写真:女優の広末涼子さん女優の広末涼子さん Photo:Jun Sato/gettyimages

女優の広末涼子さんと、シェフの鳥羽周作さんが不倫というニュースが世間を騒がせてから1カ月。先日、広末さんとキャンドル・ジュンさんの離婚が発表されました。広末さんと鳥羽さんが出会ってたった3カ月というスピード離婚でしたが、3万8000件以上の夫婦問題を解決に導いてきた著者の持論は、「スピード婚・スピード離婚はおすすめしない」。なぜ、スピード恋愛やスピード婚が抱えるリスクが高いのでしょうか。(夫婦問題専門家 岡野あつこ)

女優・広末涼子と鳥羽周作シェフ、
付き合い始めてから不倫報道までたった3カ月だった

 世間に大きなインパクトを与えた、女優の広末涼子さん(43歳)の不倫報道から1カ月超。先日、キャンドル・ジュンさん(49歳)との離婚が成立したことが発表されました。3人の子どもの親権は広末さんが得たとのこと。キャンドルさんは、広末さんだけでなく、彼女の不倫相手であるシェフの鳥羽周作さん(45歳)にも慰謝料を請求しないことも明かされました。

 広末さんと鳥羽さんの最初の出会いは2021年の雑誌の対談でしたが、急接近したきっかけは今年の3月に広末さんが鳥羽さんのお店を訪れたことだといわれています。だとすれば、ほんの3カ月の間に二人の関係は盛り上がり、ここまでの大ごとに発展したということになります。

 男女の関係が盛り上がるのに最適な期間が決まっているわけではないものの、特に不倫という状況において、たった3カ月でお互いの家庭が壊れるほど親密になるのはかなりまれなことといえるでしょう。

 不倫以外でも、「スピード恋愛」や「スピード婚」の場合、一般的な経過をたどって関係を築く恋愛や結婚と比べ、破局を迎えるリスクが高い印象を受けます。