お世話になった方に1年間の感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮ですが、どのようなものを贈ればいいのか悩む方も多いでしょう。
子どもから年配の方まで、家族みんなで楽しめるものの一つがお菓子です。またお菓子は会社宛でも喜ばれます。
お歳暮のお菓子の選び方や、人気商品を紹介します。
お歳暮のお菓子の選び方
お菓子といってもたくさんの種類があり、どうやって選べばいいのか悩んでしまいます。お歳暮のお菓子の選び方を紹介します。
1. 年齢や家族構成で選ぶ
好みがはっきりとわからない相手に贈る際は、年齢や家族構成に合わせて選びましょう。
年配の方には羊羹や煎餅などの和菓子、小さなお子さんがいる家庭にはクッキーやフィナンシェなどの洋菓子を贈るのがおすすめです。
洋菓子のなかでも高級感のある有名パティスリーの大人向けのもの、パッケージの可愛い子どもに喜ばれるものなどジャンルは多様なので、家族構成を踏まえて考えるといいでしょう。
2. ライフスタイルや嗜好に合わせて選ぶ
相手のライフスタイルや嗜好をよく知っている場合には、その方に合ったお菓子を選ぶと喜ばれます。
健康志向の方には、素材にこだわったオーガニックのスイーツやグルテンフリーのお菓子などを選ぶといいでしょう。流行に敏感な方には、相手の住まいの近くにない話題のお菓子や、クリスマス時期限定のお菓子を選ぶのもおすすめです。
相手の好みをあまり知らない場合、好みがわかれるようなお菓子は避けた方が無難です。
3. 賞味期限で選ぶ
お歳暮でお菓子を贈る際には、賞味期限の長さにも注意しましょう。年末年始に長く家を空ける場合もあるため、忙しい師走時期に相手を焦らせてしまうことのないようにしたほうが親切です。
年明けまでの賞味期限があれば、年末年始の休暇時にゆっくり食べられるだけでなく、クリスマスやお正月の来客時にも重宝されます。
クリスマスあたりに食べてもらいたい生菓子などは、相手の予定を事前に確認できる親しい間柄の場合のみにしましょう。
4. 包装形態や個数で選ぶ
個包装のお菓子を贈る場合には、家族の人数分以上の個数が入っていることを確かめておきましょう。逆に一人暮らしの方に贈る際には、大容量のものは望ましくありません。
パウンドケーキやバームクーヘンなど、切り分けて食べるタイプのお菓子も年末年始の時期には喜ばれます。
お菓子の贈り物はパッケージや包装にこだわったものも多いので、クリスマスやお正月の限定パッケージを選ぶのもおすすめです。
ただし、喪中の方に贈る際には、お正月のおめでたい雰囲気のものは避けましょう。
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1. クッキー・サブレ
洋菓子の定番クッキー・サブレは、年代を問わず多くの方に喜んでもらえます。日持ちも長く個包装の詰め合わせになっているものが多いので、家族でのティータイムや年末年始の来客時にも便利です。
見た目が可愛いものや、高級感のある大人向けのものまで様々なバリエーションがあるので、相手のライフスタイルや家族構成に合わせて選びましょう。
会社宛に贈る場合にも、職場で分けやすく食べやすいクッキー・サブレは喜ばれます。
2. ケーキ・タルト
ケーキやタルトをお歳暮として贈る場合には、パウンドケーキや焼いたタルトなど日持ちのするものを選ぶのがいいでしょう。
親しい間柄であれば、有名店の冷凍ケーキを贈るのもおすすめです。特別感のあるケーキは、家族の特別なひと時を盛り上げてくれます。冷凍のケーキは冷凍庫内で場所を取るので、事前に相手の都合を確認したうえで贈るようにしましょう。
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新井園本店 武蔵利休 抹茶タルト&抹茶モンブランセット
4,000円(税込4,320円)
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MAHOROWA 濃厚ミルク バスクブルーチーズケーキ
4,539円(税込4,902円)
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モンサンクレール ノエルアニバーサリーショコラ
4,445円(税込4,801円)
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パティスリー・サダハル・アオキ・パリ デギュスタシオン イヴェール
3,935円(税込4,250円)
3. チョコレート
特別感のある高級なチョコレートも、溶けてしまう心配の少ないお歳暮のシーズンにおすすめの贈り物です。
普段自分ではあまり買わない有名なショコラティエのチョコレートは、年末年始の休暇時に楽しんでもらえます。
コーヒーや紅茶だけでなくウイスキーやワインと相性がいいものもあるので、お酒が好きな方への贈り物としてもおすすめです。パッケージにこだわったものも多いので、おしゃれな方への贈り物にしても喜ばれます。
4. バウムクーヘン・フィナンシェ
バウムクーヘンやフィナンシェといった焼き菓子も、お歳暮として人気があります。小さな子どもから年配の方まで好まれ、手軽に食べられるので、もらって困ることが少ないお菓子です。
個包装で比較的日持ちのするフィナンシェは、来客時などにも重宝します。
バウムクーヘンは個包装のものと切り分けるタイプのものがあるので、相手の家族構成によって選びましょう。
和菓子のおすすめ人気ランキング16選
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1. おかき・煎餅
おかきや煎餅は、子どもから年配の方まで幅広く好まれるお菓子です。贈り物には、可愛いパッケージに少量ずつ入った詰め合わせがおすすめです。
それぞれ別のフレーバーがついた詰め合わせは食べる楽しみがあり、少量ずつ入ったセットはおやつに手軽に食べられるので、少人数の家族でも喜んでもらえます。
自分の地域の名物のおかき・煎餅も、遠方の方に贈るお歳暮におすすめです。
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赤坂柿山 柿山セレクト
3,000円(税込3,240円)
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宗禅 冬さくら
3,000円(税込3,240円)
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中央軒煎餅 中央軒煎餅アソートギフト
3,000円(税込3,240円)
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食源探訪 有機玄米の昔ながらのおかき
3,000円(税込3,240円)
2. 羊羹・もなか
贈答品の定番である羊羹・もなかは、お歳暮としても喜ばれるお菓子です。特に年配の方には人気が高く、有名なお店の高級な羊羹・もなかは自分ではなかなか買わないものなので、価値が伝わります。
一口サイズの羊羹や自分で餡子を詰めるもなかなど、バリエーションも豊富に出ているので、目新しいものを贈るのもおすすめです。
上品で高級感のあるパッケージのものは、目上の方に贈る際にも感謝の気持ちが伝わるでしょう。
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とらや 干支小形羊羹・ゆるるか詰合せ3号
4,800円(税込5,184円)
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たねや 本生羊羹 冬味・栗月下詰合せ
3,250円(税込3,510円)
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森八 加賀の華2号
4,000円(税込4,320円)
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鈴懸 すずのね
5,650円(税込6,102円)
3. 饅頭・大福
饅頭・大福は餡子の優しい甘さで人気があります。近年では洋菓子の要素がある饅頭や、華やかなフルーツ大福の人気もあり、年配の方だけでなく小さな子どものいる家庭にも喜ばれるお菓子です。
2人暮らしの年配の家庭には、様々な種類の饅頭が詰め合わせになったものを贈ると、飽きずに楽しんでもらえるので喜ばれます。
日持ちのしないものもあるので、賞味期限の確認は忘れずに行いましょう。
4. 諸国銘菓
全国それぞれの土地の銘菓は、遠方の方に贈るお歳暮としておすすめです。他の土地ではなかなか手に入らない、自分の住む土地ならではのお菓子は特別感のある贈り物として喜ばれます。
近隣の方に贈る際には、食べ慣れている可能性も高いので、どこの銘菓なのかを確認し、注意しましょう。
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鈴懸 すずのね
5,650円(税込6,102円)
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ふみこ農園 紀州自然菓 あんぽ柿
5,000円(税込5,400円)
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菓匠和楽 生クリーム大福詰合せ
3,316円(税込3,581円)
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紀和農園 あんぽ柿
4,537円(税込4,900円)
高級お菓子のおすすめ4選
特にお世話になった方や親しい方には高級なお菓子もおすすめです。歴史ある有名なお店のお菓子や特別仕様のギフトなど、高級感があり、珍しいものはきっと喜ばれます。
見た目にも高級感が伝わるものが多いので、届いたときにも感動してもらえるでしょう。
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ル ショコラ ドゥ アッシュ アドベントショコラボックス
13,890円(税込15,001円)
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ピエール・エルメ・パリ カランドリエ ド ラヴァン シニャチュール ノエル
16,398円(税込17,710円)
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ラ・メゾン・デュ・ショコラ アソルティモンメゾン ノアール
9,010円(税込9,731円)
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とらや 竹皮包羊羹3本入
8,700円(税込9,396円)
個包装のお菓子おすすめ4選
個包装のお菓子は、相手の都合のいいタイミングで食べることができたり、家族や会社で分けて食べたりできるため、便利で喜ばれます。
賞味期限も比較的長いので、重宝する贈り物です。相手の家族や部署などの人数分を上回る数が入っているかどうか注意して選びましょう。
お歳暮を贈るときに気をつけたいマナー
お歳暮の詳しいマナーを知らない方も多いのではないでしょうか。マナーをしっかりと守って贈ることで、感謝の気持ちがより伝わります。お歳暮を贈るときに気をつけたいマナーを紹介します。
お歳暮の包装はどうしたらいい?
お歳暮には、通常「紅白5本花結び」の水引を印刷したのし紙を使用します。贈答品で使われるもので、「今後も末永くよろしくお願いします」という意味が込められています。
のし紙の中央部分、水引の上部に「お歳暮」と表書きを書き、その下に自分の名前を入れるのが一般的です。
洋菓子では、華やかな包装紙やリボンがすでに掛けられている場合がありますが、その際にはのし紙を掛けずに贈る場合もあります。のし紙とリボンは和洋折衷になってしまうので、どちらかにするほうが無難です。
お歳暮はいつ頃贈る?
近年は配送で贈ることが多くなり、配送の混雑や年末の忙しさを避けるために、11月下旬から12月初めに届くように贈るのが一般化してきています。
年末にかけて忙しくなる方や家を空ける方も多いので、12月20日頃までに贈るのが良いでしょう。
クリスマスや年末年始用の食材などを贈る場合には、相手の都合を確認したうえで年末にかけて贈るようにします。
お歳暮は誰に贈ればいい?
お歳暮は1年間の感謝の気持ちを伝えるための贈り物なので、仕事・プライベート問わず、お世話になった方に贈りましょう。
お歳暮は基本的に毎年贈るものとされているので、1年だけでやめてしまうのは失礼に当たります。
また、お歳暮はお中元を贈っていない相手に贈っても失礼ではありません。これはお歳暮のほうが重視されているためです。
喜ばれる美味しいお菓子を贈ろう
お歳暮のお菓子の人気商品を紹介しました。年代問わずに喜んでもらいやすいお菓子ですが、相手に合ったものを贈ることでより喜んでもらえます。
選び方のポイントや人気商品を参考に、今年のお歳暮を選んでみてください。
※ご優待対象商品の表示価格は割引前の通常価格となっております。