コード進行・楽曲分析

『ヨルシカ』の楽曲特徴とコード進行の分析と紹介〜ポップな雰囲気とギタリスト特有の楽曲展開〜

流行りアーティストの楽曲の傾向やコード進行を分析してみるということで今回は『ヨルシカ』です。ギタリスト特有のフレーズとポップな雰囲気を感じるアーティストですね。


では、いきましょう。

ヨルシカの楽曲・コード進行の特徴

近年、人気アーティストの『ヨルシカ』です。作曲者の”n-buna”さんとボーカル”suis”さんのユニットですね。

n-bunaさんがギタリストということもあって、ギタリストが聴いていて&演奏していて心地よいフレーズがたくさん詰まっていると思います。

この観点もあって、ヨルシカの楽曲には大きな特徴がみられます。

ヨルシカの楽曲特徴

  1. ペンタトニックスケールの多用
  2. 上行進行のシンプルなコード展開

ヨルシカらしさ感じるペンタトニック

n-bunaさんがギタリストというのもあってのことでしょう。楽曲のメロディにも伴奏のギターフレーズにもペンタトニックスケールが多用されています。

ペンタトニックスケールとは「メジャースケールの4番目と7番目の音を省いたスケール」ですよね。半音隣の音を省くことで、ハーモニーとのぶつかりをなるべく少なくした音階になります。


使用されている楽曲の例

積極的に使用されている楽曲としては「春泥棒」「藍二乗」「あの夏に咲け」「だから音楽をやめた」などですね。


これが本当に癖になりますよね。ペンタトニックスケールというと“日本人好みのスケール”と言われることもあり、演歌なんかでは積極的に使用されます。

また、一般的なスケールと違って5音しか使わないので、良い意味でシンプルで使い勝手がよく、耳に残りやすいという特徴もあります。すこし哀愁も感じれる響きですよね。

これがヨルシカのポップで切ない雰囲気を感じさせる1つの要素ではないでしょうか。

上行進行によるシンプルなコード進行

コード進行についてですが、個人的に多いなーと感じるのが上行進行から始まるコード進行です。特にⅣ→Ⅴ→Ⅵm(456)やⅣ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲ(4563)、Ⅳ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅰ(4561)という進行ですね。

使用されている楽曲の例

使用されている楽曲としては「爆弾魔」「だから僕は音楽を辞めた」「春泥棒」「雲と幽霊」などなど…。Aメロやサビで多いですね。

ゆったりとした中に、上行進行特有の高揚感みたいなものが感じされるかと思います。ちなみにヨルシカの楽曲のコード進行をザッとまとめてみるとこんな感じ。

楽曲コード進行
春泥棒Aメロ:4563
藍二乗冒頭:456
サビ:4563
だから僕は音楽を辞めたAメロ:456
夕凪、某、花惑いAメロ:456
サビ:456(転調)
夜紛いサビ:4563
五月は花緑青の窓辺からAメロ:4563
サビ:4563
純透明少年サビ:4563
雲と幽霊サビ:4563
爆弾魔Aメロ:456
サビ:4563
パレードAメロ:456
Bメロ:456
サビ:456
サビ:4561
心に穴が空いたAメロ:456
雨とカプチーノAメロ:4561

上行進行がきっかけのコードが多いですよね。シンプルなコード進行の中でメロディやフレーズを聴かせる。といった楽曲展開がヨルシカの魅力だと思います。

 456、4563、4561進行に加えて、王道進行(4536)を使用した楽曲もかなり多いです。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は ヨルシカの楽曲について分析してみました。非常にキャッチ―で耳に残る楽曲がたくさんありますよね。

ここでは詳しく紹介できなかったですが「雨とカプチーノ」という楽曲は、サビの転調やコードとメロディのぶつかりなど非常に素晴らしい曲なので聴いてみてください。


参考になれば幸いです。


では!

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だっとさん
ピアノ、ギター、作曲をする音楽家。ポップス、ロック、アニソン、ボカロなどの楽曲分析、音楽理論、DTM、ギター機材関連の情報を発信! Youtubeでも動画配信しているので見てね!

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