ポイントを活用した顧客管理システム「P+KACHIシステム」を運営するピーカチ(東京・渋谷、船橋憲敏社長)は10月14日、店舗オリジナルのテイクアウト専用サイトを簡単に作れるアプリ「ピーカチ テイクアウト」(https://takeout.p-kachi.jp/)の提供を始めた。
「ピーカチ テイクアウト」は、管理画面からテイクアウト専用商品を登録するだけでオリジナルのテイクアウト専用サイトを作れるほか、チェーン展開している店舗向けに、グループ店舗を表示する店舗一覧ページも作成できる。商品登録や売上管理ができる管理画面は、パソコンやスマートフォンから利用でき、受注から商品受け渡しまで、アルバイトでもすぐに使えるようにシンプルな画面操作とした。注文の通知もメール、SMS、電話、アプリから選んで受け取ることができる。
これまでのポイントシステムで培ったノウハウを活かし、テイクアウトの情報をメールやプッシュ通知で送信したり、会員限定商品や会員価格での提供、クーポンの配信、時間帯毎に受渡し可能な商品上限数の設定、商品開発に役⽴てられるアンケート機能などを搭載した。また、「P+KACHIシステム」を導入していれば、会員データをシームレスに連携し、利用客は実店舗での食事とテイクアウトの両方でポイントを取得・利用できるようになる。
導入する際の初期費用はかからず、月額費用は1店舗あたり2000円 (「P+KACHIシステム」導入店は無料)となるが、12月末までに導入した店舗は、月額費用を永久に0円にするという。このほか、利用手数料として、通常は決済手数料込みで売上の13%(「P+KACHIシステム」導入店は10%)かかるが、「P+KACHIシステム」導入店舗は12月まで、未導入店は10月まで、決済手数料3.6%と振込手数料440円(1回)のみで利用できる。