミナールの講師となる。「日本史論述」「ハイレベル日本史問題演習」「センター試験日本史」「高校日本史」など、代ゼミで開講している日本史講座をすべて担当し、あらゆるレベルの受講生から絶大な支持を得る。
◉─講習会では、一部講師しか開講が認められていないオリジナル単科講座(「重野陽二郎の日 本史」)も担当。現在は本部校(東京・渋谷区)・大阪南校・福岡校に出講し、「詳説日本史講義」「標準日本史問題演習」が全国の校舎・サテライン予備校に映像配信されるなど、全国区の講師として活躍中。
◉─文学部日本史学科で学んだ視点から、史料をもとに歴史をさまざまな角度より俯瞰する講義 を展開する一方、歴史の“語り部”としてストーリーを生き生きと語るその授業は、生徒から「わ かりやすくておもしろい」「歴史なのに楽しい」「歴史の本質がわかった」との声多数。日本史学科に進学し、高校の日本史教員になる受講生も多い。
◉─著書に、累計15万部のベストセラー『改訂第2版 センター試験 日本史Bの点数が面白いほど とれる本』をはじめ、『重野式スーパーシート 日本史Bの必勝講義』『センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる 超重要問題の解き方』『大学入試 日本史B論述問題が面白いほど解ける本』『センター試験 ネライ撃ちの日本史B』(いずれもKADOKAWA)などがある。

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