『地球防衛軍』シリーズの魅力とは!? 爽快感と緊張感を味わえる難易度や魅力的な協力プレイなどが特徴

うま
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 ディースリー・パブリッシャーから8月25日に発売予定のPS5/PS4用ソフト『地球防衛軍6』に向けた企画記事をお届けします。

 『地球防衛軍』は一兵卒となって、侵略者が送り込んでくる巨大な生物や兵器と戦うアクションシューティングゲーム。シリーズ最新作となる『地球防衛軍6』は、前作『地球防衛軍5』で未知の侵略者“プライマー”にからくも勝利した数年後の世界を描いた続編となります。

 今回は『地球防衛軍6』に向けて、『地球防衛軍』シリーズの内容を振り返っていきます。

 なお、画像は前作『地球防衛軍5』をベースにしています。

巨大な敵を生身の人間が倒す爽快感と、やられそうな緊張感の絶妙なバランス

 『地球防衛軍』シリーズは、2003年6月26日に発売されたPS2用ソフト『SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍』から始まりました。プレイヤーは地球防衛軍(通称:EDF)のイチ兵士となって、宇宙からの侵略者が送り込んでくる巨大な敵と戦うアクションシューティングとなっています。

▲画像は『THE 地球防衛軍』のもの。

 シリーズ1作目から変わらず受け継がれている魅力として、画面いっぱいに埋まるほどの巨大な敵や兵器の大群に、生身の人間が挑むというものがあります。

 地球に登場したアリやクモに似た巨大な生物らを、アサルトライフルやロケットランチャーなどの武器を使い分けて次々に撃破していく爽快感は、『地球防衛軍』のシリーズ全タイトルで共通したおもしろさです。

 敵にはアリやクモに似た巨大生物から、無人戦闘機や巨大なUFOを始め、多脚機動兵器なども登場します。さらにタイトルによっては、怪獣のような超巨大生物や、知性を持ち宇宙服のようなものを身にまとった宇宙人まで送り込まれてきます。


 圧倒的な物量の前に、一見すると勝つのは難しく感じてしまうことも少なくありません。絶望的な攻撃を受けつつもうまく敵との距離を離しつつ攻撃したり、マップや敵の種類に合わせて武器を選択したりすることで、作戦がうまくはまればクリアできる絶妙な難易度も人気のポイントと言えます。

 とはいえ、難易度はプレイヤーの腕に合わせて選択できるので、初心者やアクションゲームが苦手な人も安心してプレイできます。しかし、歴戦の隊員はシリーズ伝統の最高難易度“INFERNO”で全ミッションをクリアすることを楽しむほどに、歯ごたえを満喫できるタイトルになっています。

 ちなみに破壊できるのは敵兵器だけではありません。一部の武器では、フィールド上の建造物も破壊できるのです。遮蔽物となって敵の撃破に邪魔なビルをあえて壊して、敵をまとめて撃破するのもかなり爽快。また、建物の倒壊は独自の物理演算システムによって描かれているので、崩れていく建造物の姿は必見です。

ボリューム満載のミッション!

 『地球防衛軍』シリーズの多くは、ミッションクリア形式となっており、その総数はタイトルを追うごとに増加。前作の『地球防衛軍5』ではついに100以上もの大ボリュームに! ダウンロードコンテンツでさらに歯ごたえのある高難度ミッションをプレイできるので、膨大なミッションに挑めるのも魅力の1つでしょう。

 ミッション中では、EDFと侵略者との戦いのドラマが描かれていきます。その描かれ方は、ミッション中に発生する、無線やまわりにいるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)との会話からわかるというもの。物語が作戦中の会話で進行していくため、侵略者との壮大な戦いを描いたSF映画やドラマの登場人物になったかのような気分を味わえるのです。

 ミッションが進んでいくごとに敵も新兵器を投入し、攻撃はどんどん激しくなっていきます。絶望的な状況の中で、まわりの兵士らと力を合わせて戦いつつ、他の地域で奮闘している仲間の活躍が聞こえてくると、テンションが上がることまちがいなしです!

兵科と武器の組み合わせで戦い方は無限大!

 敵兵器には負けず、プレイヤーの属する“EDF”もタイトルを追うごとに強力になっていきます。

 シリーズが進むにつれて兵科が増加し、『地球防衛軍4』から4兵科が登場しています。それぞれの兵科はまったく異なる特徴があるため、どの兵科を選択するかによって戦い方が大きく違ってきます。

 4種類の兵科に加えて、さらに兵科ごとにさまざまな武器を装備できるのも魅力です。

 ここでは、『地球防衛軍6』と同じ世界観が舞台の『地球防衛軍5』で登場した兵科を簡単に見ていきましょう。

レンジャー

 EDFの主力となる陸戦歩兵部隊の総称。シリーズ1作目から登場している陸戦兵の流れを組んでいます。

 銃火器の扱いを得意としているため、アサルトライフルやショットガンを始め、ロケットランチャーなどの多彩な火器を装備可能。そのうえバイクや戦車、戦闘ヘリなど搭乗兵器の出動を要請して、これらに乗って戦うこともできます。


ウイングダイバー

 フライトユニットを装備した飛行兵で、女性だけで構成された精鋭部隊。飛行するための軽量化で重装備は持てませんが、フライトユニットの動力源を兼用して強烈なエネルギーを放つプラズマ兵器による火力はかなり破壊力があります。


 特殊能力として、飛行時に急加速できる“ブースト”機能があります。敵との距離を一気につめたり、敵の攻撃を回避するのに有効です。

フェンサー

 軍用外骨格“パワードスケルトン”を装備して、腕力などが大幅に強化された兵科。通常の歩兵では携帯できない重装備を扱えるのが最大の特長です。人間よりも大きなハンマーや、高速で回転しながら突出する巨大な機械式の槍“ブラストホール・スピア”などの扱いに長けています。


 フェンサーは他の兵科と異なり、武器を両腕に2つずつ合計4つまで同時に装備できるので、さまざまな戦局に対応して戦いやすいのがポイントです。

エアレイダー

 『地球防衛軍5』までのエアレイダーは、設置した爆弾を起爆させたり、航空部隊を誘導して爆撃させたりと、一風変わった戦いを得意としています。さらには搭乗兵器の出動を要請して戦う、司令塔的ポジションでした。


 なお、『地球防衛軍6』では人類の約9割が死滅して、文明が崩壊寸前のため航空部隊の爆撃要請ができません。その代わりに新しい兵器として、ドローンによる攻撃が可能になっています。

  • ▲画像は『地球防衛軍6』のもの。

“EDF!”と叫べば楽しいマルチプレイ!

 『地球防衛軍』シリーズの楽しさで忘れてはならないのが、マルチプレイ! シリーズ1作目の『THE 地球防衛軍』から画面分割によるマルチプレイが搭載されており、最近ではオンラインによるマルチプレイを楽しめるタイトルもあります。

 ちなみに『地球防衛軍5』は2017年12月に発売されましたが、2022年7月現在でもオンラインプレイを楽しんでいるプレイヤーが数多くいるほどの人気を誇っています。

 定型文を使ってコミュニケーションをとれるので、マルチプレイは苦手という人もお手軽に楽しめます。もしミスをしてもチャットから“EDF!”と叫ぶだけで解決(?)します!

 1作目から19年も愛され続けている『地球防衛軍』シリーズ。これまでタイトルに触れたことがないという人も、最新作の『地球防衛軍6』の前日譚となる前作『地球防衛軍5』をプレイしてみてはいかがでしょうか?

 そして先輩隊員と一緒に、オンラインマルチプレイを楽しんでみましょう!

 次回は、『地球防衛軍5』の内容をさらに細かく紹介していきます。

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