西アフリカやヨーロッパの食文化が混ざった料理
西インド諸島の東にあるバルバドスは、アフリカ系の住民が90%を占める旧イギリス領の国で、アフリカやヨーロッパなどが混ざった食文化が特徴的です。
バルバドスの国民食として知られるのは、刻んだオクラの入った、イタリアのポレンタやアメリカ南部のコーングリッツのような、とうもろこしの固がゆ「クークー」。ちょっと西アフリカの主食であるフーフーなどの固がゆを思い出させます。
クークーは、トマトとタイムやチャイブなどヨーロッパのハーブを入れたたシチューと、バルバドスの特産品のひとつ”トビウオ”のフライと一緒に食べるのが定番とされます。
↑バルバドス発行のトビウオの切手(発行年不明)
トビウオはバルバドスの国魚でもあり、同国のコインや切手にも描かれています。
クークー Cou-Cou レシピ
4人分
【材料】
とうもろこし粉(黄色いもの) 400g
オクラ 10本 5mmくらいの幅に輪切り。
玉ねぎ 1個 みじん切り
にんにく 1かけ みじん切り
バター 20g
トマトピューレ 100g
タイム 小さじ1 あれば生葉。
チャイブ 小さじ1 あれば生葉。万能ねぎで代用可。
塩 小さじ1
水 500ml
魚 1尾 (現地ではトビウオ。アジなどの青魚か切り身で代用可。薄くおろして塩をふって丸め、楊枝で止めておく)
植物油 適量 魚を揚げ焼きするのに使用。
オクラ 10本 5mmくらいの幅に輪切り。
玉ねぎ 1個 みじん切り
にんにく 1かけ みじん切り
バター 20g
トマトピューレ 100g
タイム 小さじ1 あれば生葉。
チャイブ 小さじ1 あれば生葉。万能ねぎで代用可。
塩 小さじ1
水 500ml
魚 1尾 (現地ではトビウオ。アジなどの青魚か切り身で代用可。薄くおろして塩をふって丸め、楊枝で止めておく)
植物油 適量 魚を揚げ焼きするのに使用。
【作り方】
1.ボウルにとうもろこし粉と冷水を入れて混ぜ合わせ、5分ほど寝かせる。
2.鍋にオクラと水(適量)を入れ、オクラがやわらかくなるまで煮る。
3.2に1を少しずつ加えて火にかけながら木べらでなめらかになるまで練って、コーングリッツ(クークー)を作る。必要あれば途中で水を足す。
4.ソースを作る。別の鍋にバターを入れ、玉ねぎ、にんにくを炒め、タイム、チャイブを加えて、玉ねぎが色づくまで炒める。
5.4に水とトマトピューレを加えて煮込む。
6.フライパンに植物油を入れ、丸めた魚のうす切りを、きつね色になるまで揚げ焼きする。
7.3のクークーをお皿に盛り、5のソースをかけ、6の魚フライを添える。
クークーの作り方手順(現地動画)
以下はバルバドスでの、わかりやすいクークーの作り方動画です。とうもろこし粉の練り加減など参考になさってみてください。