佐藤大樹の肉体美はストイックな努力の賜物!「生半可な肉体じゃ映りたくない」「LDHの看板を背負っている限りだらしないじゃんって思われたら嫌なので」佐藤大樹インタビュー<ドラマL『around 1/4』>



EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、俳優としてもひっぱりだこの注目俳優【佐藤大樹】の超ロングインタビューをお届け!

地上波連ドラ単独初主演となるABCテレビ・テレビ朝日で放送中のドラマL『around 1/4(アラウンドクォーター)』では、ベンチャー企業の営業として働く新田康祐(にったこうすけ)役を演じている。みんなの前で見せる陽気でチャラい姿と、誰にも言えない秘密を抱える孤独な姿の二面性を巧みに表現したほか、肉体美を惜しみなく披露し、過激なラブシーンにも挑んでいる。

今回のインタビューでは、作品の見どころはもちろんのこと、役への取り組み方など俳優業のお話も深堀り!さらにFANTASTICSメンバーやEXILEの先輩メンバー、NEO EXILE世代の後輩の話が数々飛び出しLDH愛が炸裂する場面や、学生時代からずっと一緒だという親友・BUDDiiSのFUMINORI(小川史記)くんとのエピソードも飛び出し、パーソナルな部分までたっぷり語っていただきました。

さらに、ここ最近は脱ぐ役ばかりだという佐藤くんの、鍛え上げられた肉体美の秘密にも迫ります♡︎


自分がもしこの仕事についてなかったら、原作の康祐みたいな生き方をしてるんだろうな



■まずは原作と脚本を読んでみて、どんな印象を受けましたか?

佐藤大樹 “アラウンドクォーター”っていう言葉自体、このマンガの原作を読むまで知らなくて。25歳の男女がこんな悩みを抱えているんだとか、こういうコンプレックスがあるんだっていうのを初めて知って、衝撃的なことが多かったです。

今回はドラマと原作の内容が少し違っていて、特にドラマの脚本を読んだ時に衝撃を受けたんですけど、でもそれがすごくリアルに感じられました。僕が知らないだけで、今 “アラクオ”世代を生きている方々はすごく共感できる部分が多いはずだと。監督やプロデューサーさんとお話して「自分が知らない世界がまだまだあるんだな」って思ったのが第一印象でした。

原作は本当に1日ですらすら読めちゃったんですけど、 僕が演じる康祐は僕にとってすごく理想的な人物像だと感じましたし、自分がもしこの仕事についてなかったら、普通に会社に就職をして原作の康祐みたいな生き方をしているかもしれないと勝手に思っていました。うまく世間を渡って、人生が楽しそうで、女の子ともすごく親しいみたいな。原作の中の康祐はそういう印象だったので、ちょっと羨ましくもあり。

今までマンガはあまり読んでこなかったので、読めば読むほど それぞれのキャラクターがすごく魅力的だなと思いましたし、5巻で完結しちゃったんですけど、その先も見てみたいと思うような原作でした。 

“シャンパンを開ける”っていうより、“タンクトップでレモンサワー”みたいな育ち



■いまのお仕事をしていなければ康祐のように生きていたかもしれないのとことですが、反対に演じてみて康祐とは違うなと思った部分はありましたか?

佐藤 特にドラマ版の康祐は、自分のコンプレックスとか悩みを隠すためにメッキを1つ張っているというか、仮面をかぶりながら生活している印象があります。それで言うと、自分はある意味人前に立つ時は“佐藤大樹”を演じてるのかもしれないですけど、演じてるっていう意識は全然なくて、あくまでフラットで、等身大でいたいとずっと思っているので、 そこはドラマ版の康祐と自分は違うなって思いました。

あとは「六本木でワンナイト」みたいなセリフが初回からあったんですけど、そんなことは全くないし(笑)。女遊びも全然好きじゃないですし。自分はEXILE TRIBEにいて、男の集団で育ってきたので、飲み会もすごく男勝りなんです。 “シャンパンを開ける”っていうより、“タンクトップでレモンサワー”みたいな育ちなので、全然違うなと思いました。

■ヒロインの平田早苗(ひらたさなえ) 役を演じた美山加恋さんと共演してみて、どんな印象を受けましたか?

佐藤 このドラマはとにかくスケジュールがタイトで。でもそんな中で美山さんは舞台にも出られていて、アニメの声優のお仕事も同時にされていて。朝撮影をして、舞台の本番をやって、また夜一緒に撮影をしてみたいなスケジュールだったんです。しかも夜中2時まで。それで次の日も昼公演があって……っていうスケジュールを聞いたときに、とんでもない体力おばけだなと。本当にあの若さですごいですし、やっぱ好きじゃないとできないなって感じました。自分より歳は下ですけど、俳優さんとしてものすごく尊敬できる部分がたくさんあるなと思います。現場でもほんとに弱音一つ吐かないですし。

加恋さんが自分のことを「戦友」って言ってくれる機会があったんですけど、まさにそんな感じだと自分も思っています。彼女とはすごく信頼関係もありましたし、とにかく楽じゃないシーンが多かったけど、美山さんだから一緒に乗り越えられたシーンもあって、お互いに助け合いながら撮影ができました。女優さんとしてすごく尊敬していますし、素敵な方だなって思います。



■そんな美山さんと演じた、康祐と早苗の注目シーンを教えてください。

佐藤 僕たちは最終話の台本を読んだうえで撮影しているので、初回から最終回まで観た人にどういうふうに2人の成長を感じてもらえるかを念頭に置きながら、逆算して役作りをしていきました。

初回の2人がお酒を飲みながら歩いてる距離感、会話の間、話す時のテンションとか。
最終話でも同じようなシーンがあるんですけど、比べた時に全く違う風に見えるのがこのドラマの面白いところかなと思います。

2人の時間を重ねるうちに成長していく部分だったり、トーンや距離感、間の詰め方とか、そういう部分を楽しみに観てほしいなと思います。康祐が早苗に引っ張られて大人になっていく部分も、その逆で早苗が康祐に引っ張られて大人になっていく部分もある。お互いがどこか意識せずとも成長し合うところにすごく注目してほしいなって思います。

あとはやっぱり恋の行方。2人がどこまで距離を縮めて、最後どういう展開になるのか、元々「大っ嫌い」「苦手」と言っていた早苗が康祐をどういう風に受け入れるのかとか。そこに注目してほしいなと思います。

「佐藤さん、これは食べてオッケーですか?」って聞いてきてくれて。すごくかわいかったです(笑)。



■橋本明日美役の工藤遥さんと共演されてみて、どんな印象を受けましたか?

佐藤 工藤さんは「年齢の割に酸いも甘いも色々経験してきたんだな、この人」みたいな。すごく肝が座ってる方だなって思ったし、めちゃくちゃムードメーカーで「終わったらみんなで飲みに行きましょう!」みたいなことをスタッフさんと話してるのを見て、 「現場に工藤さんみたいな人がいたらすごくやりやすいし、助かるな」っていうのが第一印象です。

でも、出来上がった作品を見ると、工藤さんはものすごく原作の明日美に近いなって。僕が5人の中で1番近いと感じたのは明日美でもあったので、明日美がドラマの中でどうやって変化していくんだろうって、いち視聴者としてもすごく気になる存在だなって思いました。

■横山直己役の松岡広大さんと共演されてみて、どんな印象を受けましたか?

佐藤 広大くんに関しては、絶対自分より年上だろうなと思ってたら実は年下で。「教養があって、 僕にはない部分を1番持ってる人だ」っていう風に思いました。頭もめちゃくちゃいいし、お芝居のことも、役作りに関しても考えめちゃくちゃ考えてる。現場で監督たちとセッションしているのを見て、お芝居に対してすごく真摯に向き合っているし、めちゃくちゃ考えてこの現場に来てるんだなって感じました。

あと、 広大くんはサパークラブで働いていて上半身を脱いだり前を開けるシーンが多い役だから、クランクインの日に「今のうちから佐藤さんに役作りとか体作りに関して聞きたいんです」と言ってきてくれて。ちょうどLDHが経営してるジムがあるのでそこを紹介したりとか、次の日にプロテインのシェイカートセットを持って行ったりしました。僕に役に立てることがあればと思って。
あと、現場で食事制限もめちゃくちゃしてたんですよ。それで昼休憩入るたびに、全部「佐藤さん、これは食べてオッケーですか?」って聞いてきてくれて。それがすごくかわいかったです(笑)。

■松岡さんは教養がありつつ、かわいいところもあるんですね。

佐藤 そうですね。ギャップがまたかわいいです。



■松岡さんの演じた役はミステリアスな魅力があり、5人のなかでは異質な印象もありましたが、佐藤さんはどう感じられましたか?

佐藤 僕は明るいキャラクターを演じることが多いんですけど、松岡広大くんがやった直己のような役にもすごく興味があって。普段の自分とは違う真逆の役なので、羨ましいなって思いました。

瞬(目黒瞬/演:阿久津仁愛)っていうキャラクターがいるんですけど、実は僕、瞬と直己の家でのやり取りが原作のなかで1番好きで。 「この2人のストーリーをもっと観たいな」「2人のスピンオフがあってもいいな」って思うぐらい楽しみでした。これはドラマでも同様で、 僕の知らない2人の世界をもっと観たいなって思いましたね。どちらかといったら僕は直己というか、瞬をやってみたいです。広大くんみたいな人を誘惑してみたい。なのでいち視聴者としてドラマでもすごく楽しみなんです。

■宮下一真役の曽田陵介くんと共演されてみて、どんな印象を受けましたか?

佐藤 曽田くんのことを普段「陵ちゃん」って呼んでるんですけど、共演自体は3回目で。バラエティで1回共演して、その後ドラマで1シーンだけ共演して、今回が念願のガッツリの共演です。
役が決まりそうな時に実は僕に電話してきてくれて「佐藤くんのドラマ、オファーいただいてて。これってどういう役ですかね?」みたいな。僕は原作を読んでたので「こういう役だよ。たぶん陵ちゃんにも合うと思うなあ」と伝えたら「大樹くんが主演ならぜひやらせていただきます」と言ってくれました。

ちょうど2日前も一緒にご飯に行って、 お互い別のドラマが終わって久々にお酒飲みながら、記憶なくなるぐらいまでお芝居の話をしたり。プライベートでもすごく信頼を寄せてる俳優さんです。

■「陵ちゃんにも合うと思う」とお話されたということで、どんなところが合うのではと思われたのですか?

佐藤 普段、曽田くんは僕に悩んでる姿とか絶対に見せないんですよ。だからそれがドラマの一真とすごくリンクしているなと思っていて。曽田くんもプライベートで1人の時はきっとこういう顔をしてるんだろうなって思いました。たとえば1話で言うと、ATMの残高を確認しながら彼女と電話したりとか。そういう部分は5人でいる時は絶対に見せないけど、1人になったらそんな顔もするみたいな。「普段の曽田くんも実はこうなのかな?」とか思いながら、オンエアを楽しみにしてました。



■そんな仲の良い共演者のみなさんが集う撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

佐藤 5人で撮影するシーンが全体を通して3日間しかなくて、 ようやく仲良くなれたのに!って時に終わっちゃってすごく寂しい気持ちがだったんですけど、それぞれの役割分担がしっかりしていて、 非常にやりやすかったです。
何より助監督や監督をはじめ、すごく現場を盛り上げてくれるスタッフさんが多くて。ドラマの内容は大変な部分も多かったし、撮影も過酷だったんですけど、みんなで作り上げた座組だったなって思います。めちゃくちゃ現場に行くのが楽しかったですね、毎日。

■今回は初のドラマ単独主演ということで、座長として心がけたことはありましたか?

佐藤 最初はやっぱりムードメーカーとして「誰よりも現場盛り上げるぞ!」と思っていたんですけど、いざ撮影に入ってみると5人のシーンも全然少なくて。自分が思ったより1人のシーン、早苗と2人だけのシーンが多かったりしたので、「座長っぽいこと全然できなかったな」って思いました。最初は気合が入っていたんですけど……。

でも、しょうがないかなぁ。ドラマの内容も内容だったからシリアスな場面も多くて、みんなで笑い合えるっていう感じではなかったので。 コメディとかだったら、そういうのができるんですけど。撮影もタイトだったから「明日撮影ないからみんなで飲みに行こうよ」とかもできず。ちょっとそれが残念でしたね。仲良くなってきた頃に撮影が終わっちゃうみたいな。

■5人での撮影は3日間しかなかったと先ほどもおっしゃっていましたね。

佐藤 そうなんですよ。3日間しかなくて。

■ドラマの放送期間中にプライベートでもみんなと集まれるといいですね。

佐藤 そうですね。

やっぱり自分じゃない誰かを演じるっていうのはすごく楽しい



■撮影を終えてみて、28歳の佐藤くんにとって今回の『アラクオ』体験はいかがでしたか?

佐藤 自分が経験してきた25歳とは本当に真逆の25歳を演じたので、やっぱり自分じゃない誰かを演じるっていうのはすごく楽しいなと今回改めて思いました。

でも実は共感できない部分もたくさんあって、そこは監督と何度も話しながら「こんな生きづらい生き方してる人いるんですね」みたいな。 康祐ってものすごく生きづらくて、人前ではもう1人の自分を演じていてすごく疲れるだろうなって思いましたし。

だから撮影していても、正直どっと疲れることも多くて。でもそういう経験を28歳になった今出来たことが、自分の芝居経験としても、人生経験としても、すごく将来の糧になったなと思います。体を張ったシーンもたくさんあったので、終わったときにものすごく充実感と達成感もありました。

■康祐に共感できない部分も多かったとのことですが、具体的に理解しがたかったのはどんなところでしょうか?

佐藤 例えば、元カノの早苗と2人きりのシーンで、普段の自分じゃないメッキを張った康祐で接するのは100歩譲ってわかるんですけど、男子と2人でいる時もメッキを張るんだ……!って。康祐が本当に心を許して話せる人って実はいないんだなって思ったので、そこはすごく共感できないなと。

きっと1人はいるじゃないですか。親友とか、幼馴染みとか、何も飾らずに話せるメンバーとか。僕だったらそうなんですけど、そういう人が実は康祐には1人もいないんじゃないかなって、撮影をしていて思ったんです。そういう部分では共感できないというか、気持ちを理解するのが大変でした。僕は普段から人と接するのが好きだし、仲間といることが多いので、そこは康祐じゃないなって思いましたね。

FANTASTICSメンバーからの応援。「あ、観てくれないんだ今日は……」と思っていたら、Twitterでみんなが感想を載せてくれていて。



■初回放送を終えて、まわりの反応はいかがでしたか?

佐藤 すごく過激なシーンからドラマが始まるので、やっぱりびっくりしているファンの方もたくさんいたんですけど、蓋を開けてみたらただの恋愛ドラマというか、ラブシーンが多いドラマっていうわけではなく、もっと深いところに 注目してくれている方がたくさんいて。康祐やそれぞれが抱える悩みが1話ではそんなに出てないはずなんですけど、そこが気になって「早く2話が観たい」って言ってくれてる人が多くて、役者冥利に尽きるというか、この役を受けてよかったなって改めて思いました。

■木村慧人くんや堀夏喜くんはじめ、FANTASTICSメンバーの方々もSNSで反応してくれていましたね。

佐藤 はい。応援してくれてます。

■初回放送日の木村くんはウトウトしてしまい「TVerで観ることにします」とのことでしたが、翌日には佐藤くん宛に感想をツイートしてくれていましたね。おなじみの“10ケイちゃん”ツイートも確認できました。

佐藤 (笑)。そうですね。定番の“10ケイちゃん”が(笑)。



■放送があると、メンバーからまずは個人的に連絡がくるのでしょうか?それとも、前触れもなく感想をツイートしてくれるのでしょうか?

佐藤 どっちのパターンもありますね。例えば「今夜僕のドラマが放送されるので見てください」ってグループLINEとかで投げるじゃないですか。そこでは全員「おめでとうございます」「盛り上げます」ぐらいで「あ、観てくれないんだ今日は……」と思っていたら、Twitterでみんなが感想を載せてくれていて、実は観てくれてるとか。もちろんリアルタイムで観てくれないパターンもあるし(笑)。

でも観なきゃいけないみたいな風潮になるのもちょっと嫌だなと思ってるので、それは自由でいいんですけどね。「今日観ますね」って事前に連絡をくれるメンバーもいます。

慧人の場合は、初回のオンエア時間を1時間間違えてたらしくて、急に「まもなく初回です」みたいに言っていて、ファンの人からも「全然まもなくじゃないんだけど」って言われてました(笑)。それで慧人に連絡したら「1時間間違えてたので、ちょっと今日は断念して寝ます」って(笑)。

■ちゃんと観ようと準備はしてくれていたんですね。TVerで観られてよかったです。

佐藤 そうですね(笑)。ありがたいです。

主題歌はFANTSTICSの新曲「It’s all good」。ドラマで流れるタイミングもすごくいいんです。



■主題歌はFANTSTICSの新曲「It’s all good」ですが、どんな楽曲ですか?またドラマの内容とリンクする部分もありましたら教えてください。

佐藤 今回この曲を作るにあたって、レコード会社の方と監督とプロデューサーで何度も話し合いを重ねて、「こういうキーワードを入れてほしい」とか「台本に込められたこの意味を歌に反映させてほしい」みたいなラリーをたくさん重ねてやっと出来上がった曲なので、ドラマのために書き下ろしたような曲になっています。

登場人物の5人は世の中が決めた変なルールとか矛盾とかに流されてしまいがちだけど、最終的には自分の信念とか、自分のぶれないものを信じていけば、それはそれで正解、それで全ていいんだよっていうことを歌を通して伝えられたなと思ってこの曲は作られているので、気負いせずに肩の力を抜きながら聴いてもらえるような曲かなって思います。

ドラマで流れるタイミングもすごくいいんです。エンドロールではスタッフクレジットの横に出演者で撮り合ったフィルムカメラで撮った写真が流れていて、ああいう演出もすごく素敵だなって。たぶんあそこに写っているみんなはとても素で、役として映っているときもあるけど、ふとした現場のオフショットだったりも混ざっているので、それが「It’s all good」っていう歌詞の内容にも沿っていていいなって思いました。

■ドラマの公式Instagramにもオフショットが掲載されているのを拝見しました。

佐藤 あれも使われてたりしますね。

ドラマ撮影中は常に3台ぐらい“写ルンです”を渡されて、出演者で撮り合ったり、監督が撮ってくれたり。あと、美山さんと工藤さん、僕も普段からフィルムカメラを持ち歩いてたりするので、撮り合ったり。まだインスタに載せれてないですけど、今後いっぱい載せていく予定なので楽しみにしていてください。

“みんなのいるときの康祐”と“1人のときの康祐”の住み分けにものすごく苦戦しました。



■佐藤くんが演じる康祐は、人前では見せない悩みを抱えていて、そんな秘めた部分があることにファンの皆さんもさっそく気付いているとのことでした。そんな康祐を演じる上で心がけたことを教えてください。

佐藤 1人2役やってる気持ちになりながら演じていました。ただ康祐でいるんじゃなくて、その康祐もドラマの中ではもう1人の康祐をみんなの前で演じていて。そこの住み分けがすごく難しかったですね。

現場では監督と「仮面をかぶってる」とか「メッキを張ってる」っていう言い方をしていたんですけど、「ここはメッキ康祐でいきますか?」とか、どれぐらいの康祐でいくかを相談しながら作っていったんですけど、それがすごく大変だったなと。特に初回はメッキを張った康祐が存分に出てるんですけど、やっていて自分で気持ち悪かったり、「間違ったら下手くそに見えるぞ」みたいな、わざとらしく見えないように絶妙な塩梅で演じるのが大変でした。

オンエアで自分のシーンを観ても「これいやだな」って思う時もあります。初回でもそう思う箇所はあったし。「えー、こんな風に見えてんだ」みたいな。

■でも、「仮面をかぶってる康祐」を観ている人へ匂わせないといけないんですよね。

佐藤 そうなんですよ。だから「これが仮面です」っていうのをあえて出していくっていう。それにしっかり気づいてくれるファンの方もいたので、鋭いなと思いました。



■佐藤くんがそう演じたからこそ、ファンのみなさんも気づけたのかもしれませんね。

佐藤 そうだったらいいんですけど。

■以前ドラマ『理想ノカレシ』でも1人2役を演じられていましたよね。そのときの演技が康祐役に活きているのでは?

佐藤 そうですね。でもあの時はそっくりさんというか。別の人物を2役演じていたので綺麗にできたんですけど、今回は、同じ人物だけど “みんなのいるときの康祐”と“1人のときの康祐”の住み分けをしないといけなかったので、感覚が少し違くて、ものすごく苦戦しました。

何が難しいって、原作にはないんです。ドラマのオリジナル脚本だからこそ出来上がった2人の康祐なので。だからたぶん、原作者が1番びっくりしてるんじゃないですか(笑)。元々描いた康祐じゃない、ドラマ版の康祐がいるみたいな。原作での康祐はコンプレックスなんてそもそもないので。でも、ドラマ版の康祐の悩みはリアルなアラクオ世代の悩みだったりもするから、特に男性で刺さる人には刺さるんじゃないかなっていう風に思ってます。

あと2歳若かったら、たぶん一真役をやってるな



■メインの登場人物5人のなかで、佐藤くんが1番友達になりたいと思うのは誰ですか?

佐藤 えっと〜……友達になりたいと思うのは、一真ですかね!5人のなかで唯一の年下っていう立ち位置でもあるし、天真爛漫で、康祐のことを慕ってくれているっていうのもあるので。すごく明るいし、ムードメーカーじだと思うので、困った時にも助けてくれそうだし、盛り上げてくれそう。

■佐藤くんの身近にも、一真のようにムードメーカーな人はいますか?

佐藤 僕です。あと2歳若かったら、たぶん一真役をやってるなと自分でも思います。23歳、24歳とか、いっぱい制服を着ていた時期にこういう一真みたいな役が多かったな〜と。あそこまで悩んでないですけど、コンプレックスは抜きにして、5人でいる時の一真の対応は普段の僕っぽいなと思います。

■じゃあ、一真にはどこか懐かしさを感じたり?

佐藤 そうですね。

■「2歳若かったら、たぶん一真役をやってる」とのことですが、今28歳だからこそ、康祐役を演じられるという部分もあるのかも?

佐藤 そうだと思います。きっと今自分が30歳だったら、康祐役はやってないなって思うんですよ。25歳になるべく近い年齢の時にご連絡がきてよかったなって思います。だからある意味「等身大でやろう」ってすごく思いました。

今まで積み上げてきたものがやっと形になって、充実してきたなって感じた。



■先ほど、康祐は自分の25歳のころとは真逆で「こんな世界があるんだ」と感じたとおっしゃられていました。佐藤くんは3、4年前どんな25歳を過ごされていましたか?

佐藤 25歳のときはとにかく悔しい1年で。コロナの影響で僕の主演映画が公開延期になっちゃって、写真集の発売イベントが中止になって、 ライブも300個以上が全部中止になって、急にいろんなことが白紙になったんです、1年間も。

だから何をすればいいのかすごく悩んでた時期で、いまは絶対戻りたくないって思います。全然いい25歳じゃなかったな。

■葛藤した年だったんですね。

佐藤 いっぱい葛藤しましたね。

■25歳の節目でもあり、主演映画や写真集など盛りだくさんの年だったと思うと悔しいですね。

佐藤 そうですね。本当はここから勢いをつけてドンとやろうってときにコロナで3年間止まっちゃったので、もったいなかったなっていう風に思います。



■25歳は、アラサーを目前にしつつ20代前半の幼さも残る、大人と子供の境目のような年齢で、将来に向けて焦りを感じたりする人が多いタイミングでもあるかと思います。佐藤くんは25歳当時、何かに悩んだり焦ったりすることはありましたか?

佐藤 でも、それはなかったかもしれないです。今まで積み上げてきたものがやっと形になって、充実してきたなって感じた年だったんですよ。25歳って。

当時は映画に結構出ていて、23歳〜24歳で撮った作品が25歳の年に公開されるみたいなことが多かったんです。

で、「ドラマもやりたいな〜」って思っていた矢先にコロナになって。ライブは中止になったけど、オファーがあったドラマの仕事を受けられるようになって。そこから急にドラマの仕事が増えるようになったので、焦りというよりは、ライブは中止になっちゃったけど、そのぶん新しいことができるようになったみたいなところもありましたね。1ヶ月間京都の撮影所の隣に泊まって撮影をしたり、楽しかった思い出もあります。

■佐藤くんにとって25歳は、新しいことに挑戦する年でもあったんですね。そんな新しい挑戦をした25歳の一年で、得たものや感じたことはありましたか?

佐藤 今まで自分のことを知らなかった世代の人が知ってくれるようになったり、25歳の時は1年間ABEMAさんで自分がMCの番組をやったり。なぜかMCとしてのお仕事がたくさん来るようになりましたね。
Disney+の「ディズニー365プラス」も2年間やらせていただいたり。

AKIRAさんは背中ですべて見せてくれる先輩。TAKAHIROさんは僕が出るドラマを100%いじってくれる(笑)



■今回『アラクオ』で座長を務めているほか、MCで番組を仕切ったり、FANTASTICSではリーダーとしても活躍されている佐藤くんですが、みんなをまとめたり、上に立つうえで心がけていることはありますか?

佐藤 自分が「俺が俺が」っていう風にならずに、年下の意見とか、いろんな人の意見も聞けるような雰囲気作り、あとは1番下の人でも発言しやすい雰囲気作りは意識してますね。年齢関係なく、やっぱりチームとして。

■それはリーダーになってからより心がけるようになったのでしょうか。

佐藤 そうですね。EXILEだと自分が最年少だし、そんな最年少にも上の人たちが気を遣ってくれてるところを間近で見てきたから、自分がリーダーになってからは、よりそうしてあげたいなって思ってやってます。

■先輩の背中を見てきたからできることですね。特に影響を受けた先輩はいらっしゃいますか?

佐藤 HIROさんはもう当たり前として、AKIRAさんは身近で一番兄貴肌というか、背中ですべてを見せてくれる先輩だなって思います。

■先輩メンバーとInstagramで冗談を交えてやりとりをされているのを拝見しました。仲の良さが伝わってきました。

佐藤 あ、TAKAHIROさんですね!TAKAHIROさんは基本的に僕が出るドラマを100%いじってくれるんですよ(笑)。それがすっごくありがたくて。常にチェックしてくれてるんだなって。後輩のそういう情報って自分から調べに行かないとわからないじゃないですか。それをTAKAHIROさんらしいユーモアでいつもストーリーズとかで宣伝してくれるので、めっちゃ嬉しいです。

■変化球な言い方が面白いですよね。

佐藤 さすがTAKAHIROさんだなって思いますよね(笑)。

なんでも相談できる大親友。BUDDiiSのFUMINORI(小川史記)。



■先ほどFANTASTICSのお話もありましたが、FANTASTICSの活動と俳優業での違いはどんなところでしょうか。

佐藤 基本的には同じで、役者としても“FANTASTICS”を背負っているっていう意識は絶対変わらないんですけど、責任感はより強くなるというか。
やっぱりチームでいるときは自分が失敗しても周りのメンバーが助けてくれたりとか、みんなで補えたりするんですけど、俳優のお仕事のときは、自分のミス1つでグループのイメージが悪くなったりとか「FANTASTICSってそうなんだ」って見られてしまう可能性もあるから、1人のときはそういう危機感とか責任感はより持ってやってるかもしれないですね。

■ソロで活動するときも、グループ名を背負っていることを意識されているんですね。

佐藤 もちろん!エンドロールにも名前が出るので。ファンタだけじゃなくて「EXILE/FANTASTICS」って出るので、そこは人一倍責任を持ってやってます。

■『アラクオ』では、みんなそれぞれ悩みや隠し事を抱えています。佐藤くんは悩みがあるとき、誰かに打ち明けられますか?それとも、1人で考えて自分で解決すしますか?

佐藤 打ち明けられますね。メンバーに言うときもあるし。

僕は埼玉出身なんですけど、埼玉のときから同じ小中に通って、同じマンションに住んで、同じタイミングで上京をして芸能をやってる子がいて、親友であり幼馴染みなんですけど、その子とはしょっちゅうご飯に行ったりしていて、何かに悩んだら相談してます。向こうも相談してくれることが多いので、お互いにですね。



■相談もできる学生時代からの友人がいるのはいいですね。なんでもない日にご飯を食べに行ったりもされますか?

佐藤 そうですね。向こうもダンスをやっていて、スタジオ借りて2人で練習をしたりとか。そのついでにご飯食べながらお互いの近況報告するみたいのが多くて、それが楽しいです。

■もしかして、BUDDiiSのFUMINORI(小川史記)くんですか?

佐藤 あ、そうです!すごい!小川史記です!

■読者の方から2人は親友だと以前何度かコメントがきていたので、もしかしたらそうかなと。お互いにドラマやMCが決まったときに「おめでとう」のやりとりをされていますよね。

佐藤 そうだったんですね(笑)!なんだかありがとうございます。史記は大親友で。

■近くに大親友がいて相談できるのは素敵ですね。

佐藤 はい!ありがとうございます!

「既読無視とか余裕でします」親からの連絡がすごく恥ずかしくなったりとか、連絡を返せない自分がいたりする。



■『アラクオ』には、大人になりきれない25歳たちが登場しますが、佐藤くんは自分が「大人になりきれていないな」と感じることはありますか?

佐藤 親から連絡が来た時に素直に返せないところです。僕、学生の頃って全く反抗期がなくて、みんながだいたいグレだす中2、中3のときとか、休日もお母さんと2人でショッピングとか行ってたんですよ。だから遅れてきた反抗期って僕は思ってるんですけど(笑)、大人になって人前に出るようになってから、親からの連絡がすごく恥ずかしくなったりとか、連絡を返せない自分がいたりするので、そこは子供っぽいなって思います。

■それは何故なのでしょうか。

佐藤 なんでかわからないんですよ。別に会ったら話すけど、LINEとかのやり取りがもう恥ずかしくてしょうがない(笑)。でもほかのFANTASTICSメンバーはライブのあと、観に来た親とすごく仲良さそうに話していて羨ましくもあり、僕にはできないことだなって思うし、だけど別にしたいとも思わないっていう。

■LNEでも恥ずかしいんですね。

佐藤 恥ずかしいですね。既読無視とか余裕でします(笑)。

■そんな佐藤くんに対して親御さんはどんな反応を?

佐藤 僕もメディアでめっちゃ言ってるので気にしてないですね。
いや~恥ずかしい。なんか照れてしまうんです。
親不孝だと思います(笑)。

食事制限や体づくりは慣れっこ。「やっぱりLDHの看板を背負っている限り「あれ?だらしないじゃん」って思われたら嫌なので」



■『アラクオ』は佐藤くんの肉体美も注目ポイントだと思いますが、撮影に入る前に結構鍛えられたのではないですか?

佐藤 そうですね。お話いただいてからクランクインするまで結構な時間があったので。1か月ちょいかな。ほぼ毎日ジムに通ってましたね。ちょうどライブも控えてたっていうのもあるし、今回脱ぐシーンが多いっていうのは聞いていたので、 それに向けてやってました。

■具体的にどんな生活をしていたか教えてください。

佐藤 基本的にクランクインの2週間前まではもう朝昼夜がっつりご飯を食べて、日中はジム1時間半ぐらいやって筋肉を大きくしたら、クランクインの2週間前ぐらいから食事制限をしはじめて、クランクインに合わせて顔を絞ってくみたいな感じでやってました。

■元々トレーニングはされていたんですか?

佐藤 そうですね。なぜか去年主演ドラマをやってから、出る作品全部脱いでるんですよ、今まで。全部そういうラブシーンがあって(笑)。そういうのを求められる歳なんだなあって思うし、それがあるからにはやっぱ生半可な肉体じゃ映りたくないっていうことで。もう慣れっこですよ。食事制限とか体作りっていうのは。



■ドラマ『liar』が初脱ぎですか?

佐藤 そうです。『liar』のときポスター撮影からもう衣装がなかったので……(笑)。上半身裸で(笑)。以前インタビューでも話したかもしれないんですけど、1月7日にそのポスタービジュアルを撮ったんですよ。今までは正月旅行でたらふく食べてたんですけど、家族と旅行に行っても僕だけ何も食べずに野菜ばっかり食べて、札幌のジムに通って。相当辛かったんですけど、やればやるほど結果出るなってそのとき思いましたね。

■その努力があったからこそ、今も求められ続けているんですね。

佐藤 そうですね。ファンの人も観てくれるし。今回の『アラクオ』も最初はみんな「観るの辛いです……」って言うんですけど、きっと観てくれるんですよ。結局、観たいんだろうなと思って。ほんとみんなスケベちゃんで(笑)♡︎

■(笑)。そこまで鍛えて仕上げてきてくれる役者さんもなかなかいないのでは?

佐藤 そうですね。やっぱりLDHの看板を背負っている限り「あれ?だらしないじゃん」って思われたら嫌なので。

■今後も脱ぐ役が続きそうですね(笑)。

佐藤 いやぁ、もう……(笑)。30歳になるまでには制限すると思いますけどね、僕の中では。うーん……わからないです(笑)。

でも、求められたら脱いでしまうと思います(笑)。

2時半に「リアタイしてます」みたいなメールをくれて、もう可愛くてしょうがなくて。



■『アラクオ』では、登場人物それぞれがみんなの前では理想の自分を演じ、本当の自分を内に秘めています。佐藤くんは、自身の理想像を持っていますか?

佐藤 理想像かあ。器は大きくありたいなってずっと思っていて。ダサい男になりたくないというか、ちっちゃいことはあまり気にしたくないし、やっぱり人望は欲しいですよね。結局年を取った時に人望が勝つと僕は思っているので。自分の下についてくれる子をたくさん若いうちから育てたいし、自分が何かやりたいってなったときに応援してくれる人が周りにいてくれたらいいなって思います。

■佐藤くんは現在28歳なので、後輩グループも増えてきていますよね。後輩が増えていくにつれ、人望を意識をする場面も多くなりましたか?

佐藤 はい。GENERATIONSから下の5チームのことを「Jr.EXILE」っていうんですけど、その下に「NEO EXILE」っていう世代ができて、 もういよいよ先輩より後輩の方が増えてきたなっていう。

そのNEO EXILEにLIL LEAGUEっていうチームがいるんですけど、 まだ高校生の子がすごく「僕に憧れてる」って言ってくれていて。昨日も夜中2時半ですよ。高校生が起きてる時間じゃないのに、2時半に「リアタイしてます」みたいなメールをくれて、もう可愛くてしょうがなくて。
でも「やっぱ直視できません」ってメッセージがきて、そりゃそうだなって(笑)。高校生だからな(笑)。でも僕、その子に「直視してね」って引用リツイートしちゃったんですけど、冷静に考えたらすげえこと言ってるなって(笑)。高校生に激しいシーンを見てね、直視してねって、結構攻めたこと言っちゃいましたね。

■佐藤くんのお願いなら、頑張って最後まで直視して観てくれてるかもしれないですね(笑)。

佐藤 はい(笑)。

エモいというか、もうすごく感動したなって。



■Emo!miuは「エモい」をテーマにしたサイトです。最近、心揺さぶられたエモい出来事はありましたか?

佐藤 そうだな〜……。最近かどうかわからないですけど、誕生日の日にメンバーがお祝いしてくれたことがすごく嬉しくて。 しかもみんなで一斉にとかじゃなくて「今夜空いてますか?」みたいな感じでバラバラに誘ってきてくれて、「今日は予約入っちゃったから、じゃあこの日」って予定を入れていったら、1週間誕生日ウィークが続いたんです。すごく嬉しかったな〜。

「サシでご飯行きましょう」っていう人もいるし、「2人ずつで行きましょう」とか「3人で行きましょう」とか、メンバーによって違ったり。あとプレゼントをみんなで買ってくれたりとか、個別でもくれたり。エモいというか、もうすごい感動したなって。

■1週間でお祝いしようという計画があったわけではないんですね。

佐藤 たぶんお互いにやってることは知らずに、シンプルに誘ってきてくれたっていう。

『アラクオ』世代の5人が、人との繋がりを通して成長していく姿をぜひ見届けてほしい。



■素敵な28歳の誕生日になりましたね。最後に、まもなく放送される6話以降、物語が濃さを増すドラマ後半の見どころを教えてください!

佐藤 早苗と康祐が初回に比べてどんどん距離が近づいていって、 「この2人どこまで行くんだろう」って視聴者がドキドキしだすのがちょうど6話だったんですよね。

5話の後半でそういう流れになってみたいな。 あと、早苗がすごく弾け出すのが6話なんですけど、「今までこんな早苗見たことない」っていうぐらいに吹っ切れる早苗に注目してほしいです。そして、それに翻弄される康祐にも注目してほしい。

ダサくとも着いて行こうとするみたいな、そこが見どころかなと思います。

■2人の素の部分がどんどん出てきそうですね。

佐藤 そうですね。出てきます。

■最後に、あらためてドラマ『around 1/4』の全体のみどころを教えてください。

佐藤 初回だけを観ると、普通のいわゆる恋愛ドラマが始まったなみたいな、お色気シーンも多い恋愛ドラマなんだろうなって感じると思うんですけど、回が進むにつれて、登場人物1人ひとりの誰にも言えない悩みとか、誰にも見せない顔っていうものにフォーカスしていく仕組みになっています。初回で言うと、ちらっと一真の顔が見えたりとか。

後半になればなるほど、1人ひとりにこういう一面があったんだって、オムニバス仕立てになっているので飽きずに観てもらえるし「私が応援してるこの登場人物はいつ登場するんだろう?」みたいなドキドキ感とかも合わせて楽しんでもらえたらなと思います。

そしてやっぱり1番は「アラクオ」世代の5人が、人との繋がりを通して成長していく姿をぜひ見届けてほしいなと思いますし、康祐と早苗の2人が抱える悩みとか、いつ打ち明けるのか、打ち明けないのか、どのタイミングで言うのかとか、2人の距離がどれぐらい縮まっていくのか、回を増すごとに気になっていくんじゃないかなと思います。

遅い時間ではあるんですけども、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。

■インタビューは以上になります。ありがとうございました!

佐藤 ありがとうございました!



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ーPROFILEー



佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)

1995年1月25日生まれ。埼玉県出身。

2011年〜2013年、GENERATIONSのサポートメンバーとして活動後、2014年「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格しEXILEに加入、2016年よりFANTASTICSとしても活動。現在はEXILEおよびFANTASTICSのパフォーマーとして活動中。FANTASTICSではリーダーを務めている。
2012年より俳優としても活動中。代表作にドラマ・映画『HiGH&LOW』シリーズ(2016年〜)、ドラマ『liar』(2022年)、ドラマ『Sister』(2022年)、映画『ママレード・ボーイ』(2018年)、映画『センセイ君主』(2018年)、映画『小説の神様 君としか描けない物語』(2020年)などがある。

[Instagram] @taiki_sato_official
[Twitter] @taiki__official

スタイリスト:平松正啓(Y’s C)
ヘアメイク:中山伸二(CONTINUE)


―INFORMATION―
ドラマL『around 1/4』
放送日時:ABCテレビ(関西)毎週日曜よる11時55分、テレビ朝日(関東)毎週土曜深夜2時30分
※ほか地域でも放送予定
★ABCテレビでの放送後、TVer/ABEMAで見逃し配信
キャスト:佐藤大樹、美山加恋、工藤遥、松岡広大、曽田陵介、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、阿久津仁愛、吉澤要人、里々佳、平岡祐太
主題歌: 『It’s all good』FANTASTICS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
オープニングテーマ「PEGASUS」:鋭児(Off The Wall Record)
原作:緒之『around1/4 アラウンドクォーター』(comico)
脚本:武井彩、粟島瑞丸、灯敦生、富田未来
音楽:鋭児、及川千春(鋭児)、藤田聖史(鋭児)
監督:隈本遼平、富田未来、大山晃一郎

[Instagram] @dramal_abctv
[Twitter] @dramaL_abctv
[HP] https://www.asahi.co.jp/around_quarter/

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