シンプルな部屋でおしゃれに。空間にまとまりを生むポイントとは

家づくりをする際に、プランナーから「どのような家にしたいのか」ということを必ず聞かれるはずです。人それぞれ家に対する希望は持っているものの、その中でも「おしゃれな雰囲気にしたいなぁ」と思う方は多いのではないでしょうか。 

一言でおしゃれな部屋づくりと言っても簡単ではありません。良い感じだなと思って購入した物が実際に設置したらイメージと違っていたり、それに合わせてまた家具を買い直したり、と繰り返すうちにちぐはぐな印象になったり…出費も痛手となるでしょう。 

こだわりがあったりイメージが具体的にある場合、また自身で考えるのがお好きな方は良いのですが、自信がない方はシンプル路線を目指すと失敗が少ないです。 

もちろん、担当プランナーに相談して提案していただくのが一番なのですが、それでも悩んでしまう方の参考に、今回はシンプルでおしゃれな空間作りに欠かせない3つのポイントを、詳しく解説していきます。

1. 生活感を減らす

シンプルでおしゃれな部屋づくりでは、生活感があふれるよりは少ない方がおすすめです。生活感をなくすためのコツについて、見てみましょう 

出しっぱなしにしない収納を考える

リモコンや郵便物、子どもが学校でもらってきた配布物。さらにおもちゃや小物類など、出しっぱなしになっている日用品はないでしょうか。 

生活感が丸見えになるアイテムは、さっとしまえて尚且つ日常的に取り出しやすい収納を考えるのが吉。たとえばソファー下に収納ケースを置いたり、引き出し付きのダイニングテーブルを選んだり。 

すぐに散らかってしまう環境でシンプルな空間作りを目指す方は、見せる収納よりも見せない収納を優先的に取り入れて、「日用品は取り出しやすく、隠しやすい収納」を目指してみましょう。 

「物は少なく」を心がける

いくら見せない収納を実践しても、物が多ければ、出しっぱなしになってしまう時もあります。 

そのため、シンプルな部屋作りを目指す上で「物は少なく」を心がけることも、忘れたくないポイント。もちろん、日用品だけでなく家具の数も無視できない点です。 

棚やワゴンなど、あると便利な収納ケースも数が増えてしまえば「シンプルでおしゃれな部屋」から遠のいてしまいます。物の量は、なるべくクローゼットなど備え付けの収納スペースに納まる程度を保ち、増えてしまったらその分減らすことを意識してみてください。

コード類は隠す 

意外に見落としがちなコード類。実は、生活感を印象付けてしまう大きな要因の1つでもあるのです。そのため、コード類はたばねて見えなくするか、家具の裏に隠れるような配線を心がけるのがおすすめ。 

他にも、最近ではコード類を隠すアイテムやインテリアなども販売されているため、取り入れるのも良い方法です。

2. 空間の色味をまとめる

ファッションと同じで、空間も色味がまとまっていると、シンプルさを演出しながらおしゃれなイメージにもなります。 

どのような色をどんな風に取り入れれば良いのか、大切なポイントは2つだけです。

使用カラーは3色が基本 

インテリアにおける「おしゃれな配色」は3色でまとめるのが基本です。 

メインカラーを70%、サブカラーを25%、アクセントカラーを5%という配分で色分けをすると、バランスが良くまとまった印象になります。 

たとえば、床が木目調なら家具もそれに合わせるとメインカラーの70%が埋まります。建具や壁紙と家具の色を合わせて、70%を目指すのも良いでしょう。 

さらにアクセントクロスでサブカラーの25%を補填、小物類でアクセントカラーの5%を補う、という風に配色をするときれいにまとまります。 

床・壁・建具など、家具とは別の家の内装部分に目を向けて、色の配分を考えると正解が導きやすいです。

濃い色は多くは使わない 

濃い色は空間をひきしめてかっこ良く見せる効果がありますが、天井高が低い日本の家屋では圧迫感を生む原因にもなる存在です。もし使う場合は、サブカラーかアクセントカラーに持ってくるようにしましょう。 

広い範囲に使いたい場合は、寝室やトイレなどのプライベート空間や、部分的に使用するのがおすすめ。暗い色で配色された空間そのものが、家のアクセントになります。

3. 家具のデザイン・レイアウトで広さを演出 

シンプルでおしゃれな空間を作るなら、家具選びにも力を入れてみましょう。家づくりのプランナーに相談をして、意見を聞いてみるのも良い方法です。 

背の低い家具を選ぶ

シンプルでおしゃれな家は開放的なイメージです。開放感を生む理由の1つが、背の低い家具にあります。 

視線が家具に邪魔されず、窓の向こうや壁全体を広く見渡せることで、狭い空間でも伸びやかな印象を生みます。家具選びの際は、自分の腰よりも低い位置の家具を積極的に選ぶと良いでしょう。 

逆に背の高い家具は上手に配置をしないと、圧迫感や重たい印象を生んでしまうため、避けたほうが無難です。

家具は素材感のあるものを選ぶ 

シンプルでおしゃれな部屋で使う家具は、素材感があるものがおすすめ。たとえば木目やアイアンなど使用するごとに味わいが出てくるタイプだと、シンプルな部屋に「温かみ」が増し、より居心地の良さを感じられます。 

プラスチックやガラスの家具で空間の構成をして、無機質さや重厚感で生活感の無さを印象付けるのも良い方法です。しかしファブリック製品や他の小物類もそれに合わせなくてはならず、選択肢の幅が狭いことからコーディネートが難しくなるでしょう。 

「おしゃれな部屋づくり」のイメージがはっきりしていない方は、ひとまずどのようなアイテムにも合い、ファミリー空間にぴったりな木目の家具をメインに選んでみてください。その上で、ところどころにアイアン素材を…といったバランスが、失敗が少なくおすすめです。

シンプルでおしゃれな家づくりの事例 

G-FLATではおしゃれな家づくりのお手伝いをたくさんしてきました。 

今回はこれからシンプルでおしゃれな家作りを目指す方に向けて、過去の家の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラルな雰囲気がおしゃれなシンプルハウス

こちらの施主様宅は、広々としたリビングが魅力。風通しも良くナチュラルな配色で、のんびりとした優しい時間が過ぎていくのを感じられます。 

リビングだけでなく、洗面所や玄関でも色味がまとまっているため、どの場所に行っても統一感があります 

中でも白をメインにまとめたランドリースペースの清潔感は抜群。開放的なイメージも相まって、気持ちよく家事ができそうです 

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木の気配たっぷりなコンパクト空間

駅近の利便性の高い戸建てをリノベーションした、こちらの施主様宅。コンパクトな空間でありながらも木の気配をたっぷり感じられるため、無駄な装飾がなくてもナチュラルでおしゃれな印象です。 

ダイニングスペースにはインナーテラスを設置。木とグリーンの存在感で、家の中にいながら外にいるかのような開放感も味わえます

コンパクトでも収納スペースは充分。家族分のウォークインクローゼットの他に玄関の土間横にはクロークも設置して、家の中が物で溢れないような工夫もしてあります。 

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シンプルなのに温かみのある家

部屋に入ると目に飛び込んでくるのは、コの字型のキッチンカウンターです。こちらの施主様宅では、ダイニングテーブルとキッチンカウンターを併用することで、スペースを無駄なく使っています。

その結果、リビングは広々。L字型のソファーや大人の作業用&子どもの勉強用スペースを置いても、余裕があります 

さらに、リビングダイニングの一部にはインナーテラスも設置。雨の日の室内干しのスペースとしてはもちろん、植物を育てるのにもぴったりです。 

家具ひとつに工夫を取り入れるだけで、さまざまな暮らしやすさが実現できることがよくわかる事例だと言えます。 

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おしゃれな家づくりは3つのポイントをおさえて

おしゃれな家づくりはシンプル路線を目指すと、失敗が少ないです。そしてシンプルでおしゃれな家には、生活感家具の3つのポイントを押さえることが大切。 

リノベーション会社であるG-FLATでは、間取りや外装、内装だけでなく、家具や照明やカーテンなどについてもじっくりご相談いただけます。おしゃれな家づくりを始めたい、と考えている方は、ぜひお気軽にご連絡をくださいね。 

 

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