藤あや子さん(撮影/写真映像部・東川哲也)
藤あや子さん(撮影/写真映像部・東川哲也)

 「年齢=ウエスト」。写真集でビキニ姿など驚異の美ボディーを披露したことで話題を呼んだ演歌歌手の藤あや子さん(61)。体形を維持する秘訣とは──。

【写真】年齢を感じさせないビキニ姿の藤あや子さんはこちら

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──4月に発売された写真集『FUJI AYAKO』は、ビキニ写真をはじめ、美しいボディーラインが話題を集めました。写真集のために絞ったわけではないんですね。

「10年ぐらい前からヨガとピラティスを、ここ2年半くらいはキックボクシングもやっています。声のために体幹を鍛えるところから始めたら、だんだん外側もシェイプアップされて。ヨガを始めたのは50代に突入したころ。それまではガンガンお酒を飲んで、頻繁に外食もして。そうするうちにだんだん脇腹あたりがあやしくなってきまして(笑)。一緒にお風呂に入った孫娘に脇腹をつままれて『これなぁに?』と言われて、自分が許せなくなって。同世代で、『年なんだからしょうがない』ということをおっしゃる方もいますが、年だからこそ美意識が必要なんじゃないかと。美意識イコール健康だと私は思っています」

──健康のために心がけていることは?

「一番は食事ですね。外食や楽屋のお弁当を食べる機会も多かったですが、今はできる限り自分で選んだ食材で、自分で作ったものを食べるよう心がけています。長期の公演では、キッチン付きの楽屋で時にはひじきを炊きながら着替えして、味見して、準備オッケー!みたいな(笑)。朝はヨガ終わりに、ヨーグルトの中にいろんなスーパーフードを入れて混ぜたものを食べています。毎日1食は手作りの物を食べると、自分の中で決めています」

──もともとストイックなタイプですか?

「いえ、努力という言葉が一番嫌いで(笑)。無理なことは最初からトライせず、毎日続けられそうなことだけです。シャドーボクシングのジャブも、はじめは1日200回やっていたのですが、ヘロヘロになってしまって他のことができなくなるので、100回に。腕立て伏せは女性にはきついですし、二の腕がたくましくなりすぎるので、洗面台などを使って斜めのものを計60回やっています」

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