【2024年はSF映画がアツい!】「猿の惑星」「エイリアン」新作、「スター・ウォーズ」から影響を受けたSF超大作も

2024年1月6日 19:00


2024年に公開される、注目SF映画4作品&予習復習用作品をご紹介
2024年に公開される、注目SF映画4作品&予習復習用作品をご紹介

今年も数々の話題作が待機し、映画ファンの皆さんは、期待に胸を高鳴らせているのでは? 特に2024年は、本格的なSF超大作の公開が多数控えており、「SF映画イヤー」になる予感。過去にもSF映画ブームをけん引し、映画史に功績を残す「猿の惑星」「エイリアン」両シリーズの最新作に加えて、アカデミー賞を席巻した話題作の続編、「スター・ウォーズ」から強い影響を受けている2部作の超大作まで、いまから公開が待ちきれないタイトルが目白押しです。この記事では、そんな最新作の情報に加えて、予習復習に最適な関連作品もナビゲート。ぜひ、未知なる冒険に備えてください。


●1.「デューン 砂の惑星 PART2

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第94回アカデミー賞で6冠に輝いたSF超大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。舞台は、砂漠に覆われ、巨大砂虫サンドワームが支配する惑星。敵対するハルコンネン家の陰謀で父親を殺され、全てを失った砂漠の王子ポール・アトレイデスの運命の恋と復讐、そして、宇宙の命運をかけた最終決戦を壮大な世界観で描く。ティモシー・シャラメ(「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」)がポール役を再び演じ、ドゥニ・ビルヌーブ監督も続投する。

来るべき戦いに備える日々のなかで、何か大きな力に目覚めようとしているポール。そんな彼の前に、アトレイデス家の全滅を画策した帝国の支配者・皇帝シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン)と、デューンの新たな支配者として送り込まれた、ハルコンネン男爵の残忍な甥フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)が立ちはだかる。続編には、皇帝の娘イルーラン姫(フローレンス・ピュー)も登場。3月15日から公開される。

【これで予習復習】
 前作「DUNE デューン 砂の惑星」、そして「ブレードランナー 2049」「メッセージ」で、ビルヌーブ監督の“圧倒的”SFセンスを堪能! 「ブレードランナー 2049」「メッセージ」はU-NEXTなどで配信中。


●2.「REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者

画像は「REBEL MOON パート1 炎の子」
画像は「REBEL MOON パート1 炎の子」

ザック・スナイダー監督が、20年以上の構想を経て生み出した2部構成のSF超大作「REBEL MOON パート1 炎の子」(Netflixで配信中)に続き、後編「REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者」が、4月19日からNetflixで独占配信される。巨大軍事帝国「マザーワールド」が支配する銀河を舞台に、暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた戦士コラ(ソフィア・ブテラ)が、帝国の刺客に痛めつけられた村人たちの敵討ちのため、仲間を集める旅に出る。

黒澤明監督の名作「七人の侍」からインスパイアを受けたほか、2023年12月に来日したスナイダー監督は、11歳のときに鑑賞した「スター・ウォーズ」からも大きな影響を受けていると発言。「同時に、この作品は全く独自の異なる体験を与えるとも信じている」と、自信をにじませていた。寄せ集めの「チーム・レベルズ」は、銀河から自由を奪った悪の帝国にリベンジを果たせるのか――物語の行方に期待が高まる。チャーリー・ハナムペ・ドゥナアンソニー・ホプキンスらが共演した。

【これで予習復習】
 まずは「REBEL MOON パート1 炎の子」を。名作「七人の侍」「スター・ウォーズ」を見れば、スナイダー監督に刻まれた“映画的DNA”が確認できるはず。
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●3.「猿の惑星 キングダム

2024年に公開される、注目SF映画4作品&予習復習用作品をご紹介
2024年に公開される、注目SF映画4作品&予習復習用作品をご紹介

人間が高度な知能を持つ猿に支配された未知の惑星という前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで映画史上に輝く神話となった「猿の惑星」(1968)から始まる人気SFシリーズの最新作。科学技術の進歩がもたらす予期せぬ危機、異なる種族同士の“共存”と“対立”をめぐる葛藤、地球規模のパンデミックで絶滅の危機に陥った人間たちの姿など、過去の作品はどれも時代を先取りし、人類への警鐘に満ちたテーマを掲げてきた。

最新作の舞台は、人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こってから何年も後の世界。高い知能と言語を得た多くの猿はコミュニティを築き、穏やかに発展する文化的なグループ、歪んだ教えを信じ急成長し帝国を築くグループ、ほかのグループを奴隷化するような過激なグループなど、まるで人間社会のような進化を遂げている。一方で人類は言語、文化、技術、社会性も失い、野生生物のような存在になっていた。初夏に公開される。

【これで予習復習】
 全ては「猿の惑星」から! 新シリーズ「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」は、3作連続で全米初登場No.1の快挙を記録している。この4作品はディズニープラスで配信中。


●4.「Alien: Romulus(仮題)」

画像は「エイリアン」(1979)
画像は「エイリアン」(1979)

名作SFホラー映画「エイリアン」のスピンオフ映画。シリーズの祖である「エイリアン」を生み出したリドリー・スコットが製作を担当し、「ドント・ブリーズ」「蜘蛛の巣を払う女」のフェデ・アルバレス監督がメガホンをとった。これまでのシリーズ作品とは異なり、軍人でも科学者でもないごく平凡な若者たちを主人公に、宇宙の彼方にある植民地化された惑星で、悪名高きエイリアンこと“ゼノモーフ”の集団に襲われる恐怖が描かれる。

気になる出来ばえについて、ファンには嬉しいニュースも。米バラエティによれば、本作を鑑賞したスコットが、アルバレス監督に対し「フェデ、君に何と言おう。素晴らしかった」と賛辞を送ったことが判明している。「どこが気に入ったのか1時間も話してもらえたことは、僕の人生で最高の瞬間のひとつだ。彼が言った最高の賛辞のひとつは、『セリフが素晴らしい』だった」(アルバレス監督)。8月16日に全米公開予定、日本公開は未定。

【これで予習復習】
 1979年公開の「エイリアン」に始まり、ジェームズ・キャメロン監督の出世作となった「エイリアン2」、クロスオーバー作品「エイリアンVS.プレデター」など、これまでシリーズ5作品が製作されている。また、スコット監督自らの構想による前日譚映画「プロメテウス」、その続編「エイリアン コヴェナント」(も。この5作品はディズニープラスで配信中。

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
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