名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ゴッホ 「アルルの寝室」 平凡な絵の中にセックスが充満している

台風一過の後始末に時間を取られる。倒れたニンジン・黒大豆を立ち上げて土寄せ、トマト・ピーマンは倒れたまま終了、少し壊れた農機具小屋と吹き飛んだビニールハウスの天板はこれから時間を掛けて直して行く予定。

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの寝室」 1888年 ゴッホ美術館

この絵は昔から知っている。美術関係の本には必ず載っている。弟の仕送りでアルルに部屋を借り暮らしていた時の当時を知る事の出来る絵であるが、それ以外にどこが良くて大事にされてきたのだろうか。青い壁・黄色い家具・茶色い床、これらの色彩がこれまでの絵画に無い新鮮な発色をしているから? 考えてみると不思議である。

何の変哲もない普通の部屋、変な配置の机と椅子、部屋の内側に開いている窓(普通外側に開かないか)、何かおかしい。ベッドの枕は二つ(ゴーギャンと一緒に住むのはこの少し後であり、一人暮らしのはずでは?)(ゴーギャンとの暮らしであっても男同士枕を並べては寝ないだろう)。ベッドの上の赤い塊は何か。掛け布団?ベッドカバー?確かにこの赤があるおかげで絵全体がカラフルになって楽しいが、その為だけの物か。 f:id:curlchigasaki:20190916190939p:plain

壁に掛かっている絵を四つ詳しく見てみた。どの絵もじっと見続けて行くと次第に見えて来た。大蛇が人間を襲っている図である。左から二番目と四番目の絵では明らかに人間が喰われている図になっている。

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ベッドの上の赤い塊は、絵具の盛り上がりを辿ってみると人間の塊になっている(右のイラスト)。また赤い塊全体で見るとこれが大蛇の頭である。口先に黄色い小さな人間が咥えられているように見える。

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ベッドの裏側の板にもその濃淡の中に人間の形が辿れる。どうやら後背位での性行為をしているらしい。しかもその後ろからさらに覆いかぶさる人間が見える。二組の性行為の見間違いだろうか。

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ベッドの向こうの壁に三連のハンガーがあり、その真ん中の一つを拡大してみた。絵具のチューブをそのままキャンバスに擦り付けた様な感じがする。そんな大胆な描き方であっても不思議と蛇の形が描けている。上の図の左端には蛇が何かを咥えているのが分かる。この蛇が胴体を伸ばし壁にとぐろを巻いているのだが、この胴体の途中が蛇の頭であると見る事も出来る。右に頭を向けた人間を咥えている。またはじめ蛇の頭に見えた部分はしゃがみこんだまま横になった人間に見える。

乱暴に絵具を置いているだけに見えるこのタッチも何かより進んだコンピュータソフトによって画像処理された物であると思える。

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机の上には何が置かれているのか。花瓶・洗面器・酒瓶・竹籠のように見えるが、詳細に見て見ると、小さな人間がたくさん置かれている。瓶や籠はそれぞれ人間で出来ている。籠の中に並べられた人間が悲しい。

その他机全体が人間、または蛇の形で作られているようである。PhotoShopの進化系で「蛇」・「人間」の二つどちらにも見える画像が作られたのだろうか。

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画面上半分。ほとんどの部分が人間の身体の線を隠していた。同時に蛇の輪郭線も辿ることが出来、その蛇の口の所に人間がいるようになっている。つまりどこもかしこも蛇が人間を喰う事を示唆しているらしい。また人間同士重なって子作りし、出産して繁殖している事をも示している。ベッドに枕が二つあるのもセックスを奨励する為か。

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画面下半分。床の濃淡を強調しじっと見続けるとこんな絵が見えて来た。床面には人間の子作り現場がこれでもかと描かれている。

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左が元絵。右が全体図イラスト。

この何の変哲もない部屋の絵はセックスで満ちている。出産も描かれている。大蛇による食人も隠されている。この絵が珍重されるのにはこんな訳があった。こういう隠し絵がいかに巧みに隠されているかが名画たる所以なのだろう。そしてこれに気付いていながら「色が素晴らしい・・」「印象派だから・・」「ゴッホの狂気じみた孤独が・・」等色々と評論する人たちは蛇の仲間であろう。絵を高値で取引し、いかにも価値ある絵だと知らせ、教科書にも載せる。すべてこういう絵をたくさんの人間に見せるための所作である。そして人間を洗脳する。「・・・・産めよ。増えよ。地に満ちよ。」

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ゴッホの絵はセザンヌと共にとりわけセックスを強調した物が多い気がする。

上図左は巨大蛇による食人の図。黄色い人間を青い蛇・緑の蛇が喰っている。大きく見ると巨大な赤い蛇も喰っている。

上図右はセックス図。赤い女が後ろ向きの四つん這いでいる。青い男がその後ろから襲っている。奥が透ける画法で描かれているからお互いに重なっても、例えば女の尻の輪郭が辿れる。男のやたら大きな男性器(ベッドの上にあった赤い塊)が女性器に挿入されようとしている。時間的におかしいが女は出産をしている。

 

この絵には苦労した。大きく見ようとしても中々見えてこない。眼を細めたりして時間を掛けて、腹に気合を入れて等多角的に見たがここまでであった。間違ってみた所もあるに違いない。まだ分からない事が多い。だが自分の眼を信じたい。自分の眼で見た事だけが真実なのだ。