英語の勉強は何から始める？ 英会話初心者向けに勉強方法を徹底解説

英会話の勉強方法は何から始める？

まずは、英会話を習得するにあたりどんな勉強から始めるべきか解説しまます。

インプット学習に集中する

細かい勉強法の是非を取り上げる前に、まず始めたい学習があります。それは、インプットに徹した学習です。
インプットとは、リスニング、文法、英単語、発音などを覚えていく、身につけていく行為を指します。

インプットに対し、自分の考えや気持ちを英語で話すことはアウトプットです。
英会話などを始めるとき、とりあえず英語を発してみるというようなアウトプットの学習に目が行きがちです。

しかし、英語を発しているだけでは、英語の構造を理解することはできません。このような状態では、どれだけ英会話に通っても、実戦の場面では“何も話せない”という状況に陥ってしまいます。

英語学習を上達させるためには、音読して発音を覚えたり、文法を覚えたりするインプットの学びが必要です。

インプットの学びで基礎知識が増えれば、ただ先生の言っていることをなぞるだけの英会話ではなく、自分で考えたことが言える英会話ができるようになるでしょう。

隙間時間を活用する

英会話は一長一短で身に付くものではありません。
帰宅後のリラックスタイムや就寝前などの隙間時間を活用し、英語に触れることが大切です。

単語を覚える、英語の動画を見る、英会話習得用のアプリで発音の練習をするなど、隙間時間を活用して取り組める英会話学習は色々とあります。
また最近では5分からレッスンを受けられる英会話スクールもあります。

ちょっとした隙間時間も英会話学習に費やすことで、英会話習得のスピードはグッと高まるでしょう。

独学・スクールなど自分にあった勉強方法を見つける

英会話学習の方法は人それぞれです。
独学・スクール・通信講座など様々な学習法の中から自分に合った学習法を見つけることが、英会話習得への近道です。
英会話の勉強に取り組む際は、自分に合う学習法を探してみましょう。

また「思うような成果が得られない」と感じている人は、今の学習法が自分に合っていないのかもしれません。他の学習法に切り替えることで、学習効率が大きく変わる場合もあります。
スキルの伸び悩みを感じている人や学習成果が目に見えて現れない人は、他の学習法を検討しましょう。

迷っている方は金額面からも始めやすいオンライン英会話から始めてみるのもおすすめです。

忙しい社会人や主婦向けのおすすめの英会話学習法

忙しい毎日の中で英会話学習に取り組むのは大変なことですが、以下の手順で進めると身につきやすくなります。

• ステップ1：英語学習の習慣化
• ステップ2：基本の英単語や文法の習得
• ステップ3：アウトプット

まず必要なのは習慣化です。毎日同じ時間に取り組むようにするとよいでしょう。1回の学習時間を短く設定し、無理なく続けられるようにするのもポイントです。

基本の英単語や文法とは、中学英語レベルの内容です。1つずつ覚えるより、関連する単語をセットで覚えたり、声に出し発音と一緒に覚えたりするとよいでしょう。

アウトプットは、英語で日記をつけたり、ひとりごとのように繰り返しつぶやいたりする方法だと手軽に取り組めます。オンライン英会話でのアウトプットも効果的です。

やってはいけないNG英会話勉強方法・注意点

ここからは、上達を阻む誤った勉強法について触れていきます。インプット学習をする中でも、以下のような勉強法をしないように注意してください。

聞き流しばかり

英語に耳を慣れさせるのは悪いことではありません。耳にしないよりは、耳にしていた方がいいかもしれません。

しかし、意味のわからない単語を何度聞いても、その単語の意味がわかるようになることはないでしょう。聞き流し教材などもありますが、それだけで上達することは難しいです。英文の構造や単語の意味は、テキストや辞書などを調べて、愚直なまでに一つ一つ学んでいくことで理解できるようになります。

聞き流しをするなら、基礎的な英語学習と並行して行うようにしてください。

シャドーイングする

英語を音読することはとても意味のある勉強法です。しかし、きちんと発音できていない状態でシャドーイングしても意味がありません。なぜなら、間違った発音の仕方が身についてしまうからです。

音声を流してシャドーイングしているだけでは、発音が間違っていても指摘してくれる人がいません。よって、誤った発音が身につき、学んでも通じない英語になってしまうのです。

自主性が足りない

英語を学ぶとき「とりあえず英会話スクールへ行こう」と考える人は注意が必要です。なぜなら、英会話スクールに任せきりにしてしまい、自主性が足らず、全く話せるようにならないからです。

英会話教室は、アウトプットを練習する場。普段から積極的にインプットしていないと、基礎知識が足らずに、自分の言いたいことを英語で言うことはほぼ無理でしょう。

英会話スクールに行こうと決めたなら、インプット学習を自主的に行う努力は必須です。初心者ならいきなり英会話教室に通おうとせずに、ある程度の基礎英語を身につけてから通うといいでしょう。

初心者が英会話学習を続けるためにすべきこと

続けて英会話初心者が勉強に取り組むにあたり、準備すべきことをご紹介します。

すぐに学習に取り組めるよう環境作りから始める

英会話の勉強を始める時は、すぐに学習に取り組めるよう環境作りから行いましょう。
いざ勉強を始めようとしても勉強に取り掛かるまでに時間がかかってしまうと、士気も下がってしまいますよね。

オンライン英会話スクールへの入会を検討している場合はオンラインツールを揃えておく、スキマ時間にも英語学習に取り組めるよう学習アプリをダウンロードしておく、などの準備をしておくとスムーズに勉強を始められます。

また準備不足のまま慌てて学習をスタートすることがないため、気持ちを据えて英会話勉強に取り組めるでしょう。

自分がわかるレベルの学習を繰り返そう

英会話の勉強で大切なのは、自身の英語レベルに合わせて勉強に取り組むことです。
自身の英会話レベルよりも高い場合、会話の内容が理解できず、挫折につながってしまうこともあるかもしれません。
そのような事態にならないためにも、自分の英会話レベルを把握しておくと良いでしょう。

また確実に英会話を習得していくためには、繰り返し勉強することがポイントです。
自分がわかる英語レベルの学習を繰り返すことでしっかりと基礎から英会話を身に付けられます。結果的に確実に英会話レベルもステップアップしていくことができるでしょう。

英語学習を続ける際の注意点

英会話を勉強し始めても、最初のうちは習慣化するのが難しいでしょう。まずはすぐに学習に取り組めるよう、環境作りから始めるのがおすすめです。目的に合う英会話学習用のアプリをスマホにインストールしておけば、通勤時間や休憩中などちょっとした空き時間に勉強できます。

このとき選ぶ教材は、自分のレベルに合っていることも重要です。全体の7割くらいを理解できる教材から始めれば、「理解できた」という達成感を得られるため続けやすくなります。

同時にライフスタイルを見直し、いつもの暮らしの決まったタイミングに英会話学習の時間を取ると、学習の成果が出やすくなるでしょう。

すぐに学習に取り組めるよう、環境作りから始める

英語学習の継続には、学習しようと思ったタイミングで、すぐに取り組める環境作りが重要です。例えば学習に使っているテキストやノートを開いたまま机に置いておけば、席につくと同時に学習に取り組めます。

移動中に取り組みやすいよう、スマホに英語学習用のアプリを入れておくのもおすすめです。

自分のレベルに合っている教材を選ぶ

「理解できる」「続けられそう」という実感を得るためにも、学習用の教材は7割程度理解できるものを選ぶのがよいでしょう。少しずつ難しい内容へステップアップすることで、達成感を得ながら継続できます。

インプットだけでなくアウトプットも行う

効率的に英語を勉強するためには、インプットとアウトプットを繰り返し行うことが大切です。アウトプットを前提としたインプットを習慣化することで、より効率よく学べます。インプットとアウトプットの繰り返しが重要視されるのは、インプットしないと基礎知識は増えず、アウトプットしないとただの知識で終わってしまい使えるようにならないからです。インプットした知識を無駄にしないためには、実際に活用してみるといいでしょう。アウトプットを意識したインプットでは、目的を持たずインプットする場合よりも、モチベーションを高める効果も期待できます。

おすすめの英会話勉強方法

ここからは、インプット学習の中でもぜひ試して欲しいおすすめの勉強法についてご紹介します。

発音の基礎練習を徹底する

学生の頃に習ったからと軽く考えず、発音の基礎練習を一からやり直しましょう。特に、日本人が苦手とするRやTHの発音を徹底的に練習するのをおすすめします。

発音練習は、英会話教室の先生の口の動きを観察し、真似てみると上達がはやくなります。英会話教室の場合は先生が発音のチェックもしてくれるため、間違った発音を反復することなく、正しい発音へと是正できるのが利点です。

もし、英会話教室へ通えないようであれば、動画教材などを活用して、口の動きを注視しましょう。発音練習は耳だけで確認せず、動画で動きをチェックすることが大切。録画して自分の発音を客観的に確かめてみるのも、いい改善のヒントになるかもしれません。
参考：英語発音アプリ

中学英語の単語をマスターする

現在、中学生の習得単語数は1,600〜1,800語と言われています。教科書などの改訂で以前より倍近く単語数が増えていると言われますが、中学生で習う英単語が分かれば、日常的な会話表現に困ることはありません。

まずは中学英語で習う単語をマスターすることを目指しましょう。

文法では語順を意識する

文法というと、現在形や過去形などの文法の決まりや、イディオムなどを思い浮かべる人が多いかも知れません。

しかし、英文法を学ぶ時には細かい決まりを習っていくより、正しい語順に並べていくトレーニングが役立ちます。

群動詞やイディオムなどは、実際の英文では主語や目的語、時制などの影響を受けて形が変化することがあります。その時にお決まりの基本形が頭に浮かばないと、実用的に使えないことも少なくありません。

英語と日本語の文法の違いは、SVOやSVCなどの語順です。そのため、まずはその語順に慣れて、感覚的に英文に慣れることで、細かい文法やイディオムなどが覚えられるようになります。

語順を並べ替えるワークなどを通して、英文の感覚を身につけるのがおすすめです。

リスニングやリーディングを中心に鍛える

単語の発音や英文に慣れたら、リスニングとリーディングを強化します。一般的には、正しく発音できる単語は正しく聞き取ることができると言われており、リスニングとリーディングは相互的に強化できる関係性にあります。

リスニングはニュース番組やドラマなどを見て、ひたすら耳で聞き取ることを練習していきましょう。字幕などには頼らず、聞き取れた単語をメモしていきます。リスニングをしたら、今度は自分で読んでみて、リスニングとリーディングの精度を高めていきます。

最低でも1日5分は勉強する

英会話の上達を目指すなら、必ず1日5分は学ぶことを計画に入れてください。英語は日々の積み重ねで上達します。継続なくして上達はありません。

アプリやスクールなど多種多様な教材を利用する

英会話の基礎力を身に付けるには、発音・文法・語彙・リスニング・ライティングなど、さまざまな力を身に付ける必要があります。一つの教材では必要な学習を全てカバーするのは難しいため、書籍・アプリ・スクールなどさまざまな教材を活用しましょう。

英語の技能別の勉強方法

英語を聞く・話す・読む・書く能力を伸ばすためには、1つの技能を集中的に勉強する方法もおすすめです。とはいえ、どれかに偏った勉強をするのではなく、あくまでも苦手な分野を重点的に学ぶイメージで行いましょう。

リスニング力

リスニング力が足りないと感じている人は、語彙力や文法力の不足、アクセントや会話の背景に関する理解不足が原因の可能性が高いです。リスニング力を伸ばしたいのならば、つまづいている原因を知ったうえで、原因に合った勉強方法を試すといいでしょう。

語彙力が原因の場合は、覚えた単語をアウトプットする機会を設ける勉強方法が、文法力が原因の場合は、学んだ知識を正しいかどうか確かめられる環境を用意するのがおすすめです。アクセントに課題があるのであれば、ネイティブや非ネイティブを含む大勢の人と英語で話してみましょう。会話の背景を理解できていない人は、ドラマや映画、現地の本を参考にしてみてください。

スピーキング力

スピーキング力を伸ばすためには、ベースとなる語彙力や文法理解が求められます。通常の会話レベルに必要な語彙や文法は、中学レベルや英検3級レベル(1,800語)で十分でしょう。とはいえ、スムーズに英語で話すためには、インプットだけではなくアウトプットも必要です。シャドーイングをして口がスムーズに動くようにしたり、何でも英語ならどう言うのか考えたりしてみるといいでしょう。オンライン英会話などでインプットした知識を実際につかってみる方法も有効です。とにかく口に出してたくさんアウトプットしてみましょう。
参考：シャドーイング教材
参考：シャドーイングアプリ

リーディング力

リーディング力を伸ばしたいのであれば、スラッシュリーディングを試してみてください。スラッシュリーディングとは、意味のまとまりで文章を区切って読む勉強方法です。スラッシュリーディングを行うと、英語を理解するスピードが早くなり、リスニング力のアップも期待できます。反復練習をすれば、さらにリーディング力を向上させることが可能です。スラッシュリーディングは、オンライン英会話と組み合わせるとより効率的に学べます。

ライティング力

ライティング力は、英語でメールや資料作成を行う人は特に身につけたい技能です。ライティング力を伸ばす勉強方法は、インプットした英単語を定着させる効果も期待できます。ライティング力を伸ばしたいのであれば、英文法を復習したり、日本語の文章を英訳したり、英文を書き写したりする勉強方法が効果的です。さまざまな英文を読んだり英語で日記を書いたりすることを習慣化すれば、よりライティング力が伸びやすくなります。そして最も大切なのが、第三者に添削してもらうこと。自分が書いた文章を添削してもらうことにより、間違いに気づくことができ、正しいライティング力が身につきます。

英会話を独学で勉強するのは限界があるためスクールでの学習も検討すべき

独学で英会話を学ぶとき、必要な文法や語彙を覚え発音を練習するインプットは、比較的取り組みやすい学習です。ただし英会話はインプットのみ行っていても上達しにくいでしょう。

覚えた文法や語彙を使い、実際に会話するアウトプットを組み合わせることで、必要なときに使える英会話を習得できます。独学では作りにくいアウトプットの機会を用意するには、英会話スクールの活用がおすすめです。
ビジネスで英語を使い方には英語コーチングの利用がおすすめです。

英語がペラペラになるまでに何年くらいかかるのか

一般的に、社会人が英語をペラペラ話せるようになるには、約3,000時間かかると言われています。中学校と高校3年間で、英語を約1,000時間学んでいるため、残りは約2,000時間です。文部科学省の定める学習指導要領では、中学校で約400時間、高校3年間で約600時間が英語の授業に充てられています。

英語がペラペラになるまでに2,000時間必要だと仮定した場合、1日3時間毎日勉強を行ったとしても、約2年(22カ月間)かかる計算です。約2年かかるというのは、あくまでも目安であり、絶対ではありません。外国人と簡単なコミュニケーションをとることが目的ならば、500～1,000時間程度を目標に勉強するといいでしょう。

参考：日本人の英語学習時間について
参考：英語を話せるようになるには？

英会話勉強ができるスクールおすすめ8選

英会話の学習は、オンライン英会話スクールでアウトプットするのもおすすめの方法です。
ここでは、おすすめのオンライン英会話をご紹介します。

ビズメイツ

ビジネスシーンで使うための英語を学ぶなら、ビズメイツがおすすめです。ビジネス経験者のトレーナーによる指導で、ビジネスシーンにふさわしい英語表現を身につけられます。

メール添削、プレゼン練習、面接対策など、課題を持ち込みレッスンで解決できるのも特徴。仕事をする上で今抱えている困りごとを、すぐに解消できます。

継続しやすい仕組みが整っているのもポイント。5:00～25:00の間に受けられるレッスンは、5分前まで予約可能なため、空き時間ができたときにさっと取り組めます。継続することで料金が割引される特典が用意されているのもうれしい点です。

イーオン

イーオンは通学にもオンラインにも対応している英会話スクールです。通学できるスクールは47都道府県に250校以上あるため、通いやすいスクールが見つかるでしょう。

4種類のレッスンが用意されていて、まずは気軽に習ってみたいという人にも、目的に合わせて必要な英語力を身につけたいという人にも向いているのも特徴です。

場所や時間の制限を受けずにレッスンを受講するなら、オンラインを選ぶとよいでしょう。レッスン開始20分前まで予約できるため、急きょ時間が取れたという場合にも利用できます。

ハツオン

文法や単語から学ぶのではなく、正しい発音の仕方を習得するところから始めるのがハツオンの特徴です。ネイティブの発生方法や口の使い方を繰り返し練習し、英語の正しい音を身に付けることで、聞き取りもスムーズにできるようになっていく独自メソッドで学習が進みます。

プロ英会話講師と日本人英語トレーナーによる2人体制の学習指導を受けられるのも特徴です。プロ英会話講師が実践練習を、日本時英語トレーナーが確認とフィードバックを行うことで、効率的に学習できます。楽しく意欲的に続けられるよう、一人ひとりに合うオーダーメイドのカリキュラムを作成しているのもハツオンならではです。

DMM英会話

世界121カ国の講師と、24時間365日いつでもレッスンができるのは、DMM英会話です。パソコン・スマートフォン・タブレットなどのデバイスとインターネット環境があれば、いつでもどこでも受講OK。初心者から上級者向けまで教材も豊富にそろっていて、自分のレベルに合わせて英会話レッスンを受けられます。

料金は、1回25分間のレッスンを毎日受けられるコースで、スタンダードプラン月額7,900円（税込）。ネイティブ・日本人講師を含むプラスネイティブプラン月額19,880円（税込）です。

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプは、レッスン回数が無制限、24時間365日いつでもどこでもレッスン可能、世界130カ国以上の講師からレッスンを受けられることなどが特長のスクール。英語を4倍のスピードで習得できると言われるカランメソッドで学ぶことができて、効率的にスピーキングを身につけたい方におすすめです。
学習方法や教材など、英語学習の困りごとは日本人カウンセラーが対応。チャットだけでなく、レッスンのように直接顔を見ながら相談できる予約カウンセリングもあるため、お悩みも解決しやすいでしょう。

料金は月額6,480円（税込み）で、家族が入会する場合は一人あたり月額1,980円（税込み）。ご家族数人で学んでも家計への負担もかけにくいのが嬉しいですね。

ECCオンラインレッスン 

ECCオンラインレッスンは、英会話事業を幅広く展開するECCグループが提供するスクールです。

講師への研修時間は100時間以上かけており、質の高いレッスンが魅力。
またECCオンラインレッスンで提供される教材は、日本人用に設計されています。

レッスンではレベルに応じた教材を使用するため、日本人が苦手に感じやすい発音の基礎から1ステップずつ英会話を習得していくことができるでしょう。

学研のオンライン英会話Kimini

教材や通信教育などで有名な学研が展開するのは、学研のオンライン英会話Kiminiです。フィリピン人講師と6時〜24時の間で、いつでもマンツーマンレッスンを受けられます。学研監修の教材で学べるのが特長で、コース展開も英語学習初心者から日常英会話、ビジネス英会話、資格取得など豊富。予習・復習の課題もあり、授業の前後に取り組むことで、より効率的に英会話力も向上できるでしょう。

料金は毎日25分間のレッスンを受けられるスタンダードプランで、月額6,380円（税込み）。無料体験も10日間と長めなので、しっかりお試しできます。

トライズ 

トライズは、受講者1人ひとりに合わせたフルカスタマイズカリキュラムを提供する英会話スクールです。講師を担当するのは、高い英語力とコーチング力を兼ね備えた専属コンサルタント。
第二言語習得論に基づいたアウトプット中心のレッスンを通じ、実戦的な英語力を身につけます。

また同スクールの特徴は、効率性。
英語初心者でありながらも、1年間で複雑な議論ができるまでの上達を目指します。

忙しいビジネスマンはもちろん、副業に英語を活かしたい人や、就活や留学に向けて英語を習得したい学生など、とにかく効果と即効性を求める人にはピッタリのスクールでしょう。

英語の勉強におすすめのアプリ

英語の勉強にアプリを活用したい人は、以下のアプリがおすすめです。

• TED
• 英語アプリ mikan
• ネイティブキャンプ
• スタディサプリENGLISH

すべて使う必要はないので、興味があるものや自分の学び方に合うアプリのみ活用してみてください。

TEDでは、科学やテクノロジー、デザインなど、さまざまな分野のプレゼンテーションを自由に閲覧できます。ほとんどのプレゼンテーション英語と日本語を字幕表示できるため、初心者でも学びやすいでしょう。

英語アプリ mikanは、約10万もの英単語を収録しているアプリです。700万人以上にダウンロードされており、学生から社会人まで幅広く楽しめる仕様になっています。すべての単語の発音チェックができるので、リスニング力も向上させられるでしょう。

ネイティブキャンプは、英語学習に必要な機能がオールマイティに備わったアプリです。英会話スクールに通うことなく、レッスンに関わるすべてをアプリ上で行えます。世界120カ国以上の人とレッスンできるのが特徴です。有料のアプリですが、無料でお試しすることもできます。

スタディサプリENGLISHは、英語力を短期間で身につけられるアプリです。1レッスン3分と短いので、すき間時間を利用して気軽に学べます。TOEIC対策コースやビジネス英語に特化したコースもあります。

英会話のアウトプットのスキルは日記で鍛える

さて、インプット学習をいくらか積んできたら、アウトプット学習も深めていきましょう。
自分の気持ちや、経験したことを話す練習をするなら、日記が最適です。分からない単語を調べながら書き留めることで、英語の表現の幅が増えていきます。

毎日1文だけでもいいので、英文を書くことが確かなスキルにつながります。
もちろん、オンライン英会話トレーニングするのもOKですが、事前に言いたいことをまとめて、ポイントとなる表現を調べておくといいでしょう。

英会話の勉強に関するよくある質問

ここでは、英会話の勉強に関するよくある質問を紹介します。

英語がペラペラになるまで何年かかるのか？

ネイティブスピーカーと流暢にコミュニケーションが取れるようになるためには、一般的に3,000時間必要と言われています。

しかし文部科学省の学習指導要領における英語授業の時間は、中学校で約400時間・高校3年間で約600時間。高校卒業までに約1,000時間の英語勉強に取り組みますが、必要とされる学習時間に満たないことが分かります。
残りの2000時間を補填しようと思うと、1日3時間の勉強を続けた場合、約2年間の学習期間が必要です。

ただあくまでも上記は、流暢な会話を目標に置く場合です。
必要単語数が少ないビジネス英語や簡単なコミュニケーションだけで良い場合は、1000時間程度の勉強でも英語での会話を実現できるでしょう。

英語は1年でどれくらい上達する？

英会話の勉強に取り組む本気度や濃度にもよりますが、1年間1日3時間の勉強に取り組んだ場合、ネイティブスピーカーの話していることを理解できたり、自分の意思を伝えられるようになるでしょう。

さらに英語コーチングを利用したり、海外留学などをした場合、より一層の成長が期待できるでしょう。
1年間だけでも本気で取り組めば、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションも可能になります。

英語が話せるようになりたいと考えている人は、まず1年間だけでも本気で英語学習に取り組んでみてはいかがでしょうか。

英会話の勉強は何から始めればいい？

英会話の勉強を始める際は、まず基礎をしっかり固めておくことが大切です。
基礎的な文法や単語知識がない状態では、インプットもアウトプットもできません。最低でも中学1年生～3年生で習う文法、出てくる単語は理解できている状態にしておく必要があります。

英語に自信がない人や英語に苦手意識がある人は、まずは中学英語から勉強し直しましょう。
基礎を固めておくことが英会話上達の一番の近道です。

英会話の勉強はまずどこから？

英会話の勉強を始めるときには、まず中学校レベルの単語や文法を学びましょう。基礎的なことを押さえていない状態でインプットやアウトプットに取り組んでもうまくいきません。

効果的に学習するなら、「基礎知識の習得→リーディング・リスニング→書く・話す」の順番に進めるのがおすすめです。

英語を身につけるために留学はした方がいい？

結論から言うと、留学をして英語を使う環境に身をおけば、英語学習はより進みやすくなるでしょう。時間や予算に余裕がある人であれば、留学をおすすめします。留学でよりスムーズに英語を身につけるためには、留学前に英語の基礎をインプットしておくことが大切です。英語の知識が足りない状態で留学すると、「留学したけど授業についていけない」「英語が全く身につかなかった」という事態になりかねません。

英語の勉強方法は何から始めるのかまとめ

英会話を始めよう！と思ったら、まずは「話す」ことよりもインプットの学びに積極的に取り組みましょう。中学生で学ぶ英単語をマスターし、リスニングやリーディングに力を入れれば、今からでも十分英会話スキルは身につきます。毎日5分でも学んでいくことが上達にとって重要になるため、英会話教室に通いながら学びを習慣づけられると効率的です。