「子育ての最終目標」は何ですか?
2022年5月25日
みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
ところで、皆さんの考える「子育ての最終目標」は何ですか?
「〇〇人になってほしい」「いい大学、会社に入ってほしい」など
色々あると思いますが、「~ほしい」というのは願望であり、理想です。
理想と現実は異なるため、達成できる現実的な目標というところで考えると、
子育ての最終目標は「子どもの自立」なのではないでしょうか。
「自立」とは、他の力を借りることなく、自分の力でやっていくこと。
「自律」とは、自分で考え、行動すること。
自立の3本柱は、経済的、精神的、生活的自立を指します。
この3つの自立+自律が成立した時点で本当に意味での子育てが
終了し、それまでは親の責任があるということが言えるでしょう。
では、自立を促すには、どのように育てるといいのでしょうか?
「自立する子」になるには、自分で考え、適切な判断ができ、
主体的に行動ができるようにならなければなりません。
★子育てNG
①子供の行動を管理する
②先回りして口を出す
③過度に干渉する
④過保護にする
実は、こういった親の行動が子どもの自立の妨げになっているのです。
もし、親が心配からすべて先回りをして障害を取り除いたり、
宿題やスケジュール等何から何まで管理や干渉をしたり、
何でもやってあげたりすると、
自分では何もできない子になるかもしれません…。
子育ての秘訣は「やりすぎないこと」です。
小学生になったら、自分で考え、判断をさせ、行動に責任を持たせる。
親は少し離れたところで「見守る」。
そうすれば、最終目標の「子どもの自立」を達成できるのではないでしょうか。
子どもを早く自立させれば、自分の自由な時間が増えます。
残りの人生は充分楽しみましょう♪
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。