Text by Mitsuru Nakayama
この連載「ゼロから始める“実践”海外進出」は、海外進出を考えはじめた経営者に対して「進出までのステップ」をお伝えするものです。最初から読む方はこちら。
本連載ではここまで現地渡航前に、日本にいながらにして可能な確認事項・準備を中心に説明してきました。一般的に思われがちな、「まずは現地視察」と考えて準備をあまりせずに訪問するのとは違い、国別の仮説ができ、製品・サービスを現地で提供できる目途が立った時点で訪問することが重要です。
訪問するにあたって、改めて以下の点を確認して訪問の方針を整理しましょう。
1. 現地視察の意義
現地視察の最大の利点は、市場の実態を直接体感することにあります。書類上の数字や報告書では伝わらない空気感、文化、消費者の行動パターンなど、現地の生の声や状況を肌で感じることができるように、現地での活動を具体的にしておくことが重要です。
2. 滞在期間の重要性
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ゼロから始める“実践”海外進出
19
実際に現地視察に出かけたら「進出候補国」のどこに注目するべきか18
綿密な現地視察で“理想化された仮説”を現実に近づけよう17
製品を進出候補国に持ち込むことで「解像度」が格段に上がる16
輸出のトライアルによって「より質の高い情報」を手に入れよう15
ビジネスモデルの仮説構築は「7つのステップ」で解決できる14
海外で展開する製品・サービスやビジネスモデルの仮説はこうして構築しよう13
提携パートナー選びで失敗しないように、面談では「3つのポイント」をチェックしよう12
日本から海外の提携パートナーを探すのに役立つ“厳選”ビジネスデータベース11
国別の情報収集は「ジェトロ」のレポートやネットワークを最大限に活用しよう10
無料で公開されている国別のマクロデータでも「進出候補国」はここまで絞り込める
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