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[1001] 地獄大使

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開始日時

2023/04/15 15:00:00

終了日時

2023/05/07 20:03:38

商品番号

1001z115

オークション形式

LIVE大オークション

入札単位 [詳細]

100,000

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商品説明

【商品番号】1001
【商品名】地獄大使
【メーカー】バンダイ
【発行年】1970年代
【サイズ】260mm
【国】日本
【素材】ソフビ
【状態詳細】[本体:美]
【最低落札価格】1,800,000円

【コメント】
1971年にバンダイから発売された仮面ライダーソフビシリーズは、ライダーと怪人のミニ・スタンダード・キングサイズ合わせて約100体にのぼります
ライダー怪人スタンダードソフビは第1話の蜘蛛男から第50話までのカメストーンまでに登場した怪人の中で33種類発売。当時の販売価格は380円です
今回出品する、スダンダードサイズの地獄大使は、この33種類の中には存在していません。ソフビに同封されている商品カタログに、まだソフビの原型がない発売予定の怪人は劇中の写真が使われ掲載されていますが、地獄大使自体の掲載はありません また、各怪人ソフビの足の付け根付近に数字・記号が刻印されていますが(アルマジロング、モグラング、トリカブト、ザンブロンゾの一部の怪人を除く)、この地獄大使の足の付け根には数字・記号の刻印がありません

●ショッカーベルト
他怪人のショッカーベルトと比べると大きさが一回り大きく凝った造形のものを装着している怪人がいます。ハエ男・トドギラー・カメストーンの3体が相当します。いずれも地獄大使が劇中に登場する53話より数話前(ハエ男42話・トドギラー47話・カメストーン50話)に登場し、スタンダードソフビの発売時期は最後あたりになります。
劇中の地獄大使のベルトは特注で、ショッカーのワシマークをより豪華にした仕様をしていますが、このソフビは後半発売された3怪人のベルトを装着しています

●細かい太もものモールド(凹凸模様)
怪人の劇中での造形に比べて、太腿のモールドはスタンダードソフビでは省略されることが多く(蜘蛛男・アルマジロング・ザンブロンゾ・トリカブトを除く)、多数の怪人ではソフビの成型色そのままや、一部彩色することで劇中カラーを模してしますが、地獄大使はしっかりと劇中そのままの体表を造形しています
後半の怪人では、太腿にモールドを造形しているソフビは殆どありません。数多く発売するにあたり、生産期間やコストを抑えるべく、下半身は同型で使い回しが出来るように造形されていたと考えられます
地獄大使は劇中で53話より登場し、スタンダードソフビ最後の怪人カメストーンより後の登場です
カメストーンまでは上半身は怪人の特長を捉えた作りで、下半身は彩色に違いはあれど、ほぼ同型
その反面、地獄大使は素顔の表情や体表のモールド、
左手の鉤爪など手間をかけた仕上がりになっています

●ソフビ化のタイミング
地獄大使は本編の他で、劇場版「仮面ライダー対じごく大使(1972年7月)」、後番組の仮面ライダーV3第27・28話に登場します。その時期にはスタンダード怪人の新発売は無く、カメストーン以降の怪人はV3も含めてミニソフビで発売されます。この地獄大使のソフビが一般に発売されたなら、地獄大使が本編で退場する前、タイミング的に劇場版の時期と思われますが、この地獄大使のスタンダードソフビが、今まで市場に出ることやメディアに特集されることは皆無でした。入荷した際にスタッフが確認したところ、当時、調布市の神社の縁日で入手したとのこと

●なぜ市場に出てこないのか?
当時のソフビに同封のカタログに未掲載・番組後半からの登場にも関わらず、内側の番号が無いタイプの凝った造型の太腿や劇中とは違うベルトの造型・全体的に他怪人と違う丁寧な作りから、このスタンダード地獄大使はサンプル・試作品だと考えられます
スタンダードソフビは当時380円で安い物ではなく、ミニソフビの価格は80円でした。このミニソフビは玩具店だけでなく駄菓子屋でも販売しました、子供たちは小さいながらも種類の豊富なミニソフビを、気軽に安価で購入できたので、需要はミニソフビにシフトされたのは当然の流れです。私事ながら、年上の知り合いに聞いたところ、当時は子供のお小遣いでたやすく購入できなく、おもちゃ屋は敷居が高く感じたそうです。そんな中、駄菓子屋の存在はとても大きくて安めなミニソフビは比較的買いやすく、ライダー対大勢のショッカー怪人の遊びを皆でしていた、との事でした。実際に仮面ライダーV3の怪人は当初から、バンダイからはミニソフビの展開のみになっています
また、1972年からポピニカから合金玩具のサイクロン号、ポピーから変身ベルトの発売や、マジンガーZに代表されるロボットヒーロー作品の展開されました。それに伴う第2次怪獣ブームの陰りなどが合わさり、子供達の需要が怪獣・怪人のおもちゃではなく自らヒーローとして遊べる玩具への需要変化で、商品開発や生産体制が変更された結果、作品での人気が高い敵幹部だからこそ、丁寧で凝った原型でサンプルまで作成したが、お蔵入りになったと考えられます(宮川)

115ライダー

商品の情報

商品(梱包)サイズ
55 mm × 160 mm × 50 mm
重量
1 g

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