舞台『転校生』キャスト21名 全員スペシャルインタビュー!! | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「舞台『転校生』キャスト21名 全員スペシャルインタビュー!!」

2015/08/18

舞台『転校生』キャスト21名全員スペシャルインタビュー!!

転校生

本広克行と平田オリザのコンビによる『若手女優発掘プロジェクト』として開催された、舞台『転校生』出演者オーディション。応募総数1474名のなかから見事合格し舞台出演を勝ち取った、次世代女優21名にアンケート大調査!!

Q1.芸能界を目指したきっかけ、デビューのきっかけ
Q2.『転校生』のオーディションを受けた経緯。同オーディションで印象に残っていること。
Q3.稽古場の雰囲気
Q4.『転校生』の見どころ
Q5.学生時代・部活動(青春)の思い出
Q6.将来の目標
Q7.芸能界デビューを目指す『Deview』ユーザーへに向けてのメッセージ
逢沢 凛
逢沢 凛
あいざわ・りん●1995年生まれ。14歳で600名のオーディションの中からヒロインの座を勝ち取り、舞台『華鬼』で舞台デビュー。その後、2014年慶応大学入学と同時に世界的カードゲーム「遊戯王」のイメージキャラクターとなる。大学との両立をしながら声優・舞台俳優として活躍している。主な作品『江戸川乱歩・孤島の鬼』『天誅』など
Q1.5歳の時に観に行ったミュージカルに憧れて舞台女優を志し、事務所のオーディションに応募しました。
Q2.高校3年生のとき、平田オリザさんの本を読んでいたので、この『転校生』のオーディションの話を聞いてすぐに“これは受けるしかない!”と思い立って応募することになりました。オーディションは、とにかく楽しかった!という印象が強くあります。いつも緊張して構えてしまうのですが、一人ずつ自己紹介をする前に、グループでエチュードをしたので、緊張感がほぐれてお芝居に臨める良い雰囲気でした。
Q3.ひとりで台本を読んでいてもそうですが、実際に21人で立ち稽古をしていると、より戯曲の緻密さを実感します。同時多発の台詞の掛け合いは経験したことがなかったので、どのようになるのか、それらをどう自分が受け取っていくのか、想像できないことだらけでしたが、何回も稽古を重ねていく度に同時多発があるからこそ自然な会話が生み出されるのだなと思いました。日々、その日常的なリアルさが身体の中に浸透していくようです。稽古場は和気あいあいとしていて本当に仲が良いです。稽古初日はみんなぎこちない雰囲気でしたが、日が経つにつれてどんどん仲が深まっていく様子は、本当の学校みたいで、春のクラス替え後のような感じでした。
Q4.何でもないような普遍的な会話の中に“生”についての疑問が散りばめられているところ。大人になったら何とも思わないことでも思春期にはわからなかったりするもので、少しずつ大人になっていくクラスのみんなの姿がもどかしくなります。たくさん笑って青春を全うして、最後にはちょっぴり切ない。ぎゅっと想いが詰まった21人の生徒の一日を見ていただけると嬉しいです。
Q5.学校の外で習い事をしていたのでずっと帰宅部でした。 青春の思い出と言えば、担任の先生や友達の誕生日にクラスメイトたちと一緒にサプライズをしたこと。どうやったら喜んでもらえるか……本人には内緒でいろいろなアイデアを出して計画を立てる時間はもちろん楽しくて、当日誕生日の子が喜んでいる笑顔を見てこっちも嬉しく幸せな気持ちになりました。
Q6.とにかくお芝居が好きなので、ずっと舞台の上に立ち続けたいです。ミュージカルからストレートプレイまで幅広く、様々な役に挑戦していける女優になりたいです。
Q7.“これだ!”と思うものがあったら勇気をもって挑戦し、チャンスを広げていくことが大事だと思います。夢は諦めずに願い続ければ叶うことを最近実感しているので、みなさん一緒に頑張りましょう!
秋月三佳
秋月三佳
あきづき・みか●映画『恋するナポリタン』(20)にて女優デビュー。最新作『みんな!エスパーだよ!』(9月4日公開)、『ガールズ・ステップ』 (9月12日公開)と作品が続く。コケティッシュな顔立ちとおおらかな躯体を持つ日本には稀有なタイプ。シリアスなものからコメディ等の作品に合わせて、感度の高い芝居をする気鋭の女優である。今冬『レミング〜世界の涯まで連れてって〜』(作:寺山修司 演出:松本雄吉)に出演。
Q1.現在のマネージャーさんにスカウトしていただきました。
Q2.高校生の時に平田オリザさんのドキュメンタリーを観たことがきっかけで、“いつか関われたらなぁ”と思っていました。本広監督の映画『幕が上がる』も観ていたので、ぜひ受けたいと思いました。オーディションでは自己紹介を一番にしたことを覚えています。好きな食べ物を咄嗟に『たこ焼き!』と言いましたが、“何でたこ焼きって言ったんだろう。あ〜恥ずかしい〜”と、帰り道ずっと思いながら帰りました(笑)。台本の抜粋を演じている時がたまらなく楽しかったことを覚えています。
Q3.自分は最初の3日間は悩みましたが、日々周りのみなさんに助けてもらい、今は毎瞬楽しいです。アイデアを出し合っている時間が好きで好きで、稽古が終わらないでほしいです。
Q4.21人の女子高生、ひとりひとりの存在。
Q5.吹奏楽部でした。よく怒られていました。顧問だった風見先生。本当に先生とは戦ってしまいましたが、私はよくよく思い返すと、ひどく手のかかる生徒でした。先生を思うと良い思い出!なんて言えません、すみませんでした。
Q6.観ていて想像力が広がる役者。
Q7.もしよければ『転校生』を観に来てください。あなたのために頑張ります。あ、お団子にしているのが私です。
秋月三佳
芦那すみれ
あしな・すみれ●ニューヨーク生まれ、大阪育ち。女優の母と実業家の父の元に生まれる。昨年、3歳から離れて暮らしていた母親と23年ぶりに再会したことをきっかけに、女優を志すようになる。持ち前の透明感とノスタルジックな雰囲気が魅力。今作品が初舞台。
Q1.昨年、23年ぶりに女優をしていた母親と再会したのがきっかけで、お芝居を観る側ではなく、する側に興味を持つようになりました。
Q2.募集要項の年齢制限ギリギリだったので、“崖っぷちだ!”という気持ちで、覚悟を決めて応募したのを覚えています。
Q3.女子校みたいにわきゃわきゃしています。
Q4.役者が舞台に出るときのスイッチのONOFFに注目すると面白いです。
Q5.部活は文科系帰宅部でした(笑)。高校2年生のときに、ミュージカル『CHICAGO』をクラスの舞台発表でやったのですが、毎日クーラーなしの教室で踊っていたので、一夏で体重が4kg落ちたのを覚えています。
Q6.日本の枠にとらわれず、自分の可能性を引き出してくれる演出家の方とたくさん出会って、記憶に残る作品にたくさん出演したいです。
Q7.私はとても遅咲きのデビューですが、その分腹を括っています。(笑)。“年齢は全く関係ないよ!”とは言えないし、早い方がいいのは絶対そうだけど、自分のタイミングが“今だ!”と思ったら、挑戦を恐れないでください。新しい自分に出会うことの喜びは何にも変えがたいです。
生田輝
生田輝
いくた・てる●桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業。“特別であること”を求めて高校卒業と同時に女優を志す。『ラフカット2014』等、舞台出演が主。今年、第24回東京国際L&G映画祭上演作品『あかぎれ」にて主演、銀幕デビューを果たす。現在『東京AZAЯASHI団』のメンバーとして活動中。少年などの特殊な役もマルチにこなせる希少な存在。
Q1. 小学生のときに『ガラスの仮面』を読んで、お芝居に興味を持ったのがきっかけ。 高校卒業のとき、担任に「進路どうするの?」と聞かれたので、「東京行って女優になるわ!」と即答し飛び出してきました。思い立ったらすぐ行動派なんです。
Q2.オーディションのことはTwitterでたまたま知りました。今年は勝負の年と決めていたので、実力試しのつもりで受けたんですね。でも、オーディション会場で本広監督とした会話が「ご兄弟いる?」「あ、兄がいます」「そうですか」だけだったので、正直「あ、これは落ちたな」と思っていました。なので、合格発表の電話がきたときは、「あのー、すみません。間違えてませんか? 私生田ですけど……」って何回か確認してしまいました(笑)。
Q3.同年代の女優さんと共演することがあまりないので、とても刺激になります。クラスメートでもあり、ライバルでもあり。負けたくないと思いつつ、“いい芝居しやがって”と尊敬したり。休憩中は、みんな「輝ちゃん、輝ちゃん」と仲良くしてくれて、本当に学校の休み時間のような雰囲気で楽しいです。
Q4. 日常を切り取ったかのような会話劇。一見最初から何も起こらず進んでいるように見えるけど、実は日常の中で彼女たちの中ではたくさんのことが起こっているんです。自分の高校時代も、周りの小さな世界が全てだったなぁ、なんてことを思い出したり。ご自身のあの頃を思い出して、一緒に青春の渦の中に巻き込まれてみてください。
Q5.中学時代はソフトボール部で、髪の毛はモンチッチみたいに短かったです! ちなみにポジションはキャッチャーでした! 高校からは『スラムダンク』に憧れてバスケットボール部に。負けず嫌いだったので、経験者の子達との差をどうにか埋めようと、毎朝、朝イチで学校に行き、シュート練習をしていました。朝、誰もいない体育館に響くボールの音、今でも忘れられません。私の青春の音です。
Q6.“あ、この子よく映画も舞台も出てるよね。私、なんとなく好きなんだー”と思ってもらえるような女優さんになること。 あと、いつか時代劇に出てみたいです。大河ドラマとか、忍の役とかしてみたい! あ、でも動きは機敏だけど結構大雑把だから、忍べるか不安だな……。気配を消す練習を今からしておこうかな(笑)
Q7. 実はわたしも『デ☆ビューっ子』でした。先輩方のインタビュー記事を読んで、勝手に悔しくなったり感心したりして、負けないぞ!って気持ちで過ごす日々。そんな気持ちや、こうなりたいっていう強い想いがあれば、きっと周りの人はそれを見てくれていると思います。私なんてまだまだですが、いつか誰かに届くようにこれからも突き進んで行くので、一緒に頑張りましょう。
石山蓮華
石山蓮華
いしやま・れんげ●12歳で雑誌『ちゃお』のコンテスト審査員特別賞受賞。以降TV、映画、CMなどに出演。昨年はアニメ『思い出のマーニー』で声優も務める。舞台は、劇団贅沢貧乏公演『ヘイセイ・アパートメント』、『元カレ』など。現在『ZIP!』(日テレ系)月曜日レギュラー。趣味は団地や電線、工事現場など無機質なものの写真を撮ること。
Q1.小学生の頃に『ちゃお』のオーディションを受けたことです。
Q2.マネージャーさんからオーディションのことを聞き、二つ返事で受けることを決めたのですが、実はその前から劇場で出演者募集のフライヤーを見ていたので、“きたきたきた!”という感じでした。オーディションで印象的だったのは『一本のロープを渡りながら自己紹介をする』という課題です。“演技に集中しなきゃ”といっぱいいっぱいで、自分の名前の話しかできないほど緊張してしまい、終わったときはふうっと力が抜けてしまいました。
Q3.21人のキャスト全員が日に日に団結感を高め、“ひとつの生き物”のようになってきている気がします。毎日緻密な作品がめきめき出来上がっていくのを肌で感じ、毎日稽古場へ行くのが楽しいです。
Q4.女子高生たちが思い思いに発する会話がノイズのようなものから、大きなうねりになっていく様子は観ててわくわく出来るんじゃないかと思います。全体を観ても、細部を観ても、驚いてもらえることがたくさんあると思います!
Q5.中学生の頃に顧問とふたりで新体操部を立ち上げ、半年間ひとり部長として、ぎゅうっとスポ根してました。
Q6.天鈿女のように、表現を通じてパワーを与えられる、強い魅力を持つ人間になりたいです。
Q7.目標に向かっていく道のりの中で、お互い大変なことがたくさんあるとは思いますが、日々精進してまいりましょう! 私はまだまだ未熟者ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
石渡 愛
石渡 愛
いしわた・あい●東京都出身の21歳。幼少の頃は山形県で過ごす。小学生の頃から芝居を好きになり女優を志す。高校生当時は全国高等学校演技大会で高い評価を得る。現在は舞台を中心に活動中。また各種福祉施設でパフォーマンス活動も行っている。ヒロインから三枚目など幅広く演じられる期待の新人女優。
Q1.舞台女優になりたいと思ったのは、小学4年の時にやった学芸会が楽しくて。芸能の仕事は今回の『転校生』が初めてです。
Q2.平田オリザさんの現代口語演劇を観て、衝撃を受け、自分の演劇という概念を大きく変えたオリザさんの舞台をやってみたいと思ったからです。オーディションで記憶に残っていることは、チームに分かれてやった大縄跳びのエチュードです。私は一人っ子チームで、結構自由奔放にやってしまった記憶があります。
Q3.皆さんそれぞれの個性がとても強くて、瞬発力があり、魅力的だと思いました。毎日、色んな人が色んなことを仕掛けてきて、とても刺激的です。稽古場の雰囲気は和気あいあいとしています。自分が疑問に思うこと、ひっかかるところなど遠慮せずに言い合える雰囲気で、楽です。
Q4.様々な個性を持った子たちが、各々色んなことを感じて、作り上げられるその場の空気感、そして映像と舞台のコラボレーションです。
Q5.中高共に演劇部で、大会・発表に向けてとにかく一生懸命部活をやっていたのが青春の思い出です。
Q6.役者という仕事で食べていけるようになることです。
Q7.とにかく行動しないと何も起こらないので気になるものがあったり、関わりたいと思う人がいるのであれば、方法はあると思うので、どんどん怖がらずに行動して関わっていくことで色々発展していくと思います。
伊藤優衣
伊藤優衣
いとう・ゆい●2010年、映画『告白』にて女優デビュー。その後TVドラマや映画への出演を果たすが、豊作な同年代の若手女優の中でも一際存在感を発揮できるよう芝居の勉強を決意。芝居の場を小劇場から始めて順々にステップアップしていく。そして2015年、舞台『NARUTO』のオーディションでヒロインの座を掴んだ。今回の『転校生』含めこれまでのキャリアは全てオーディションで自らの力で勝ち取ってきた。
Q1.東京の原宿でスカウトして頂きました。昔から芸能界に興味はあったのですが、当時群馬県に住んでいた為、なかなかきっかけがなかったのでとても嬉しかったです。
Q2.これから女優としてお芝居を深く学んで行きたいと考えていたところ、今回の舞台のキャッチフレーズ”女優発掘プロジェクト”という言葉に惹かれ応募させて頂きました。オーディションではとにかくエネルギーのある女のコで溢れていました。そして本広監督が私達一人一人を丁寧に審査してくださった事が、とても印象に残っています。
Q3.同級生の子達が多く、そして”学校の教室”というシンプルなセットなので、やれる事は無限大だと感じました。本広監督は色んな事を試させてくださるので、毎日新しい発見があります。
Q4.本広監督の斬新な演出です。たくさんの見どころがあるので、見る人によって色々な楽しみ方が出来ると思います。ぜひ公演ごとにお好きな見方をチョイスしてください!!
Q5.中学校の3年間、器械体操部に入っていました。青春の思い出といえば、憧れの人がバスケ部に所属していて、偶然にも体育館をバスケ部と一緒に使っていたので、同じ空間にいれる事が、とても楽しかったのを覚えています。あ、もちろんちゃんと練習していましたよ!(笑)。
Q6.求められる、必要とされる女優になりたいです。
Q7.舞台『転校生』、開幕するまではもちろんですが、開幕してからも追究する事を諦めません! ぜひ、お待ちしています。
伊藤沙莉
伊藤沙莉
いとう・さいり●小学3年生の時に初めてドラマのオーディションを受け合格。見た目は子供で中身が36歳の研究者という難役を務める。以降、学園モノに多数出演しており、初恋に戸惑う少女やいじめっ子など幅広く演じ12年のキャリアを持つ。最近作はドラマ『REPLAY&DESTROY』、オムニバス映画『家族ごっこ』など。本広克行監督・演出の『幕が上がる』では映画、舞台ともに出演し、存在感のある演技で注目を浴びた。
Q1.小学3年生の時に、通っていたダンスのスクールの掲示板に貼られていたドラマオーディションに受かったことがきっかけです。
Q2.舞台『幕が上がる』の最中に、本広さんとオリザさんのタッグで再び舞台をやることを知りました。打ち上げの時に本広さんと 「お前も出るか」「出ちゃいましょう!」的ないつものおふざけをしていたのですが、結局本当にオーディション受けちゃいました!(笑)。
Q3.本物の女子高のような毎日で本当に楽しいです。作品を良くしたいと思う気持ちの強い子ばかりで皆が同じところを見つめている感覚がすごく心地良いなと思いました。
Q4.女子高の1クラスの教室の壁をくり抜いたようなリアルさが伝わる面白い作品だと思います。その中で生や死について触れていく絶妙さを肩の力を抜いてゆったりと見ていただきたいです!!
Q5.中学の時ソフトテニス部でしたがヘタレなので2週間くらいで辞めました。(笑)
Q6.何よりもお芝居で覚えてもらえる役者さんになりたいです。
Q7.私もまだまだ勉強中ですが、とにかく人と比べて自信を無くすよりも、まず、自分の良さや武器を見つけてどんどん発信していってください! 共に頑張りましょう!!
今泉玲奈
今泉玲奈
いまいずみ・れな●4歳の頃に女優に憧れ芝居を始める。その後、本格的な芝居を志し劇団ひまわりに入団。錬成会グループ学習塾のTVCMでデビュー。以降、TBS月曜ゴールデン『女タクシードライバーの事件日誌5』やNHK『ビットワールド』、CASIO EX-wordの店頭VP、PS3『Me&My Pet』店頭VPなどに出演。舞台デビューは2012年北島三郎特別公演。
Q1.小さい時から地元の劇団に入っていて、気付いたらお芝居をしていました。なので、私にとってお芝居は生活の一部のようなもので、もっともっと本格的にやりたいなと思い、劇団ひまわりに入りました。
Q2.たまたまテレビで『幕が上がる』のメイキングを見て、こんな監督さんの下でお芝居をしてみたいなと思っていたところに、このオーディションを知ったので、絶対に受けたいと思いました。ワークショップ形式のオーディションだったのですが、好きな野菜で集まる!とかの時に、1人になる率が高かったので、“あぁ、ダメかな”と思っていました。
Q3.毎日たくさん笑わせて頂いていて、本当に楽しいです。本広さんが穏やかだからか、稽古場もとてもいい雰囲気で本当の学校みたいです。初めは緊張していたのですが、すぐに共演者のみなさんとも仲良くなりました。
Q4.答えのない問題をたくさん投げかけている作品なので、観終わった後、みなさんなりの答えを見つけていただけたらと思います。そして是非、台詞を喋っている以外の人の行動にも注目して観ていただきたいです。そこにそれぞれの個性がたくさん出ていて面白いです。
Q5.部活とは少し違うのですが、学校でダンスがあってそれがすごく好きでした。青春……なんだろうなぁ? 今がわたしの一番の青春な気がします!
Q6.お芝居が好きなので、舞台や映像問わず、お芝居をしていけたらなと思っています。様々な役を、様々な人の人生を生きてみたいです。
Q7.やりたい!と思ったらまずは何事も挑戦です。オーディションも緊張してしまうかもしれないけど、わたしはいつも楽しもうと思っています。きっと楽しんでいるときが一番、素敵に映ると思うから。
逢沢 凛
折舘早紀
おりだて・さき●1996年生まれ。小学校から演劇クラブに所属。高校では、青森中央高校演劇部に所属し、2度全国大会に出場、2012年最優秀賞、2014年優秀賞を受賞。個人では3年時に主役を努めた『エレクトリック女子高生』で演技賞を2回受賞している。幼児から人以外のものまで幅広く役を演じることができる。高校卒業後は上京し、現在、こまばアゴラ演劇学校無隣館二期生として活動している。
Q1.幼少期から女優さんになりたいと思っていました。小学校と高校で演劇の勉強をし、卒業後はこまばアゴラ演劇学校へ。そして、今回のオーディションに合格し、本格的に芸能活動を始めました。
Q2.堅苦しいオーディションというわけではなく、グループに分かれてのオーディションだったので、とてもリラックスした状態で臨むことができました。“こんなに楽しいオーディションでいいのか!”と、感じるくらい楽しいオーディションでした。
Q3.初めて会ったとは思えないほど、すぐに打ち解けて、とても雰囲気の良い稽古場だと思います。それぞれ個性があり、一緒に稽古していて本当に楽しいです。自分の演技とは違う演技をする20人がいるため、日々刺激を受け、勉強になっています。
Q4.この作品は本当に素晴らしいです。女子高生21人がただ会話をしているように見えますが、その会話のなかで成長していく姿が描かれています。1つ1つの言葉の重さや、1人1人の存在の意味、笑ってしまうようなシーン、切なくなり、泣けてしまうシーンが盛り沢山です。1度観るだけじゃ足りない、2度、3度観たい!と、思っていただけるような作品になっていると思います。是非、観に来てください!
Q5.私は、高校3年間演劇部に所属していました。演劇漬けの日々でした。3年間、本当に本当に充実していて、あっという間でした。1年生の頃は入部してすぐに全国大会に出場し、先輩方の背中をガムシャラに追いかけていました。2年生になり、後輩ができ、重要な役になったりと大変なことが多くなり、悩むことばかりでした。3年生になり、もう一度全国大会に出場できることになり、演劇・芝居に対しての意識が変わりました。部員と一緒にいられること、一緒に切磋琢磨し芝居をしていられることにとても幸せを感じていました。部員全員で海に行ったことや、韓国へ公演しに行ったこと、泣きながら話し合ったこと、全部全部私の大切な思い出です。演劇部で過ごした3年間に感謝しています。これが、私の青春です。
Q6.子供から大人まで魅了できるような女優になりたいです。演技力だけではなく、精神面や体力、観察力を身につけ、どんな場面でも柔軟に対応できるような人になりたいです。もっともっと大きくなって、もっともっと上を目指していきたいと思います。
Q7.私は、女優になりたくて高校卒業と同時に青森から上京してきました。東京へ来て、右も左もわかりませんでした。ですが、女優になることは小さい頃からの夢だったので、絶対叶えたいと思っていました。そして、今回の『転校生』のオーディションがあると知り、受けてみようかなと思い、オーディションを受けました。本当に幸せなことにオーディションは合格し、夢が叶いました。私は、夢は叶うと信じています。願うだけでは叶わないので、日々の努力を怠らずに自分を信じることが大切だと思います!私もまだまだなので、共に頑張りましょう!!
逢沢 凛
川面千晶
かわも・ちあき●幼い頃から関西で演劇を続け、大阪芸術大学舞台芸術学科に進学後、上京して岩井秀人主宰ハイバイオーディションを受け劇団員に。その後平田オリザ主宰の青年団にも入団。舞台や映画、テレビ、吹き替えなど様々な分野で活動している。 7月に劇団かもめんたる第一回公演『Semi-nuida!』に出演。10月にてがみ座公演『地を渡る船』にも出演する。
Q1.大学時代に校内をウロウロしてたらスカウトされました。しかもその役が映画の中学生のヤンキーのボス役でした……。
Q2.オリザさんと本広さん、お二人の作品がもともと大好きだったので応募しました。オーディションのとき、本広さんに「川面、ここ女子高生役のオーディション会場だけど間違えてない?」とイジられたのですが、緊張がほどけたのでありがたかったです。
Q3.すごく稽古しやすいありがたい環境でやらせていただいていて、毎日感謝しています。稽古場はワイワイ楽しいです。
Q4.女優何人かで考えたコントシーンみたいなのがあるのですが、なんか1番体力使うシーンになりました(笑)。「なんか考えて」って本広さん……無茶ぶりです! でもみんなで一生懸命考えたので、是非優しい目でご覧ください!(笑)。
Q5.小さい時から地元の劇団に入って演劇をしていたので、部活はせずにずっと帰宅部で、授業が終わると颯爽と帰っていました。家帰って晩御飯食べて劇団に走って行く……というのがわたしの青春でした。
Q6.面白い作品には必ずちょろりでも出演している味のある役者になりたいです! あと素敵なお嫁さんになりたいです!
Q7.ドラマや映画をたくさん見ていると思いますが、是非劇場に足を運んで演劇もたくさん観てください。大きい劇場はもちろん小さい劇場でも面白い作品はたくさん上演されています。劇場へ行こう!
堺小春
堺小春
さかい・こはる●父は堺正章、母は岡田美里という家庭に生まれる。舞台袖から父の姿を観ていた幼少期、「私も舞台に立ちたい」と舞台に対して憧れを抱く。6歳で初めてダンスカンパニーの舞台に立ち、10歳でミュージカル『アニー』に合格、ストリートチャイルド役を務める。その後は学業を優先しながらレッスンに励み、現在大学4年に在学する21歳に。今作品をきっかけに女優として活動を再開する。
Q1.5歳くらいの時にミュージカル『アニー』を初めて観劇しました。お姉さんたちが舞台の上でキラキラ輝いていて“私もあの場所に立ちたい”と決心したのが、1番最初のきっかけだったと思います。
Q2.舞台を観に行った時に、たまたまオーディションのチラシを見つけて、なんとなく心の中で“これは絶対受けなきゃ”と思いました。締め切りの3日前くらいに見つけたので、急いで自分で写真を撮って自分で書類を作りました(笑)。ワークショップの内容も斬新で、もちろん印象的だったのですが、受付で自分の名前を書き間違えたことが恥ずかしくて一番記憶に残っています。
Q3.稽古場はとにかく明るくて温かくて楽しくて、毎日笑顔が絶えません。毎日それぞれ、役の色ができ上がってくるのが、自分自身も、周りの子も、すごく面白かったです。本当の女子校みたいです。休憩中は女子ならではの会話で毎日ゲラゲラ笑って和気藹々とした雰囲気です。
Q4.どこを見てもいい、というところだと思います。オリザさんの本と、本広さんの演出が作り出す世界がいろんな場所で繰り広げられていて、一概に誰を見て!という縛りがないのです。21人誰を見ても、舞台上のどこを見ても、きっと色々な発見があると思います。
Q5.高校でダンス部の部長をしていました。全員で60人程の部員をまとめて、発表のために毎日練習!練習が終わってファミレスへ直行!みたいな日々でした。高3で最後の文化祭、最後の発表が終わった時は身体中の水分が全部なくなるくらい泣きました!
Q6.お芝居ができていたらいいなと思います。大きな舞台に立って、今までお世話になった人たちに恩返しとかができたら、一番いいですね。
Q7.“とにかく行動を起こす”という大切さは今回身にしみて感じました。悩んだり迷ったりするかもしれないんですが、他力本願にならず、自分で動くのはすごく大事だと思います! 私もまだまだ始まったばかりなので、一緒に頑張りましょう!!
坂倉花奈
坂倉花奈
さかくら・かな●1991年生まれ、高知県出身のこじゃんと粋なはちきん娘。『街で「高校生ですか?」と聞かれる率80%』という童顔の23歳。こまばアゴラ演劇学校・無隣館を経て、15年に青年団入団。ギャル、子どもなど様々な役をこなす個性派。最近の出演作に舞台『うさぎストライプ』と木皮成『デジタル』、青年団若手公演+こまばアゴラ演劇学校・無隣館修了公演『南へ』、パルコ・プロデュース『幕が上がる』がある。
Q1.父の影響で舞台は物心ついた頃から見ていました。きっかけは、10歳の時に高知文化プラザかるぽーとの大ホールにてミュージカル『純信お馬』に出演したこと。お坊さんと町娘の禁断の愛物語でした。横恋慕したもう一人のお坊さんによって2人は左遷されます。私はガキ大将・留吉役で、事件の全てを知っており、2人に石を投げる町の人たちに「なんちゃあ知らんくせに!」と泣きながら飛びついて行く役でした。カーテンコール後もわんわん泣いていたので歌の先生に「女優は舞台でしか泣かないの。カーテンコールでそっと拭うのよ」と、怒られた記憶があります。
Q2.「見えない縄とびを面白く跳んでください」というお題を渡されたとき、“見えない縄とびを跳ぶだけで充分面白いから! 本気で跳ぼう!”と、全員全力で八の字跳びをしました。
Q3.みんな仲良くワイワイとしています。一方でそれぞれ自立している印象もあります。女優が21人集まっているのだなぁと。
Q4.20数年前に描かれた戯曲。日常の中にさりげなく潜んでいる生と死など、現代に通ずる大きなテーマが感じられる作品です。本編やラストは勿論! 場転やカメラワークも見どころです。細かいところにも本広さんこだわりのエンターテイメントをまぶしておりますので、楽しめる要素がたくさんあります!
Q5.小・中と、吹奏楽部でした。小学生の時好きだった子が「ラッパ吹きたいから入部したい」と意気込んでいたので、なんとなく入りました。本人は辞めたのですが、私がすっかり夢中になってしまいました。楽器はユーフォニウム。同時クラス1のお調子者だった私は「目立つならでかい楽器やろ!」と選んだのですが、最も地味なパートの楽器でした。柔らかい音を出すユーフォニウム、大好きです。
Q6.舞台を続けていきたいです。映像作品にもこれから挑戦したいと思います!
Q7.スタッフワークも観られる演出となっておりますので是非、劇場に舞台の空気を感じにいらしてください。皆さまのご来場心よりお待ちしております。
桜井美南
桜井美南
さくらい・みなみ●『キットカット』2014年受験生応援キャラクターに8172名の応募者の中から選出。同年、岩井俊二氏が企画プロデュース・脚本を手掛けるドラマ『なぞの転校生』のヒロインに大抜擢される。古厩智之監督のショートムービー『ふたりのきっと、』に主演した他、9月26日公開の映画『合葬』に出演するなど、次代の活躍を期待される若手女優のひとり。
Q1.物心ついたときからテレビが好きで女優さんに憧れを持ったことがきっかけとなり、高校に入ってその気持ちもだんだん強まって来ていて、母に相談してキットカットの受験生応援キャラクターのオーディションに応募してみる事にしました。
Q2.舞台経験がゼロだったので女優さんとしてのスキルアップ、勉強をしたくて応募しました。オーディションはワークショップという珍しい形式だったので、緊張しいの私が、あまり緊張せずに精一杯楽しむことが出来ました! お芝居の審査が始まるまではとにかく不思議な事をやり続けました! エア大縄がとにかく難しくて苦戦してました(笑)。
Q3.本当に21人全員仲良いです!! 稽古後はほぼ毎回と言っていいほど共演者同士でご飯を食べに行くぐらいです! 舞台経験のある方に色々とアドバイスをもらいつつ稽古に励んでいます。監督をはじめとして21人全員が本当にこの作品を素敵なものにしようとする熱意が常にあります!
Q4.テーマは“不条理”。私の役はいかにこの不条理さを表すことができるかなので、普段の女子校生活の中に生まれる不思議さに注目してください!
Q5.中学生時代は馬術部とコーラス部に所属していて高校生ではバドミントン部に入りました! もし後輩に何か伝えるなら部活は絶対に入ったほうがいいと言いたいです。ここで出来た仲間は一生の仲間になる気がします!
Q6.死ぬまで女優さんとして妥協を許さず生きて行きたいです。
Q7.言霊って本当にあると思うので、自分を信じて、口に出して言うのを恥ずかしがらず、やりたいことは「やりたい!!」って言い続けていれば必ず叶うはずです! 私もこれからもこの気持ちを忘れずに頑張って行きたいと思っているので宜しくお願いします!
清水葉月
清水葉月
しみず・はづき●2013年に出演したイキウメ『片鱗』(前川知大作・演出)が読売演劇大賞優秀作品賞に選ばれ、その透明感と独特の存在感が注目される。近年は『サナギネ』(福原充則演出)、『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』(オノマリコ作・稲葉賀恵演出)、『墓場、女子高生』(福原充則作・演出)と主演舞台が続き、2016年は二兎社『書く女」(永井愛作・演出)に出演する。パルコ・プロデュースは2011年『クレイジーハニー』(本谷有希子作・演出)に出演。
Q1.いつも観ていた映画やドラマのメイキング映像を見た時、“カメラに映っていないところでこんなにたくさんの人がいる”という事にまず驚き、この世界に興味を持ちました。更にその中で堂々とお芝居をする役者に衝撃を受け、私も女優になろうと決めました。
Q2.オーディションの時に掲載された「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」という、劇中の台詞に突き動かされ、応募を決めました。
Q3.休み時間も稽古の復習をするために声を掛け合ったり、話し合いをしたり、共演者からは本当に日々刺激を受けています。そして稽古を重ねる中で、21人それぞれが役と向き合い、日に日にみんなのパワーが大きくなっていくのを感じています。
Q4.あの頃理解できなかった感情、無意識の傷み、将来への甘い希望など、いろいろなものが舞台上に存在しているところ! そして見た人それぞれの視点で主人公が変わっていく群像劇の楽しさもあり、本広さん演出による、いろいろ見えてしまう、まさか!?な演出も見どころのひとつです。お楽しみに!!
Q5.中学生時代、陸上部に所属しつつ、冬だけ発足する駅伝部にも所属。毎日毎日ひたすら走って、朝夜はご飯3杯ずつ食べていました。
Q6.21世紀に羽ばたく女優であるということを証明すること!
Q7.厳しい世界だなと私も日々感じています。けれど時間は平等に、あっという間に過ぎていくので、後悔のない道を選んでください!
逢沢 凛
多賀麻美
たが・あさみ●1989年生まれ、神奈川県出身。中学で演劇部に入部し、女優を志す。日本大学藝術学部在学中より、劇団ロロ、ワワフラミンゴ作品などに多数出演。抜群の透明感で役を包み込む存在として評価される。その後、こまばアゴラ演劇学校・無隣館を経て、15年に青年団入団。最近の出演作品にワワフラミンゴ『ホーン』、青年団若手公演+こまばアゴラ演劇学校・無隣館修了公演『南へ』、『幕が上がる』がある。
Q1.とても不純な動機なのですが……。好きなタレントの方にお会いするにはどうしたらいいかと考えて、“女優になったらいいんだ!”と思ったのがきっかけです。演劇部に入れば、女優になれるものだと勘違いしていて、中学で演劇部に入部し、舞台の楽しさを知りました!
Q2.舞台『幕が上がる』で、オリザさん作・本広さん演出を経験した際、大きな劇場で現代口語演劇を上演するおもしろさと難しさを実感し、もう一度挑戦したいと思い応募しました。オーディションでは、綱渡りの演技をしながら自己紹介をするという課題があり、皆さんお芝居への熱い思いを語っていたのが印象的でした。
Q3.“女のコが21人もいてどうなるんだろう?”と思っていましたが、みんな穏やかでとても和気あいあいとしています。異なる場所で活動してきた21人なので、戯曲へのアプローチの仕方が様々で興味深いです。
Q4.21年前の戯曲ですが、女子高生の取り留めのない会話は今の私たちにも通ずるものがあります。オリザさんの戯曲に描かれたリアルな会話と、本広さんによる挑戦的な演出のコラボレーションに注目していただきたいです。
Q5.中学高校と演劇部でした。中高とも活発な演劇部だったので、他の部活の人たちも観劇に来てくれることが多く、恵まれた環境でした。高校ではオリジナルミュージカルも上演する演劇部で、稽古以外にみんなで歌の練習をしたり振り付けを考えたり、なかなかできない経験をしたなぁと思います。
Q6.観ている間は嫌なことや辛いことを忘れられ、劇場を出たときに少しだけ世界が違って見えるような作品に関わっていきたいです。
Q7.お芝居はとても難しいですし、うまくいかなくて辛くなることもありますが、同じように演技の道を志す人がたくさんいるということが活力になる時があります。たくさんの女優志望者の方々の良きライバルになれるよう、精進します! 是非21人の挑戦を観に来てください!
逢沢 凛
永山香月
ながやま・かづき●愛媛県生まれ。中高と演劇部に所属し、演劇の魅力にとりつかれ、女優を目指すようになる。本広克行氏らが客員教授を務める四国学院大学演劇コースに進学。在学中から、岩井秀人氏、森新太郎氏をはじめとするプロの演出家の舞台や瀬戸内国際芸術祭参加作品など学内外の舞台に幅広く出演する。次回作は11月に愛媛県で上演される『隣にいても一人 ―松山編―』(作・平田オリザ)の出演が決まっている。趣味は映画鑑賞。
Q1.事務所には、この『転校生』のオーディション合格をきっかけに所属させていただくことになりました。それまでは四国で中・高と演劇部に所属していました。現在は四国学院大学演劇コースの4年生です。演劇をはじめたきっかけは、中学生の時に演劇部に入部したことでした。
Q2.大学卒業後の足がかりとして東京で舞台に立ちたいと思っていたところ、今回のオーディションを知って応募しました。オーディションを受ける方たちがみなさん可愛くて、私は畑が違うな……と思いました。そのおかげか、緊張せずにオーディションを受けられました。
Q3.高校生に戻った気分です。共演者のみなさんは、とてもフレンドリーで優しい人ばかり。そして個性的です。そして、スタッフのみなさんのお仕事には毎回唸ります。細かいところまで気を配ってくださって、本当にスタッフさんあっての舞台だなと思います。
Q4.たくさんありますが、一つ挙げるとしたら、女子高生の会話でしょうか。劇中のどこかには“こんな会話したな…”と思える会話があるかと思います。もちろんそれだけではなく、会話の中には違和感なく「生」や「死」などの大きなテーマも取り入れられています。きっと何度ご覧いただいても楽しんでいただける舞台だと思います。
Q5.中・高と演劇部に所属していました。部活のためだけに学校に行くほど、“部活命”でした。「永山って演劇してなかったらモテそうなのにな」と男の子に言われたこともありました。実際モテませんでした。
Q6.役者でご飯が食べれるようになりたいです。人生一度きりなので、好きなことを存分にしたいなと思います。
Q7.まだまだ新参者なので大それたことは言えませんが…。私は四国でお芝居をしてきました。芸事をする際に、地方はハンデがあると言われますが、そんなことはないのだと身を持って感じました。きっかけやチャンスは、世界中どこにでもあります!
逢沢 凛
藤松祥子
ふじまつ・しょうこ●高校で演劇部に入部し、夜鷹の婆さん役でデビュー。大学進学後、アマヤドリ『うれしい悲鳴』では座組初参加ながら、最年少でヒロイン役を務めた。こまばアゴラ演劇学校・無隣館を経て、15年に青年団入団。全身から放たれる細かな心情、その佇まいは観客の心を掴んで離さない。心にしっかりと届く言葉で、客席を浸蝕していく。最近作に舞台版『幕が上がる』、ガレキの太鼓『止まらずの国』など。
Q1.小さい頃からテレビは大好きだったけど、可愛い子ばかりの中で競争を……みたいのは苦手で。向いてなぁと思ってました。ただ、中学で映画が好きになって、高校で演劇部に入ってお芝居を始めて、他のことがどうでも良くなるくらいに「私はお芝居がすきなんだな」と感じました。大学生になってから、それまで客席から観ていた小劇場の舞台のオーディションを受けてそこから始まりました。
Q2.緊張しました。「一本の道を歩いて自由に自己紹介をして下さい」という課題で、受験者それぞれが個性的な動きを見せる中、私は「やっぱりお芝居がしたいな」と。朝の登校中の道を歩きながら、その道にある物と自分の関係性を紹介して歩きました。ただ本広さんには、笑いながら「内容が全く入って来なかった!」と言われたので、設定がちゃんと伝わっていたかは謎です。
Q3.共演者同士の意見交換やコミュニケーションが活発な稽古場なので、とても面白いです。皆で『転校生』という作品を丸ごと共有しようとしている感覚が楽しい。公演期間中もどんどん進化していく予感があります。
Q4.21人それぞれのストーリーを孕んでいること。人の数だけ人生があって、それと同じだけ物語が生まれる。当たり前のことだけど、『転校生』では顕著にそれが感じられるんじゃないかと思っています。観る人によって全く違う作品になっても楽しいなって。それぞれの高校時代に戻ってもらえる作品になったらいいなと。
Q5.高校で演劇部に入って、演劇を始めました。辛かったことも全部引っくるめて、部活は私の高校生活の全てでした!
Q6.今は目の前のことに精一杯ですが、いつかシアターコクーンに立ちたいし、舞台だけじゃなくて映像にも挑戦出来る俳優になりたい。あと、つかこうへいさんが大好きなので、いつか『飛龍伝』で神林美智子を演じたいという気持ちは高校生の頃からあります。
Q7.私の場合、お芝居が好きで、好きなことを追っかけていたら、今ここまで来たって感じ。夢を追いかけたというより、自分にやれることを追って今があるという感覚があります。とは言え、私もまだ一歩を踏み出したばかり。今を精一杯進んでいきたいと思います。舞台『転校生』是非劇場まで観にいらしてください!
南佳奈
南佳奈
みなみ・かな●幼い頃からドラマや映画、舞台に影響を受け「人の心を動かす演技のできる女優になりたい」と芸能界を目指す。福島での学生だったため芸能活動もままならなかったが、2014年夏に思い切って全国公開映画『罪の余白』オーディションに応募。クラスメイト役として出演が決定した後、現在の事務所にスカウトされる。その後、2015年1月発売、アニメ『艦これ』主題歌となるAKINO『海色』のミュージックビデオで主演に抜擢され、念願のデビューを果たす。
Q1.幼い頃から役者さんの演技に影響を受けることが多く、女優になりたいという夢を密かに抱いていました。高校時代は、こっそりオーディション誌を熟読したり、事務所について調べていました。そして去年の夏、雑誌『デ☆ビュー』に掲載されていた映画のオーディションをきっかけに撮影に参加し、今の事務所にスカウトして頂きました。
Q2.これから女優として生きていくために必要なことを、“この舞台を通して学びたい! だから受かりたい!”という強い意志を持って挑みました。いつも受験の面接並みにカチコチになって受けていた私でしたが、周りの方とコミュニケーションを取りながらのオーディションでは、本当に楽しくて、自然体の私を見ていただけたと思います。自己PRで、皆さん歌を歌ったりダンスしたり凄い特技を披露されいて動揺しましたが、気持ちで負けてはいけないと思い、私は「大女優になりたーーーい!」と大声で叫んで走りました。あんなに大きな声を出したことは今までなかったので、きっとずっと忘れない思い出になると思います!(笑)。
Q3.皆さん演劇の経験のある方が殆どだったので、とても不安を感じました。そんな私に、監督をはじめ共演者の皆さんが、基本から丁寧に教えてくださり、演技をみてアドバイスをくださり、練習方法も一緒に考えてくださり、とっても温かい稽古場です。
Q4.学校という舞台で、女子高生達が何気なくしている会話の中にも深い意味が込められているように感じます。様々な技術が駆使されていて、きっと見たことない、びっくりするような心に残る舞台になると思います。
Q5.高校時代はチアリーディング部に所属し、部長を務めていました。授業中も振付や練習メニューを考えたり、もう放課後のことで頭がいっぱい。毎日練習に励んでいて、青春してました!! 文化祭での最後のステージは、最高の思い出です。
Q6.観ている人の心に届く演技のできる女優になりたいです。この舞台のオーディションで叫んだことを実現させたいなと思ってます。
Q7.私も『デ☆ビュー』をずっとずっと読んでいて、やっと夢のスタートラインに立つことができました!! 諦めず、強く想い続けて努力すれば、きっと夢は叶います。誰かが観てくれています。私も、大きな夢を叶えられるよう、これからも全力で頑張りたいと思います!
逢沢 凛
森 郁月
もり・かつき●15歳から地元大阪にてモデルとして活躍し、高校卒業を機に上京。雑誌『MORE』の専属モデルの傍ら、21歳で女優としてのキャリアをスタート。ドラマ『ストロベリーナイト』ではミステリアスな詐欺師役、USJのCMでは天真爛漫な等身大の女性役と幅広く演じている。真摯に取り組む芝居に監督や演出家からのリピートも多い。近作は舞台『ルル』(演出 鐘下辰男)、公開待機作は映画『ユートピア』。
Q1.中学3年生の時、家族旅行で東京へ来た時にスカウトされた事がきっかけです。
Q2.事務所からこのオーディションの話を頂いて応募しました。以前より平田オリザさんの著書を貪るように読んでいたので、いつか平田オリザさんの作品で舞台に立ちたいとずっと思っていました。オーディションでは、「架空の大縄跳びをする」という課題を与えられたのですが、私のグループはほとんど跳べなくて、本気で悔しかったです。
Q3.本広さんがにこやかな方なので、その空気感からリラックスして稽古できる雰囲気があると思います。休み時間は本当の学校の授業休みのように賑やかに各々の時間を過ごしていて、自分の学生時代の頃を思い出して、比べてみたりしています。
Q4.舞台全体をお客さんの目で直接見ていただくだけではなく、スクリーンで細やかな部分まで多角的にお芝居を見ていただけるのは、他の舞台にない見どころだと思います。
Q5.子供の頃からクラシックバレエを習っていたので、部活動の経験はありません。実は青春の思い出もあまりない学生でしたが、友達と昼休みに日向ぼっこしていたのはよく覚えています。
Q6.生涯、女優でいることです。
Q7.舞台『転校生』はいろいろなタイプの同世代のキャストがいて、稽古を見ているだけでも毎日刺激を受けています。私もみなさんの気持ちを揺り動かせるような舞台にできるよう全力を尽くしますので、ぜひ会場へ足をお運びください!
逢沢 凛
吉田圭織
よしだ・かおり●1997年生まれの18歳、東京都出身。身長167cm。2014年に初めて受けたCMオーディション、森永製菓『アイスボックス 爽快篇』で芸能界デビュー。その後、ままごと『わたしの星』(柴幸男作演出)で初舞台を踏む。最近作は、NHK土曜ドラマ『ちゃんぽん食べたか』。今後は、広告と映画の公開を控えている芸歴2年目のフレッシュな女優。
Q1.中学2年生の時に今の事務所からスカウトされましたが、すぐにはやりませんでした。でも高校3年の時に“自分にしかできないこと、誇れることが欲しい”と思い、芸能活動を始めたのがきっかけです。
Q2.今回“21世紀に羽ばたく女優たちへ”というキャッチコピーにとても興味を持ったのと、本広監督の指導を受けたいと思いオーディションに応募しました。『転校生』のオーディションは、他のとは一味違ってとてもびっくりしました! 参加者がライバルという感じではなく、協力し合ってやらないとまったく成立しないような形式なもので、どれもやることがユニークで面白かったです!
Q3.稽古が始まり、スケールの大きさにとってもビックリしています。同時にたくさんの女優さんの中でお芝居ができて、毎日刺激的で勉強になることばかりです。共演者のみんなとは先日稽古終わりにご飯に行って来ました! 和気あいあいでとっても仲良し。密の濃い時間を過ごしています。
Q4.作品の見どころは、何と言っても他ではあまりない『同時多発』なところだと思います。その分、見てる方も生徒の一員に加わっているかのような気分を味わえるのではないかと思います。一人一人かなり細かいところまでお芝居しているので目を細めて見て欲しいです(笑)。
Q5.高校生のころはダンス部でした! 部活の帰り道、近くの川によって遅くまでよく遊びました!! 今思うと、たくさん可笑しなことをしていたんだなと思います(笑)。
Q6.将来の夢や目標は、『この人いいよね』って言ってもらえる女優さんになれるよう頑張っていきたいです! 舞台『転校生』のキャッチコピーでもあるように“21世紀に羽ばたく女優”になりたいです!!
Q7.最初はなかなか勇気がでなかったり不安なこともたくさんあると思います。少しでも興味があったら是非、自分の可能性をみつける大きなチャンスだと思って挑戦してくださいっ! やろうと思う気持ちが何よりも大事だと思います。

INFORMATION

転校生

舞台『転校生』
8月22日(土)〜9月6日(日)Zeppブルーシアター六本木
脚本:平田オリザ/演出:本広克行

今春 平田オリザ原作『幕が上がる』を映画 舞台化し、主演にももいろクローバーZを起用、彼女たちの更なる女優として才能を開花させ、高校演劇部を舞台に見事に高校生たちの群像劇を創り上げた本広克行が、この夏 平田オリザと高校演劇のバイブルとも言われる女子高生21名の群像劇『転校生』に挑む。
1994年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブル的戯曲。平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話で繰り広げられる、ある高校生たちの一日。他愛のない日々の会話の中に彼女たちの日常と社会への好奇心、あるいは大人達への不信感、将来への不安を垣間見る戯曲。
“出演者は全員オーディションで選出”という、非常にハードルの高い作品でもあり、応募総数1474名のなかからオーディションを経て、21世紀に羽ばたく女優たちが集結した。

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