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学園ドラマ『ファイブ』で“デキる女子”・生徒会副会長の中込悦を演じている岡本杏理。漫画原作ならではの世界観を存分に愉しみながら打ち込んだ撮影の日々と、作品に寄せる愛情を語ってもらった。

撮影中はホントに学校生活を愉しんでいるような気持ちでした。

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――キュッと結った髪と眼鏡姿も知的な中込悦。そのキャラクターはなかなかに魅力的だ。

「悦はいつも冷静でしっかり者。生徒会執行部の4人の中では誰かが来たときにまず悦が出て、次に小諸(加弥乃)が行って、で、裏でなにかやっている充(水田航生)がいて、一番おいしいところを山近会長(戸谷公人)が持っていくっていう関係性なんですけど…まぁ、執行部はそれぞれに個性の強いおかしな人が揃ってますよね(笑)。悦はドラマの後半は特にそういう部分も見えてくるんですけど、いつも冷静なのに、実は好意を抱いている会長に対してはすごく取り乱してしまう二面性も魅力かな。 原作のふるかわしおり先生に“主人公のひなちゃん(浅川梨奈さん)はヒロインじゃなくてヒーローで、悦がヒロインなんですよ”ってお話していただいたのも、すごく“なるほどなぁ”って思いました。原作の悦は美人だしいつもスッと立っていて、片思いの相手もいる。彼女は誰にも自分の気持ちはバレてないと思ってるんですけど、みんな気づいてますし(笑)。しっかりしているだけじゃなく、なんだか愛おしくなってしまう女の子なんです。いざというときは男の子が守ってあげたくなるタイプですね。一方のひなちゃんは自分から戦いに行ける強さがあるので…そこは役づくりに関してとても参考になりました」

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――ちょっと変わった校風の宗桜学園を舞台に、優秀中の優秀な生徒が集まった特Aクラスに在籍する学園の超人気者の5人・メンズ5と、学園生活に憧れを抱く転校生・ひなとの日々が描かれていく本作。タイトな撮影期間に集中して撮り上げていった現場は、得るものも大きかった。

「撮影はタイトでした。ベースも都内から少し離れたところだったんですが、まだすごく寒い時期で…私の衣裳が一番薄着だったんですけど(笑)、全員が寒さとも戦いながら頑張っていましたね。山の中で行なわれる体育祭のシーン、土砂降りになってしまった熱海のシーン…全体的に天候はなかなか厳しかったですけど、それも絆が深まった一因かも。また、若い頃からお仕事をしている人が多かったので、お互い普通に学生生活を送れて来なかったという共通点もあり、それこそみんな体育祭とか文化祭とかもちゃんと経験できなかったりしてたんですよ。だから撮影中はホントに学校生活を愉しんでいるような気持ちになって、大変なことも全部みんなで愉しめてるっていう感覚。なにより、“いい作品を創ろう”という思いを掲げてキャストもスタッフも情熱を持って取り組んでいたので、息の合ったすごくいい現場になったと思ってます。私自身は久々の学生役だったのでちょっと不安だったんですけど、やっぱり制服はいいですね。まだ学生もイケるなって、ホッとしました(笑)。1ケ月弱と短い期間での撮影でしたが、みんなとは今でも交流があって、“あのときはこうだったよね”って、会うとすぐ『ファイブ』の話になっちゃいます」

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――漫画原作ならではのスピード感やテンションの高さは、チームの信頼感と一体感があってこそ。撮影中は台本に書かれていない小さなこだわりやキャラクターならではのやりとりも積極的に取り入れ、“自分たちらしい”ドラマを生み出すことができた。

「やはりリアルではない設定を実写で映像化する難しさもありますし、普通のドラマよりアクションも多かったですし…その中で“現場はどんどん進むけれど、気持ちは繋いでいかないと”というのは大事にしていました。もちろん、気持ちだけではなく、衣裳の着こなし、髪型、表情…役者それぞれが自分のキャラクターに対するビジュアル面でのこだわりもしっかり持っていた。ふるかわ先生が“シルエットを大事にしたい”とおっしゃっていたので、後ろ姿や表情や色や…遠目で見ても4人が揃えば“あ、執行部が来た”と思ってもらえる絵づくりができたと思います。台本だけでなく原作漫画とも向き合い、異次元の世界を描いている楽しさを実感した撮影の日々でした」

――原作の人気を受け、情報解禁時から一気に話題となった『ファイブ』。選びぬかれたドラマ版キャストの好演もあり、さらに注目が集まっているが…

「放送前から注目していただいている作品に関われたことはホントに嬉しいです。原作のファンの方に“ミス中込は岡本杏理だって”と、キャラクターの名前から私を知ってもらえる新たな出会いにも繋がりましたし、この作品を通じて役と私を一緒に好きになっていただけたらなぁと思います」

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――現在、放送は後半に突入。悦の活躍も含め、今後の展開も気になるところだ。

「原作も読んでいただいてるとさらにわかると思うんですけど、このドラマは登場人物みんなの台詞のひとことひとことにとても重みがあって、そこに詰まっているたくさんの気持ちが…それぞれに過去のトラウマがあり、そして今ここでこうしているんだよっていう“深さ”がたくさん感じられると思うんです。一見派手なラブコメの中に、友情や愛情がたっぷり詰まったとっても温かい物語。最後まで愉しんでいただけたら嬉しいです」


Writing:横澤由香

インフォメーション

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(C)ふるかわしおり/双葉社 (C)フジテレビ

TV

『ファイブ』

毎週月曜深夜フジテレビにて放送中
FOD(フジテレビオンデマンド)先行配信(毎週金曜更新)


優秀中の優秀だけが集められた宗珱学園、特Aクラス。
これまで男子生徒しかいなかったこのクラスに初の女子生徒「麻生ひな」(浅川梨奈)が転校してくる。 特Aクラスには、学園の超人気者であるメンズ5の「清水トシ」(佐藤流司)、「泰楽ジュン」(黒羽麻璃央)、「岩淵拓依」(松岡広大)、「有沢ナオ」(西井幸人)、「矢内小次郎」(根岸拓哉)がいた。ひなと出会ったメンズ5は、その純真さや可愛らしさに惹かれ、「姫」と呼んで、親しくなっていく。これまで転校が多く、普通の学園生活に憧れを抱いていたひなだったが、宗珱学園は、ハチャメチャな学校行事目白押しで、超個性的な生徒達が集う、常識離れした学校。そんな学校でメンズ5と共にありえないイベントの数々を経験していくことになるが…

▼公式サイト
https://fivedrama.ponycanyon.co.jp/


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