国会議員に手紙を送ろう!!

選挙は国会議員を決めるためのプロセスであり、国会議員の仕事はまさに選挙後から始まります。選挙直後に、当選お祝いのメッセージとともに、要望を送ることは、意欲が高まっている新しく国会議員になった人々に私たちが抱いている問題意識を共有するうえで効果的な方法です。

 

1. 自分の住まいから選出された衆議院小選挙区の国会議員が誰かを探す。

自分の住んでいる地域の小選挙区がどこなのかを理解する必要があります。
NHK(日本放送協会)が以下の衆議院選挙に関するウェブページを用意しています。
ご自身のお住まいの都道府県をクリックし、その後にポップアップ表示される選択肢から「選挙区」を選択してください。新しい画面が開き、各市町村がどの選挙区に当てはまるのかが表示されます。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/constituency/#syousenkyoku-kuwari

ご自身のお住まいの地域の小選挙区が判明したら、次は誰が当選したのかを調べます。
NHK(日本放送協会)が選挙結果についての特設ページを用意しています。以下のURLをクリックした後、「都道府県」名を選択すれば画面が変わり、その都道府県の小選挙区で選出された国会議員が選挙区ごとに表示されます。ご自身のお住まいの選挙区から選出された議員を探し出します。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/tousen_toukaku_senkyoku.html

 

2.  国会議員の連絡先を探す。
小選挙区から選出された国会議員の名前を探し出したら、次に行うことは連絡先を調べることです。

インターネット検索で国会議員の名前を検索すれば、上位3件の中でその議員のウェブサイトが現れるはずです。ウェブサイトの中には、「ご意見・ご要望」「問い合わせ」などの名称でメールアドレスの記載、SNS(Twitterやfacebook)のアカウントへのリンク、事務所(選挙区内の事務所及び国会内事務所)の住所などの記載があります。ご自身が連絡をしたい手段の連絡先を見つけるようにしましょう。

※一般的には、手紙、FAX、電話での連絡が効果的だと言われています。メールやSNSでの連絡は簡単ですが、簡単さのために多くの方がそうした手段で連絡します。なお、手紙やFAXの場合は、当選直後の場合は、国会事務所を持っていない場合もありますので、選挙区の事務所宛てに送付することをお勧めします。

 

3. 実際に手紙を書いて送付する。
手紙を書いて送付する際には、以下の文章案を参考にしてください。XXに国会議員の名前、〇〇の部分にあなたの名前、△△の部分にお住いの市町村区名を記載するだけで文章が完成します。
※市町村区名を記載することで、国会議員に対してその地区に住んでいる市民であるということを示すことは重要です。また、お時間がある場合は、国会議員の主張をウェブサイトなどでゆっくり読み、その方の主張などにあわして文章を変えて送付することはより効果的です。

(文章案)
衆議院議員 XXXX様こんにちは、私は△△在住の〇〇と申します。
今回の衆議院選挙での当選、おめでとうございます。本日は、地域の代表としてこれから国会で活動するXX議員にお願いがあって連絡しました。私は、日本が子どもの権利をより保障する社会になってほしいと願っています。国会では、子ども庁についての議論が盛んに行われていると報道で耳にしています。

ぜひ衆議院議員として、子どもの権利をより保障することができる社会づくりのために、子ども庁の新設とともに、「子ども基本法」と「子どもの権利が守られるかをチェックする行政から独立した公的機関」の設置に向けて、リーダーシップを発揮してもらえたらと願っています。

子ども庁が新設されるだけでは、子どもの権利はしっかりと守られないと思っています。子どもの声が聴かれ、子どもが自分らしく権利の主体者として生活できるようにするために、
どうぞよろしくお願いいたします。

私たちの地域の代表として、国会での活躍を応援しています。

〇〇
(ここまで)

なお、あなたが18歳未満である場合は、「私にはまだ選挙権はありません。こうした私たちの声もぜひ国会の議論の場に届けていただけると嬉しいです。」などの文案を加えてもよいでしょう。

 

【サポートデスク】
国会議員に手紙を書く際にお困りのことがあれば、気兼ねなくご相談ください。

yoichi@ftcj.org
(担当 鈴木洋一)