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クロア・バーテルとは、ガストとバンプレストの共同制作のPS2用RPGの第二作、
『Ar Tonelico II～世界に響く少女達の創造詩』
（通称：アルトネリコ2）の主人公である。
ちなみに歴代主人公の中で唯一ニコニコ大百科にイラストのあるキャラであると同時に、ヒロイン達ですら各1枚（集合イラストは除く）しかないのに2枚もあるという辺り、シリーズ屈指の人気キャラなのだと思われる。
バイナリ野における日本名は：馬渡 畔章（まわた くろあき）
CV:遊佐浩二 歌：Dahna（伝承歌劇団-エウロパの軌跡）
概要
クロア・バーテルは、アルトネリコ2の舞台であるメタファルスの政府の『大鐘堂』に勤める騎士でパーティーメンバーのココナ・バーテルの兄である。
幼い頃にIPD暴走によって両親を失い、ヒロインである瑠珈・トゥルーリーワースの家に引き取られたという過去もあって、登場した時点では『一部の人間にしか心を許さない同僚の女性陣に大人気なクールなイケメン主人公』であったが、冒頭で大鐘堂の姫君たる御子のクローシェ・レーテル・パスタリエがパーティーに参加した為に『クローシェの忠実な犬』にシフトチェンジ。
さらに自称『クロアの許嫁』である瑠珈・トゥルーリーワースまでもがパーティーに入って速攻で妹のココナに反感を買うわクローシェと火花を散らしたりした事で『気苦労性の若くして枯れた男』へと移行。トドメにパーティーメンバー中最大の問題児として加入したジャクリが前作のラスボスとかフリーダムすぎるとか。しまいには本作ラスボスのダジャレでガックリが定番という辺りヒロイン共が一人残らずキャラ濃すぎで『もうオワタ』といったカンジの『空気主人公』にして『パーティーのツッコミ担当』という立ち位置で確定してしまった。
しかも『幼なじみにしてライバル、さらには大鐘堂の敵対組織「神聖政府軍」の指導者たる教皇』というこれでもかと言うくらい主人公のクロアをクローズアップしてくれるはずであった『タルガーナ』は仲間になると同時に御子達にパシリにされ、パーティー入りすら叶わないという辺り、不幸としか言いようがない。
もはや本来ならバッドエンドのハズの『ココナエンド』が、クロアが主人公のクセに妹のためならパーティーの敵にすらまわる重度のシスコンであることもあってか、一番癒されるエンディングな辺りにその悲劇性がうかがえてならない。（ちなみに妹命なシスコンエンド）
尚、アルトネリコ２のキャラクター画像が初公開された際、その容姿の美しさ故に女性と思われ、海外でも実際に翻訳版が発売されるまでは、やはりその様に思われていたという逸話がある。
ちなみに人間で男なのにジャクリエンドではヒュムノス語による挿入歌『こころ語り』を熱唱し、歌で告白というマネをやらかしている。（でもそのおかげで主人公として他を圧倒する存在感を持てたが）
アルトネリコ３においては、本人は出番が無いのではあるが、妹であるココナが登場し、３の主人公である蒼都とあれやこれやしたことで、シスコン魂に火が灯り、ことある事に蒼都を限界まで貫く一歩手前まで行っている。
というか『ボイスでトウコウスフィア』においてお風呂が爆心地と化したらしい。
尚、普段常識人でツッコミキャラなクロアから『理性』と『自制心』を取っ払うと、アルトネリコシリーズの最強キャラたる『胸ソムリエ』へと変貌するので、危険だから、そこだけは要注意。
怒らせちゃダメだ！
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