意外と知らない卵と鶏肉のこと Q&A

意外と知らない卵と鶏肉のこと Q&A

わたしたちに身近な食品である、卵と鶏肉。そんな卵と鶏肉について、意外と知らないことも多いのではないでしょうか?
今回は、エフコープ組合員のみなさんから寄せられる、卵と鶏肉に関する素朴な疑問にお答えします!

赤い卵と白い卵、どちらの栄養価が高いの?


A.    殻の色が違っても、栄養価に違いはありません。鶏の品種が違います。 
・赤色…ボリスブラウンなどの品種で、鶏の羽の色も赤。
・さくら色…品種はゴトウさくら。鶏の羽の色もさくら。
・白色…ジュリアなどの品種で、鶏の羽の色も白。

では、どうして赤い卵の方が、値段が高いのかというと、赤い鶏の方が、体が大きくえさをたくさん食べるため、費用が掛かるからです。

黄身の色は、濃い方が栄養価は高いの?

与えられた餌によって、黄身の色が違うたまご。
①飼料に着色を目的とした物質を配合した特殊卵
②『産直さくらたまご』
③飼料に玄米を4割配合した鶏のたまご。

A.黄身の色と栄養価に関連はありません。卵の黄身の色は、鶏が食べたものの色で変わります。
鶏の主食はトウモロコシ。トウモロコシの黄色い色が黄身に移行しているのです。エフコープの『産直たまご』は、えさにパプリカやマリーゴールドを加えて黄身の色を調整しています。 お米を多く食べている鶏の卵は白っぽくなりますし、例えば緑や黒の着色料をえさに混ぜて食べさせると、緑や黒の黄身の卵が生まれます。

卵を産む鶏とお肉になる鶏って、違うの?


A.卵を産む鶏とお肉になる鶏は品種が違います。

【 卵を産む鶏 】
良い卵をたくさん産むように品種を改良しています。
◎肉用より小さい。
◎生後120日から690日ぐらいまで卵を産む。

【 お肉になる鶏 】
お肉がたくさんとれるように品種を改良しています。
エフコープで取り扱っている鶏肉は、次の期間まで飼育し、出荷したものです。
◎産直若どり 生後約50日
◎南国元気鶏 生後約50日
◎みつせ鶏  生後約80日

身近な食品ですが、意外と知らないこともあったのではないでしょうか?今後の卵選びの参考などにしてください!


エフコープでは、『産直たまご』の産地であるマルイ農協など、産地との交流会を実施しています。イベント情報は、こちらでお知らせしています。
※交流会への参加は、エフコープへの加入が必要です。