沖縄本島南部に位置する八重瀬町は、那覇市につながる国道507号や国道331号が町内を走り、那覇空港自動車道南風原南ICにも近い、アクセスに優れています。観光資源は、琉球王国以前のグスク時代の遺跡がある八重瀬岳、奇岩と海のコントラストが印象的な具志頭（ぐしちゃん）浜、集落にある石造りの獅子では最古の「富盛（ともり）の石彫大獅子」などがあります。2022年には、旧石器時代とみられる港川人（みなとがわじん）の人骨が発掘された港川遺跡公園がオープン予定です。産業は農業や漁業が盛んで、紅芋、おくら、ピーマンなどが特産です。 自然や名所・旧跡、豊かな農水産物に恵まれた当町は、那覇市のベッドタウンとして都市化が進み、子どもの人口も大幅に増加しています。当町では「子どもは未来の宝」という考えのもと、すべての子どもに質の高い教育を提供するため、図書館と学習機能を併せもつ施設を2022年度にオープンします。それを機に、新たな人の流れを創出し、町の認知度の向上と活性化、人材育成につなげたいと考えています。 今回は、図書館の蔵書や視聴覚資料の購入、電子書籍の充実などに活用する資金を募ります。
当町は、2006年に東風平町と具志頭村が合併して誕生しました。 災害時にも強いとされる内陸部を中心に、土地区画整理事業に伴う宅地造成や、民間企業による住宅地整備を行いました。その結果、ほかの市町村からの転入者が増加し、合併時に26,000人台だった人口は、約20％増の32,000人を超えるまでになりました（2021年9月末）。 人口増加に伴い、子どもの数も増加を続けており、学校や保育園の整備が急務となっています。こうした状況を踏まえ、当町では学習環境をさらに充実させ、子育てに適したまちづくりを進めています。 その一つが、町の新しいシンボルと期待される図書館機能と学習機能を併せもつ新施設です。この施設は、子どもの学習環境の向上はもとより、大人がいつでも学べる環境づくりにもつながり、将来的には人材育成に結びつくものにしたいと考えています。 本プロジェクトでは、新しい図書や視聴覚資料の購入、電子書籍サービスの充実など、図書館の機能を強化するための資金を募りたいと考えています。
新たな図書館には、都市化が進むエリアにふさわしい機能を持たせます。具体的には、蔵書の充実、Wi-Fiの導入、2021年度に開始予定の電子書籍サービス（電子図書化）の充実などが挙げられます。電子書籍サービスは、すでに各学校で進めている「GIGAスクール構想」で生徒たちに支給されているタブレットで「いつでも・どこでも」利用できるようになっています。今後は、サービスの充実とともに利用頻度も高まると期待しています。 大人に対しては、本にふれる機会を提供することに加え、併設する学習センターに大型モニターを設置して、テレワーク会議などに活用できるように整備する予定です。 すべての住民に価値のある学習・交流施設を整備することで、理想的な教育環境をつくり出します。そして、町を誇りに感じる住民を増やし、自治体KPI（重要業績評価指標）の達成を目指します。 本プロジェクトに力を貸していただける企業の皆様においては、当町へのご支援が持続可能な社会貢献につながるというメリットが考えられます。さらに子どもたちの教育や人材育成に貢献することで、企業のブランド価値を高め、さらなる成長につながると考えています。
当町は転入者の増加に伴い、子どもの数も増えています。 町では「子どもは未来の宝」と考え、教育に注力してきた結果、近年は学力の向上が感じられるようになりました。また、スポーツ活動も盛んで、小・中学生の野球、ハンドボール、ソフトテニスなどは、県内で上位レベルにあります。 目に見える成果が出始めた今こそ、子育てに最適な環境を整え、将来さまざまな分野で活躍できる人材育成にも力を入れていく方針です。 当町の取組みをご支援いただける企業の皆様には、電子書籍に御社の公式サイトのリンクを掲載するほか、人材育成に積極的な企業であることを紹介するなどの周知活動を積極的に行っていく予定です。 初めての「ふるさとコネクト」への参加ということもあり、手探り状態でのスタートですが、ご賛同いただける企業の皆様とともに、町の活性化に全力を尽くす所存です。 八重瀬町を御社の「第二のふるさと」とお考えいただき、ご賛同・ご支援くださいますよう、お願い申し上げます。
