元「アジアン」の隅田美保

 10月13日に終了した深夜ドラマ「姪のメイ」(テレビ東京系)に、元「アジアン」の隅田美保(47)が脇役で出演していたことが一部で話題となった。「アジアン」は、女性お笑いコンビで初の「M-1グランプリ」ファイナリストになるなどの実力派だったが、解散騒動や婚活休業など不安定な活動を経て、2021年に解散した。解散理由のひとつに、隅田は舞台や芝居に出たいという意向をあげていたが、最近じわじわと女優として活躍し始めているようだ。

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「最初の解散騒動の際、隅田さんが“ブスいじり”に嫌気が差したことが原因だと報じられました。10年以降、吉本女芸人の『べっぴん・ぶちゃいくランキング』で、隅田さんが『ぶちゃいく部門』、馬場園梓さんが『べっぴん部門』で3年連続首位となり、各部門で殿堂入りを果たしたのがきっかけでした。殿堂入り後、隅田さんへの“ブスいじり”が激しさを増すようになってしまったのです」(放送作家)

 解散騒動のあと、隅田の“婚活休業”を挟み、17年の「女芸人No.1決定戦 THE W」決勝で、久々にコンビでテレビに登場したアジアン。再びコンビとして再出発するかと思われたが……。

「婚活休業の真相について、のちに隅田さんはストレスから酒に逃げ、仕事に遅刻したり、穴をあけたり不義理をしたことが原因だとバラエティー番組で話していました。大物先輩芸人からの“ブスいじり”のせいで彼氏ができないとも吐露していましたね。『W』でコンビ再開と思われましたが、継続的な活動にはつながらず、結局21年にアジアンは解散を迎えました。2人は吉本所属のまま、隅田さんは女優として、馬場園さんはピン芸人となりました。隅田さんの休業中に、馬場園さんが女優やモデルとして活躍の活動の場所を広げたことも、2人の間の“溝”になったのかもしれません」(同)

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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