奇跡のフルーツ「ビワ」の葉をつかった
からだと美容にうれしいノンカフェインのお茶です

南知多町とビワの歴史

東海岸側の大井地区では昭和初期から、養蚕の不振や米価の
暴落を補うために、山を開墾してビワを植栽し始めました。
昭和9・10年の2年間で、知多郡農会の技師らの指導を得て進められました。
農家の方々の知恵と努力で順調に売り上げもでき始めましたが、
昭和34年の伊勢湾台風によって甚大な被害を受け、生産は衰退して
いきましたが、昭和48年南知多町内3地区の農協が合併し、
翌年にはビワ部会を設立。
昭和55年から南知多町国営農地開発事業に伴い、
大規模なビワ植栽が進められました。
しかし、農地を分譲して事業を進めようとしたものの、
ビワ栽培の技術が高まる前に、収穫前の摘花・摘蕾・袋分けの手間や
年間を通しての枝の剪定などの労働の多さに苦慮し始めました。
田植えの時期と重なる収穫時期も労働力の分散となりました。
その上、収穫をしようとする直前にカラスやハクビシンに
果実を食べらてしまうという鳥獣被害に遭い、
生産および収穫意欲が激減してしまいました。
そのため、せっかく事業着手したものの、ブランディングするに
至らなかった歴史がありました。
（ 出典／株式会社みなみちたフルーツ発行「奇跡のフルーツビワ物語」）

ビワとの出会いで大きく運命が動き出す

びわの葉茶の販売元である
株式会社みなみちたフルーツの代表取締役 林浩子さんは
南知多町に住み始めて35年、自然の美しさと地産地消が
可能な食のおいしさに魅了し続けられてきました。
とはいえ、ビワの産地だということを知ったのは
南知多町観光協会が地産のお土産品として開発した
「びわ茶」と「びわ石鹸」があったからでした。
お茶のおいしさと、石鹸の良さに感動し、
ビワに興味を持つことに。
それから3年後にお茶と石鹸の事業が打ち切られると知り
「自分が使うこの石鹸がなくなるのは困る！」と
観光協会に許可を得て、事業を引き継ぐことになりました。
それほどに「必要性と使命」を感じさせてくれるものだったそうです。

南知多町の未来のために
商品を愛してくれている人たちのために…

株式会社みなみちたフルーツが始めた
耕作放棄された畑を借りてはじめた農薬を散布しない、
化学肥料も与えない、自然の力を信じての農法に
周辺の先輩農家さんたちからは心配の声もありましたが
徐々に力を取り戻していく畑でビワの木も元気になり、
よりおいしいビワの実がつくようになっていきました。

現在は高齢化していく農家さんたちと将来を語りながら
お預かりする畑も増えています。
事業に携わる人も、商品を愛してくれる方もどんどん
増えていっています。
これからもビワの良さを語りづづけていきたいと話す林さん。
「人生100年時代、できれば、家族や友達とずっと笑顔で
過ごしたいもの。ビワを生活に取り入れて、幸せで
健康な人生を送りましょう」

【仕様】
〇内容量／ティーパック（2ｇ）×5袋 ／10ｇ
〇原材料／びわの葉（愛知県産）
〇賞味期限／製造から24ヵ月
〇保存方法／高温多湿を避けて保存
〇販売元／株式会社みなみちたフルーツ
愛知県知多郡南知多町大字内海字亥新田99番1