宮崎あおい、常にポジティブ思考 物事は「基本的に前向きにしか考えない」

俳優の宮崎あおいが26日、都内で行われた映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』の初日舞台あいさつに角野栄子氏、宮川麻里奈監督とともに出席した。

舞台あいさつに出席した宮崎あおい【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに出席した宮崎あおい【写真:ENCOUNT編集部】

「いつも楽しくてご機嫌で生活できています」

 俳優の宮崎あおいが26日、都内で行われた映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』の初日舞台あいさつに角野栄子氏、宮川麻里奈監督とともに出席した。

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 本作は、『魔女の宅急便』の作者として知られる児童文学作家・角野栄子氏の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー映画。2020年から22年にNHK Eテレで放送された『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし』をもとに追加撮影と再編集したもの。宮崎が語りを担当している。

 タイトルにかけて「自分を魔女に例えると?」と聞かれた宮崎は、「私は“ポジティブな魔女”です」と回答。「基本的に前向きにしか物事を考えない。そのおかげで、いつも楽しくてご機嫌で生活できています」と日々の姿勢を明かした。

 角野氏は「89歳なのでだいぶ魔力が落ちている(笑)」と冗談で笑わせつつ、「予感はするの。『きょうは誰が来る』とか。それもだんだんと落ちていますけどね。でも、きょうは映画を見た方にたくさん魔法をかけますよ」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 テレビシリーズから語りを務めている宮崎は、本作は制作陣から角野氏に宛てたラブレターだと表現した。語りを担当してからこの日の舞台あいさつまで角野氏に直接会うことはなかったが、「この人のことが好きすぎる」と感じてラブレターを送ったという。

 宮崎の語りについて宮川監督は「素晴らしいナレーション」と評価し、「角野さんが魔女だったら宮崎さんは天女。ナレーション収録のために来てくれると、もう何も言えなくなってしまう。かぐや姫ってこんな感じだったんじゃないかって」と称賛した。

※宮崎あおいの「崎」の正式表記はたつさき

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