京都 受継いだ味 芋棒の煮付けの画像

Description

京都ではお正月にはかかせない、手の込んだ深い味わいの煮付け。高級料理として珍重され家族みんなにも大人気の冬料理のご馳走。

材料

真鱈のカット棒鱈(乾燥したもの、助惣鱈でも可)
300g
海老芋または里芋
中6個位
醤油
大さじ5
大さじ5
みりん
大さじ3
砂糖
大さじ5
大さじ2

作り方

  1. 1

    写真

    棒鱈を12時間程水につけて戻す。途中数回水を変える。棒鱈は通常真鱈を使うが、今回は助惣鱈で代用。

  2. 2

    水から一煮立ちするまで、茹でこぼし、湯は捨てる。

  3. 3

    かぶるくらいに水を入れ、落とし蓋をして2〜3時間、超弱火で煮込む。途中アクを取る。(水はあまりなくならない)

  4. 4

    皮をむいた芋をボールに入れ塩を振り揉んでぬめりを取る。水洗い後、水をかぶる位入れ3分程茹で流水で洗い大きめに切っておく。

  5. 5

    海老芋の場合はアクが強いので(4)の手順で下処理する際、厚めに皮をむいた後、水に30分程さらしてから塩揉みする。

  6. 6

    (3)に醤油、酒、砂糖を加え30分程煮込む。

  7. 7

    (6)に芋を入れ、更に20分ほど煮込む。最後に照りを出す為みりんを加え、火を止める。

  8. 8

    そのままゆっくり冷まして、味を含ませる。

コツ・ポイント

関西以外では、真鱈の棒鱈や、水で戻したものはなかなか手に入らないので、乾燥した助惣鱈でも充分代用できます。
調味料の量は表記した量にとらわれず好みで調整してください。
骨まで食べられる程柔らかくなるので、下処理で骨を取る必要はありません。

このレシピの生い立ち

京都の伝統料理の覚書として、代々受け継いだ味を綴っていこうと思いました。
レシピID : 5054005 公開日 : 18/04/30 更新日 : 18/05/07

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