周年事業は企業にとって重要な節目となる取り組みです。本記事では周年事業の成功事例、記念に関するアイデアをご紹介します。また、成功事例を参考に自社の取り組みに反映することで、より評価の高い周年事業が行えます。企業の周年事業を成功に導くためのポイントやアイデア事例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2019年までは10周年、20周年はもちろん50周年・70周年・100周年など区切りの年に積極的に行われていた周年事業。しかし2020年、2021年、2022年にはコロナ禍の影響で規模を縮小した開催も多いようでした。収束を迎え始めた2023のタイミングからは従来規模の開催も多数みられます。オンラインとオフラインで一体感をもたせるハイブリッド開催なども話題です。時流に合う内容で業績向上のチャンスとして検討してみましょう。

周年事業を実施する重要性とは

近年、多くの企業が自社の周年事業を重要なイベントと位置付け、その成功を目指しています。周年事業は、企業の設立からの歴史や実績を振り返り、取引先や社会に感謝を示す重要な機会です。そこで、本記事では周年事業の重要性と成功のポイントについて紹介します。

周年事業の重要性

周年事業は企業にとって重要な意味を持ちます。まず、自社の歴史や経営実績・成果を振り返り、従業員や顧客に感謝の言葉を示すことができます。また、周年事業は企業のブランドイメージ向上や顧客ロイヤルティの向上にもつながります。さらに、周年事業を通じて新たなビジネスチャンスを実際に創出することも可能です。このように、周年事業は企業にとって重要なマーケティングツールとしての利用が位置付けられています。

周年事業の成功事例のポイント

周年事業を成功させるためには、以下のポイントに注意する必要があります。

1.目的が明確な企画立案

まず周年事業の企画は、目的を明確に設定することが重要です。また、自社の歴史や仕事の実績紹介だけでなく、顧客や社会に日常の感謝を示すことも大切な目的です。さらに、企業のブランドイメージや顧客ロイヤルティ向上を目指すなど具体的な目的を設定しましょう。企画書を作成して社内の情報共有と周知徹底も深めましょう。

2.戦略的なプログラム

周年事業のプログラムは、戦略的に設計することが重要です。よって、周年事業のテーマや内容は、企業の特性やターゲットお客様に合ったものを選定します。その上で、魅力的に感じ、支持されるプログラムを構築する必要があります。

3.組織的な準備とチームの協力

周年事業の準備には、組織的な取り組みとチームの協力が欠かせません。そのため、担当者だけではなくそれぞれの部署や関係者との連携を図り円滑な準備が重要です。また、イベント当日の運営にも十分なスタッフを配置し、スムーズな運営を実現する必要があります。全社員が全員でイベント企画案を考える機会を持ってもらうことも重要です。

4.顧客参加型のイベント

周年事業は顧客を中心にしたイベント企画の事例が多く見られます。そのため、顧客参加型のプログラムを設計することが成功のポイントです。顧客やユーザー候補が参加しやすく、楽しめるイベントを企画しましょう。そして、顧客とのコミュニケーションの浸透を大切にしましょう。

5.情報発信と宣伝効果の最大化

また、周年事業の成功には情報発信と宣伝効果の最大化が欠かせません。事前の告知や広報活動を通じて、周年事業の魅力をアピールします。その上で多くの人の興味を深めるようにしましょう。また、事後のメディア報道やSNSなどを活用し、宣伝効果を最大化することも重要です。

6.フォローアップと感謝の表明

周年事業が終了した後も、顧客や関係者へのフォローアップと感謝の表明が重要です。参加者に感謝のメッセージや手紙を送るなど、周年事業を通じて築いた関係を大切にしましょう。その結果、普段の信頼関係の強化や取引実績の継続にもつながります。

7.評価方法の設定と検証

最後に周年事業事例の評価の方法と効果測定についてお伝えします。その際、1で設定したゴールに基づき、評価項目を設定します。効果測定まで行えると、周年記念の施策を広報PR活動の一環として今後の展開に活用することができます。企画書にも評価や課題、効果測定について記述するとわかりやすいですね。

社内対象の場合は満足度・参加人数・エンゲージメントなどを評価項目として設定。開始する前と事後のアンケートを実施すればエンゲージメントが測定できます。

社外対象の場合は満足度・参加人数・問い合わせ数・売上などを評価項目に設定。これらの数値測定結果は今後のブランディングやマーケティング施策のデータとなります。また、イメージアップの評価はリアルなイベント会場やオンラインのアンケートで取得しましょう。

周年事業のおもな取り組み事例

企業の周年事業の記念事業の取り組み事例として以下のようなものがあります。

アウターイベント(社外向け取り組み)

記念の式典やパーティーなどを開催し、社内外の関係者を招待して企業の歴史や成果を振り返ります。また、特別なゲストスピーカーやエンターテインメントによるトークセッションなど多様な企画があります。イベント企画については、後の項で豊富な事例を紹介します。

インナーイベント(社内向け取り組み)

社内の従業員向けに記念事業に関連したイベントを企画します。例えば、従業員参加型の記念イベントや記念メニューの提供など、社内の結束を高める取り組みを行います。これらを総じてインナーブランディングの強化につながります。

プロモーションツール

オンライン・オフライン双方の制作ツールを活用し、記念事業のプロモーションを行います。例えば、特別なロゴやキャッチコピーの制作、ウェブサイトやSNSでの公開や配信など。また、記念冊子やポスターを作成して社内外に配布する方法などがあります。

周年記念に社屋などを装飾

企業の建物やオフィスを記念事業に合わせて装飾します。例えば、企業の歴史や実績を掲載したヒストリーウォールの設置、エントランスに記念ロゴを掲出など。また、企業の歴史や当時の姿を写真や映像で振り返る展示スペースを作成することもできます。

社屋の周年事業装飾は記念事業の終了後、容易に改修できる施工をおすすめします。デザインラボでは自社内に「貼ってはがせる壁紙」の製造部門があります。企業の施工事例なども豊富にありますので、お気軽にご相談ください。他、「貼ってはがせる壁紙って何?」などのお問い合わせもお気軽に!

周年事業の記念イベント事例20選

企業の周年事業の記念事業のイベント事例として、以下に20種の一覧を紹介します。社外向けと社内向けに分けて展開します。

社外向け(アウター)イベント

周年記念イベント

記念式典やパーティーを開催し、社内外の関係者を招待して企業の歴史や成果を振り返ります。特別なゲストスピーカーやエンターテインメントを用意し、参加者に感動的な体験を提供します。

社会貢献活動

企業の周年事業を機に、社会貢献活動を行うイベントを企画する事例もあります。例えば、ボランティア活動や地域の清掃活動、寄付活動など。これらを通じて企業の社会的責任を示し、社会に感謝を表することができます。企業のCSR(企業の社会的責任)を強化し、社会からの信頼につながる活動です。

プロダクト・サービスの展示会

企業の周年事業を記念する、プロダクトやサービスの展示会開催もおすすめです。新製品の発売や新サービス開始の紹介、デモンストレーションなどの事例が多くみられます。その結果、顧客や関係者とのコミュニケーションを大きく深めることができます。

プレスリリース・メディアイベント

周年事業を記念したプレスリリースやメディアイベントも注目されています。企業の歴史や成果を紹介し、メディアや関係者を通じて広く認知させることができます。また、メディアに取り上げられることで新規顧客の獲得や幅広い認知向上にもつながります。

ソーシャルメディアキャンペーン

企業の周年事業を盛り上げる、ソーシャルメディアキャンペーンの実施も増加しています。例えば、ハッシュタグキャンペーンや、企業の歴史や成果を共有するコンテスト企画など。さまざまなSNSを活用して周年事業の広報を強化することができます。また、従業員や顧客を巻き込んで企業の周年事業を祝福する動画や写真の投稿キャンペーンも増加しています。投稿キャンペーンは、参加者のエンゲージメントを高めることもできます。

顧客向け特別セールイベント

商品やサービスの販売を行う企業の場合。周年事業を記念した顧客向けの特別セールイベントを開催することができます。割引キャンペーンや限定商品の販売、会員特典の強化などを通じて、顧客に感謝の気持ちを伝えましょう。また、接点を増やすと同時に売上促進を目的とする催事でもあります。

パートナーシップイベント

企業の周年事業には、パートナー企業との共同イベント開催事例もみられます。相互の連携や協力関係を強化し、新しいビジネスチャンスを創出するために。セミナーやネットワーキングイベントの開催で、双方の顧客に最新情報を提供することができます。また、お互いの専門知識やビジネスノウハウを共有できるのも大きなメリットです。さらに、新しいビジネスチャンスの創出にもつながります。パートナー企業の顧客を自社のファンになってもらえる企画を考案しましょう。

社外セミナーやシンポジウムの開催

周年事業の一環として、社外向けのセミナーやシンポジウム開催も検討可能です。たとえば業界の専門家を招いた講演やディスカッション等、業界全体の成長・発展促進にも貢献できます。また、顧客や一般ユーザーに自社の事業に興味を持ってもらい認知を広げる企画としても有意義です。

クライアント向け感謝イベント

周年記念事業として、クライアント向けの感謝イベントを開催する事例があります。クライアントを招待してのランチやディナーなどの食事会、抽選会や交流イベントなど。これらの場所通じてクライアントに感謝の気持ちを示し、関係性を強化する目的もあります。お客様との時間を共有する企画で、更なるビジネスチャンスを創出しましょう。

エコ活動や社会貢献イベント

社会貢献やエコ活動をテーマにした周年事業の実施も注目イベントのひとつです。例えば、ボランティア活動、環境清掃活動、チャリティイベントなど。これらを通じて企業の社会的な責任を果たし、社会に対する感謝の気持ちを行動から示しましょう。

メディアとのコラボレーションイベント

周年事業を盛り上げる、メディアとのコラボレーションにも注目です。例えば、記者会見や報道関係者向けのイベント開催など。企業の歴史や今後の展望を公開し、報道される機会を増やすことができます。また、メディアとのコラボレーションを通じて、広告やPR効果を高めることもできます。有料のタイアップ企画などもあるので詳しくは各メディアにお問い合わせを。

プロダクトローンチイベント

企業の周年事業として、新製品や新サービスのローンチイベント開催も多くの事例ケースがあります。会場では新製品のプレゼンテーションやデモンストレーションを実施。そこで顧客やメディアに対して製品の魅力をアピールすることができます。また、新製品をお得な特別価格で販売するなどのキャンペーンを実施すれば、売上促進にも貢献できます。

グローバルなオンラインイベント

周年を記念したグローバルなオンラインイベントの提案です。例えば、Webinar(ウェビナー)やオンラインカンファレンスの開催など。日本のみならず世界中の顧客やパートナーとつながりを持つことができます。オンラインならではの利点を活かし、異なる地域や国の参加者を集めることが可能。企業の成果やビジョンを発信することができます。さらに、オンラインイベントならではのインタラクティブなコンテンツ企画やネットワーキングの機会設定を。そこで、参加者のエンゲージメントを高めることができます。

クリエイティブなアートイベント

発想をかえて、クリエイティブなアートイベントの開催はいかがでしょうか?例えば、アート展示会やライブペインティングのデモンストレーション。また、アーティストとのコラボレーション作品展示など。企業のクリエイティビティやインスピレーションをアピールすることができます。また、アートの演出を通じて従業員や関係者の創造性を引き出すことも目的です。社内で新しいアイデア企画の発掘や共感を促進することができます。

トークセッションイベント

業界の著名人や専門家を招いたトークセッションイベント企画も検討を。業界の最新動向やトレンド情報を提供し、著名人や専門家の知見や経験を共有できます。そこで参加者に新たな知識や視点を提供し、企業の信用につなげます。また、参加者とのQ&Aタイムやパネルディスカッションを設け、参加型の体験を促進します。その結果、参加者同士の交流を深めることができます。

社内向け(インナー)イベント

社内スキルアップセミナー

企業の周年事業を機に、社内スキルアップセミナーを開催する事例も好評です。社員のスキル向上や知識の共有を目的に、専門家を招いた講演やワークショップを開催するなど。社内の人材育成を促進することを目的とする取り組みです。

従業員感謝イベント

企業の周年事業を通じて、従業員に対する感謝の気持ちを表すイベント開催はいかがでしょうか?例えば、従業員向けのパーティーやランチ会、表彰式などが人気の事例です。最近は減少傾向ですが、記念旅行なども良いですね。社員の家族を招待するのも、よいアイデアです。このイベントを通して従業員の努力や貢献を讃えることができます。また、離職率の低下やモチベーションアップにも期待できます。

インターナルコンテスト

周年事業の一環で、社内限定のコンテストを開催することもできます。社内従業員を対象にしたクイズ、デザインやアイデア提案を募るコンテストなどを実施。優秀な従業員を表彰することで、社員のモチベーションを高めることができます。また、従業員同士の交流やコミュニケーションを促進する機会の提供にもなります。その結果、チームビルディングを強化することもできます。

従業員向けのスポーツイベント

コロナ禍の収束で、周年記念として従業員向けのスポーツイベントを開催する企業も増加中です。社内スポーツチームを結成し、サッカーやソフトボールなどのトーナメントを実施。また、運動会やマラソン大会、ウォーキングイベントの実施で健康増進やチームビルディング促進に。

アウトドアイベント

アウトドアイベントで、従業員のリフレッシュや自然との触れ合いを促進!例えば、キャンプ、バーベキュー、ハイキング、カヌーなどのアクティビティ企画など。参加者が自然の中でリラックスし、新しい体験をすることができます。アウトドアイベントは社員のストレス解消やリフレッシュ、チームビルディング強化の効果があります。また、従業員同士のコミュニケーション促進、新しい出会いや親睦を深める機会を提供します。

○インナー・アウター(社外・社内)ともに企画を

上記のように、周年事業イベントの事例は社外・社内ともに豊富です。周年事業のプロジェクトチーム内でしっかり企画内容を協議して、効果的なイベントを開催しましょう。

周年事業の効果的なツール事例とは?

企業の周年記念に作成するツールは、記念イベントのテーマや目的に応じて様々なものがあります。以下は一般的な企業の周年記念に使われるツールの企画事例です。

記念ロゴの制作

企業の周年記念を象徴するオリジナルロゴの作成は多く見られる事例です。周年ロゴを社内外のコミュニケーションや広告などに使用し、周年記念の印象を向上します。

企業の周年記念ロゴを作成する主なメリットは、以下のようになります。

ブランドイメージの強化

周年記念ロゴは、企業の歴史や成果を象徴する特別なデザインです。そして、周年記念のブランドイメージを強化する役割を果たします。周年記念ロゴの使用により、社内外のコミュニケーションや広告などから一貫性のあるイメージを発信することができます。

特別なイベントとしてアピール

周年記念ロゴの使用で、周年記念を特別なイベントとしてアピールすることができます。イベントのマーケティングやプロモーションにロゴを積極的に活用しましょう。それにより、関係者や顧客の興味を引き、周年記念イベントの注目度を高めることができます。

社員の士気向上と組織の醸成

周年記念ロゴは、企業の歴史や成果を象徴するものです。働く社員の士気を高め、組織の誇りを醸成する効果があります。周年記念ロゴを社内で使用することで、社員の間で周年記念に対する共感や共有感を高めることができます。社内掲出ポスターや社員証にロゴ入りシールを添付するなど、独自の活用法を企画しましょう。

以上のように、企業の周年記念ロゴの作成には様々なメリットがあります。ブランドイメージの強化、特別なイベントのアピール、社員の士気向上と組織の誇りの醸成など。そして長期的な記録・伝承の手段、そして周年記念を祝う文化の醸成などにつながります。

記念動画の制作

企業の歴史や創業者のメッセージを盛り込んだ記念動画の作成も増加しています。社内イベントや社外向けのプレゼンテーションなど展開シーンも豊富です。周年記念のストーリーをいきいきと伝えることができます。また、動画を編集して採用向け動画のコンテンツとして活用することも可能です。展開シーンや目的を明確にして企画進行しましょう。

周年記念誌の制作

企業の周年記念誌を作成することには、主に以下のようなメリットがあります。

歴史や成果の記録と伝承

周年記念誌は、企業の創立からの歴史や成果を記録し、後世に伝承する重要な手段です。企業の誕生からの歩みや、過去の業績や成果を振り返ることができます。それをもとに、企業のアイデンティティやブランドイメージを明確化し伝統を守り継ぐことができます。社史としての役割も担うので、総会で株主に配布するのも効果的です。

社内外への情報発信

周年記念誌は、社内外への情報発信の機会として活用することができます。そして社内では社員や関係者に向けて企業の創業からの歴史や成果を紹介し社員の士気を高めることができます。また、社外では顧客やパートナー、投資家などに向けて。企業の歴史や業務内容、ブランドの強みをアピールすることができます。

ブランドイメージの強化

周年記念誌は、企業のブランドイメージを強化する効果があります。また、企業の歴史や成果を紹介することで、企業の信頼性や安定性をアピールします。それに伴い、企業のブランド価値を高めることができます。また、周年記念誌のデザイン企画やコンテンツづくりの工夫も重要です。それにより企業のブランドイメージを一層高めることができます。

社員のモチベーションアップ

周年記念誌には、社員の誇りと士気を高める効果があります。企業の歴史や成果を紹介することで、社員の自己肯定感や所属意識を高めます。また、組織への愛着や誇りを醸成することにもつながります。社員が自身の企業の歴史や成果を知ることで、組織に対する理解や情熱を深めることができます。

また、社内報で「周年のお祝い特集」を企画作成するのも良いですね。社長や役員、部門の代表から今後の方針や周年への想いなどを伝えるコラムを設定してみては?

周年記念の特別Webサイト構築事例

周年記念のコンセプト訴求や記念イベント告知のための専用のウェブサイトを作成。これは企業の理念や歴史、周年コンセプトを社内外に伝えるデジタルツールです。また、サイト内にイベントの詳細や申込み情報を掲載したり、参加者の情報収集やイベントPRを行えます。会社の営業資料を無料ダウンロードできる仕組みもおすすめです。

記念グッズ・ノベルティの制作

企業のロゴやメッセージを入れた記念グッズを作成も高いニーズがあります。社員や関係者に記念品として配布することで、企業の印象や存在感を高めます。以下に一般的な事例を紹介します。

記念ロゴ入りのグッズ

周年記念ロゴをデザインしたTシャツ、ポロシャツ、キャップ、マグカップ、ペンなど。オリジナルグッズを作成し、社員や関係者に配布。周年記念を祝う意識を高めることができます。また、これらのグッズは企業のブランドイメージを広めるための宣伝効果もあります。

記念品や特別なプレゼント

周年記念を祝うために、社員や社員の家族など関係者に記念品や特別なプレゼントを贈ることもあります。例えば、オリジナルの記念品や限定版の商品、特別な記念メダルなど。関係者に配布することで、周年記念の重要性を強調し、感謝の気持ちを伝えることができます。

これらのツールは、周年記念のテーマや目的に合わせてカスタマイズすることができます。

周年事業でブランド向上!成功事例

企業の周年事業は、ブランドイメージを向上させる重要なきっかけです。そして周年事業が成功するためには、いくつかの要因が必要です。以下では、企業のブランドイメージ向上を促す周年事業の成功要因の概要を解説します。

クリエイティブな周年記念コンセプト

周年事業の成功には、独自でクリエイティブな周年記念コンセプトの選定が重要です。周年記念のテーマやコンセプトを企業のブランドや理念に合ったものに策定。そして周年事業全体のコンセプトを一貫させてブランドイメージ向上につなげます。

社内外の関係者への情報発信

周年事業の成功には、社内外の関係者への情報発信が欠かせません。まず社内の社員や関係者に周年事業の意義や目的、スケジュールを十分に伝えましょう。その結果、参加意欲を高めることができます。また、外部の顧客やパートナーに対しても、周年事業の情報を積極的に発信を。企業の歴史や成果をアピールすることで、ブランドイメージを向上させることができます。

社内外の関係者への参加機会の提供

周年事業の成功には、社内外の関係者への参加機会を提供することが重要です。まず社員や関係者に対しては、イベントやセミナーなどの機会を設けてはいかがでしょうか。企業の歴史や成果を共有する機会を設けることで、社内協力と参加意欲を高めることができます。また、外部の顧客やパートナーに対しても記念イベントやセレモニーなどの参加機会の提供を。これらの取り組みで企業のブランドイメージを強化し、関係者との結び付きを深めることができます。

SNSやメディアを活用した情報発信

周年事業の訴求告知にはSNSやメディアを活用した情報発信が有効です。企業の公式SNSアカウントやウェブサイトを活用し、周年事業の情報を発信。既存のアカウントも有効に活用しましょう。多くの人々に周年事業の存在や企業のブランドイメージを知ってもらうことができます。また、メディアへのプレスリリースや報道などを通じて、周年事業を取り上げてもらうことも有効です。これにより、広い範囲に周年事業の存在を知らしめ、周年事業を成功に導きます。

周年事業は社内外の関係者と企業の歴史や実績を共有し、ブランドイメージを向上させる重要な機会です。クリエイティブなコンセプト選定やオリジナルグッズ制作、記念展示などの取り組み企画を実施。そして、社内外の関係者への参加機会の提供を通じて、周年事業を盛り上げましょう。

周年事業で企業の発展を【まとめ】

周年事業はステークホルダーとコミュニケーションを取る絶好の機会です。記念イベントやキャンペーンの実施、記念コンテンツやグッズの制作。そして、リブランディングや新事業・新商品の企画発表など多様な企画が考えられます。

周年事業は会社の節目となる重要な取り組みです。企業理念やビジョンを改めて理解してもらえる良い機会として全社で活用しましょう。また「社の未来を拓く」などの目的でプロジェクトグループを構成することもおすすめです。

また、成功に導くためには明確な目的に合わせたコンテンツ設計を。そして、社内会議での検討をはじめ早めの準備着手も大切です。今回ご紹介した事例を参考にして、自社に最適な企画を検討してみてください。

周年ブランディングは、今までの「過去」を肯定し自社の存在意義を再確認します。そして次のステージに向けどのように進化していくのか?そして再度企業理念を確認し新たな目標に向け、どのように歩んでいくのかを可視化させます。

周年事業は顧客・業者・従業員・経営者すべてのステークホルダーが参加できる節目の行事です。よってプロモーションや周年イベントなどの施策なども計画を持って進行を。前年度または前前年度など早めに行動することをおすすめします。

コンセプト立案から、周年メッセージ開発・周年ロゴ開発・キービジュアル開発の実施まで。企画書でしっかり整理提案して、各種ツールに展開させます。クライアント様には社員様でプロジェクトチームを発足していただくとこを推奨しています。弊社チームメンバーがしっかりサポートして進めさせていただきます。

お気軽にご連絡ください

実績がご覧になりたい方・予算が少なく不安な方。依頼できるかわからないけど、とりあえず軽く相談なども大歓迎です!経験豊富な担当者が丁寧にご対応いたします。