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ペリーヌ・パンダボアヌ

ぺりーぬぱんだぼあぬ

ペリーヌ・パンダボアヌとは、「ペリーヌ物語」に登場するキャラクターである。 本項目はアニメ版世界名作劇場の設定であり、原作とは異なる。
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概要

CV:靏ひろみ


ギリシャからフランスへの旅の途中で父親エドモン・パンダボアヌを亡くした少女である。

心臓が悪い母マリ・パンダボアヌがパリで亡くなって以降は、飼い犬のバロンと祖父の住むマロクールまで旅する。


年齢は13歳。

父親エドモンはフランス人、母親マリはインド人とイギリス人のハーフなので、ペリーヌはクォーターである。

髪色と肌色は父譲り、顔立ちは母譲りで、傍目からも、利口そうで美しいとされる。


母親であるマリの実家は改宗したキリスト教徒だったので、ペリーヌ自身の母語は英語だが、父と話すときはフランス語で話していたので、どちらも同様に話せる。

但し、書く方になると、英語の方はそつなく出来るが、フランス語の方は苦手。それ故に、後に小学校教師から教育を受けるようになるが、この際にも「この子に教育を受けさせなかったら、どんな損失になったことか」と担当した女教師が驚くほどの明晰さを見せている。


このように潜在能力の高い子であり、初期では調子に乗ったり、人の反感を買うような小生意気な言動が目立つ(相手は大抵悪役であるが)。

しかし、その都度、母に「自分から優しくしなければ、優しくしてもらえませんよ」と諭されていくうちに、こういった言動を控えるようになっていく。

この聡明な母の遺言もあって、不幸にもめげない明るい少女で、劣悪な環境の宿舎を抜け出して、空き小屋でひとりで暮らしたり、自分で下着を作ったりと大変器用で生活力がある。

父の故郷マロクールでは本名を隠して「オーレリィ」と名乗り、パンダボワヌ工場のトロッコ押しから、突然任された英語とフランス語の同時通訳の役目を経て、更には孫とは知らないビルフランにその才覚を買われて秘書に抜擢された程である。


流浪の旅を続けてきた身であるが、上記の通り、両親の躾がしっかりしていたのと、敬虔なカトリック教徒ということもあって、礼節をわきまえており、言葉遣いもしっかりしている。

服装こそ、着た切り雀であるが、後に着替えることになる際も、高ぶるどころか困惑して地味な喪服を選んだり、大人の事情で悪意にさらされようとしているときも、命令に従っているだけだと頑として突っぱねたりと、意志の強さがある。

こういった傾向は、物語が進むにつれて顕著になり、終盤ではマロクール村の誰もが認める才女っぷりを見せつける。


声優について

放送開始当時高校3年生だった「靏ひろみ」(本名の正式表記)こと鶴ひろみ女史の声優デビュー作が、このペリーヌ役である。


漫画家の椎名高志氏は少年時代にこの作品を見て鶴女史のファンになり、美神令子役に鶴女史を指名した。


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