声優、アーティストとして活動の幅を広げる早見沙織さん。6月公開の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」で、キンモク星系のセーラー戦士、セーラースターメイカー/大気光(タイキコウ)を演じています。「美少女戦士セーラームーン」への“特別”な思いと、ご自身の活動についてお聞きしました。


──シリーズ最終章となる劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」へのご出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

早見 まさか自分があの「美少女戦士セーラームーン」に携われる日がくるなんて……と、うれしすぎて信じられない気持ちでした。

 オーディションを受けさせていただくことになって、自分のなかではそれだけでもう、人生のいい記念になったと思っていたくらいで、大気光役に決まったとお知らせをいただいた時は、本当に驚きました。

──早見さんにとって「美少女戦士セーラームーン」はどんな存在だったのでしょうか。

早見 かけがえのない存在です。子供の頃、テレビでアニメを見てよく友達と「セーラームーンごっこ」をして遊んでいました。誕生日やクリスマスには、コンパクトや変身ロッドといったセーラームーングッズをねだって買ってもらっていましたね。でも好きすぎて、壊れちゃうと嫌だからせっかく買ってもらったグッズもあまり使えないんですよ(笑)。「美少女戦士セーラームーン」はそんな幼少期の思い出や自分自身の成長とも強く結びついているので、「好き」という次元を超えた、ちょっと特別な存在ですね。

──どんなところがいちばんお好きだったんですか?

早見 全部です。でもそのなかで特に、と言われたら変身シーンがすごく好きでした。身体がキラキラ〜ッとミラクルな感じになって、パーン! と弾けるような音とともにセーラー戦士のコスチュームができていくのがすごくきれいでかっこよくて、いつも「わ~、すてきだな」という気持ちで見ていました。

2023.06.09(金)
文=相澤洋美
撮影=杉山秀樹